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No.64 消防出張所の開設

更新日:2017年3月15日

広報いなぎ平成29年3月15日号掲載

上平尾地区に竣工した消防出張所は、平成29年2月1日から仮運用しており、いよいよ平成29年4月1日から本格運用を開始します。
市では従来から消防署施設に関して解決困難な課題がありました。一つは、市南西部の平尾・坂浜地区が消防署から離れており、緊急車両の到着に時間がかかること。もう一つは、市の拡大による人口増・建物棟数増に伴い消防職員定数を順次増員してきましたが、執務室・仮眠室などのスペースが限界に近づいていたことでした。
消防署の分署・出張所等の整備については、稲城市第三次長期総合計画(平成13から22年度)にも計上されていましたが、用地確保や財源の目途がたたず、先送りになっていました。
私は平成23年に市長就任以来、この課題に取り組んでまいりましたが、1期目では解決に至ることができませんでした。
この間、消防署の部分的な増築についても検討しましたが、建築基準法の改正や厳格化の関係で、現庁舎が既存不適格であることが判明し、拡張は困難であると判断しました。
こうした中、平成25年8月に稲城市消防委員会から、消防分署の早期建設着手とその候補地として上平尾地区が適当である旨の建議をいただきました。
私は2期目の選挙公約の中で、出張所の建設を最重要課題の一つに掲げ、上平尾土地区画整理事業地区内に稲城市土地開発公社及び東京都が所有する土地の換地変更等の手法により敷地を確保すべく交渉を重ね、上平尾土地区画整理組合にもご協力をいただき、1,380平方メートルの敷地を確保することができました。
ところで、市内の緊急車両到着時間については、119番の入電から現場到着まで平均で約6分との統計がありますが、平尾地区では10分を超える状況でした。今回上平尾に用地確保できたことにより、消防署本署と出張所をそれぞれ中心として緊急車両到着に6分を要する距離を半径とした円を2つ描くと、市内のほぼ全地区をカバーできるようになりました。
出張所の施設概要は、鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て・建築面積約430平方メートル・延床面積約1,107平方メートルです。大規模災害時に外部電源を喪失しても自立運用できるように、950リットルのタンクで72時間連続運転可能な自家発電設備、ガソリン1万リットルと軽油5,000リットルの自家用給油施設、10キロワットの太陽光発電パネルを設置しています。
また、これまで市には恒久的な消防訓練施設がありませんでしたが、鉄筋コンクリート造3階建て・建築面積約25平方メートル・延床面積約75平方メートルの訓練棟も併設しており、消防職員・消防団員の活用にも期待しています。
更に、市民に利用していただくため約69平方メートルの防災教室のスペースも設けております。
出張所では落成式と施設内覧会を予定しておりますので、多くの皆様のご来場をお待ちしてります(広報いなぎ3月15日号1面参照)。
出張所の完成により、今後は一層、大規模災害への備えに努めてまいります。

このページについてのお問い合わせ

稲城市 企画部 秘書広報課
東京都稲城市東長沼2111番地
電話:042-378-2111 ファクス:042-377-4781

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