テキスト版
広報いなぎ
平成30年1月1日号 1面


      
年頭にあたって
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稲城市長 高橋 勝浩

 新年あけましておめでとうございます。
 市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申しあげます。
 昨年は、1月に第45代アメリカ合衆国大統領に就任したドナルド・トランプ氏が掲げた「アメリカ第一主義(アメリカ・ファースト)」による様々な施策や、イギリスのEU離脱、アジア情勢では北朝鮮の度重なるミサイル発射実験や核開発問題など、国際情勢から目の離せない年となりました。
 また、国内に目を向ければ平成29年7月には東京都議会議員選挙で政局が大きく動き、平成29年10月の衆議院議員選挙では、稲城市において小選挙区の区割りが分割されてからの初めての選挙となりました。稲城市としましても、国や都の今後の動向を含め、刻々と変化する社会の情勢を注視し、柔軟に対応してまいります。
 さて、本市では昨年、上平尾地区に竣工した消防出張所が平成29年4月1日から本格運用を開始し、課題であった市内南西部の緊急車両到着時間の短縮が実現されました。稲城市は、今後も人口の増加が見込まれ、発展し続けるまちであります。それに伴う多様なニーズに応え、市民の皆様に優良な行政サービスが提供できるよう努めてまいります。
 日本経済は緩やかな回復基調にあるとはいえ、本市の財政は厳しい状況が続いておりますが、市民生活の安全・安心や豊かな環境を守りながら、活力あるまちづくりを進め、「ともにつくろう 笑顔あふれる 元気なまち」を合言葉に全力を尽くしてまいります。本年もよろしくお願い申し上げます。