稲城市

救急車がくるまでの応急手当(AEDを使った心肺蘇生法)

最終更新日:2020年6月1日

AEDを使った心肺蘇生法の手順を紹介します。
詳しく知りたい方には、消防署などが実施している救命講習の受講をお勧めします。

心肺蘇生法の手順

次の1から12の手順に従って心肺蘇生法を行い、救急車の到着を待ちます。

手順1 周囲の安全確認

まず周囲の状況が安全であるか確認し、傷病者に近づきます。

手順2 反応(意識)を確認する

傷病者の耳元で「大丈夫ですか」と呼びかけながら、肩を軽くたたき、反応するか確認します。

写真 反応(意識)の確認
反応(意識)の確認

手順3 助けを呼ぶ

反応が無ければ、大きな声と身振りで助けを求め、「119番通報して下さい」「AEDを持って来て下さい」と依頼をします。
協力者がいない場合は、まず自分で119番通報し、AEDが近くにある場合は取りに行きます。

写真 大声で助けを呼ぶ
大声で助けを呼ぶ

写真 119番通報とAEDの依頼
119番通報とAEDの依頼

手順4 呼吸の確認

傷病者の胸と腹部の動きをみながら、普段通りの呼吸の有無を10秒以内で確認します。
胸と腹部の動きがみられない場合や判断に迷った場合は、ただちに胸骨圧迫を開始します。

画像 呼吸の確認
呼吸の確認

手順5 胸骨圧迫

普段通りの呼吸が見られなかった場合、すぐに胸骨圧迫を行います。
胸骨圧迫の手の位置は、胸の真ん中に両手を重ねて、真上から垂直に胸が約5cm沈むまで
しっかり圧迫し1分間に100回から120回のテンポで圧迫押します。


圧迫位置


手を組み、肘を伸ばす


圧迫姿勢(真っ直ぐ、垂直に圧迫)

手順6 気道確保

片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先に当てて、頭を後ろに
そらせ、あご先を上げ、空気を肺に通しやすい姿勢にします。

画像 気道確保
気道確保

手順7 人工呼吸

気道確保をしたまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます。口を大きく開けて傷病者の口を覆い、
空気が漏れないようにして相手の胸が上がる程度に息を2回(1回につき1秒をかけて)吹き込みます。

画像 人工呼吸
人工呼吸

手順8 心肺蘇生法の継続(30対2)

胸骨圧迫を30回連続して行った後に、人工呼吸を2回行います。救急隊に引き継ぐまで、絶え間なく続けてください。

手順9 AEDの使用

AEDが到着したらケースから取り出し、傷病者の近くに置き、電源ボタンを押します。(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります)その後は音声メッセージに従って操作します。

画像 AEDの電源を入れる
電源を入れる

手順10 電極パッドを貼る

傷病者の衣類を取り除き、胸をはだけます。その時、胸に貼り薬などがあれば剥がし、汗等で胸が濡れていれば付属のタオルで拭き取ります。
電極パッドの袋を開封してシートをはがし、粘着面を胸にしっかりと貼ります。(貼り付ける位置は本体や電極パッドに絵で表示されています。)


パッド装着位置


本体や電極パッドに装着位置を記載しています

手順11.解析・電気ショックを行う

電極パッドを貼るとAEDが心電図を調べます。「体に触れないでください」と音声メッセージが流れますので、
周囲の人に離れるように注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認します。AEDが電気ショックを行う必要があると判断した場合、充電が始まります。
充電完了後、電気ショックを行う前に、再度、誰も傷病者に触れていないことを確認し、ショックボタン(点滅しているボタン)を押します。

画像 除細動の実施
解析の実施

手順12 心肺蘇生法とAEDの繰り返し

電気ショックを行った後は、ただちに心肺蘇生法を再開します。約2分後、再びAEDが自動的に心電図の解析を
行いますので、音声メッセージに従って下さい。以降は、心肺蘇生法とAEDによる心電図の解析を繰り返しながら、救急車の到着を待って下さい。

このページについてのお問い合わせ

稲城市 消防本部 警防課
電話:042-377-7119