稲城市

No.145 読売ジャイアンツ春季キャンプを視察

最終更新日:2024年3月12日

今年は初めて読売巨人軍の春季キャンプに招待されました。現地視察の趣旨は、TOKYO GIANTS TOWN構想の実現と、新GIANTS球場完成後のイベント開催のための情報収集です。
 
出発した2月1日は、午前中に市議会定例会に提出する議案調整会議を済ませてから宮崎空港に向けて出発したため、宿泊地の宮崎観光ホテルに到着したのは夕刻になりました。そこには読売巨人軍ではなくオリックス・バファローズのキャンプ参加選手が宿泊していました。
 
宮崎入り二日目は宮崎市にある「ひなた宮崎県総合運動公園」に向かい、一軍と二軍の練習を視察しました。あいにくの雨天で球場での練習が中止のため、公園内に点在する屋内練習場を見学しました。
 
読売巨人軍の今村 司社長から今シーズンの選手のコンディションについて伺いながら、キャッチボールの肩慣らしやブルペンでの投球練習を見学しました。阿部 慎之助一軍監督と桑田 真澄二軍監督にご挨拶し、取材中の高橋 由伸さんと松坂 大輔さんにもお会いできました。新GIANTS球場完成後には、ぜひ稲城市を訪問してくださいとお願いしたところ、快諾していただけました。
 
次に「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」へ向かい、宮崎市観光協会事務局の次長さんから読売巨人軍との観光連携やスタジアムの管理について説明を受け、施設の視察をしました。あいにくの天気で当日はスタジアムでの練習はありませんでしたが、多くの観光客が訪れ、模擬店やキッチンカーのスタジアムグルメを楽しんでいました。
 
読売巨人軍キャンプを迎えるために、観光協会が事務局となり「読売巨人軍宮崎協力会」が組織され、地元企業や商工会約40団体が加入し、事業収入の他、県や市からの補助金により歓迎フラッグや場内案内表示を設置している仕組みを教えていただきました。稲城市において新GIANTS球場完成後の読売巨人軍との連携方法、誘客のための事業等の参考にしていきたいと思います。
 
その後、読売巨人軍の三軍キャンプ地である都城市へ移動しました。今回の視察のもう一つの目的は、全国市長会で共に活動する池田市長からのお誘いで都城市を訪問することでした。都城市役所にて面会後に市内を案内していただきました。
 
宿泊は、中心市街地再開発事業により誘致した「ホテルテラスタ」で、その周辺に点在する真新しい子育て支援施設や図書館等を見学しました。
 
都城市は宮崎牛の産地であり、ふるさと納税額では毎年日本一を争っている裕福な自治体であり、そうした施設の充実ぶりはうらやましいかぎりです。
 
宮崎入り三日目は都城市の「高城運動公園」へ向かい、屋内運動場・野球場を視察し、駒田 徳広三軍監督と面会して練習を見学しました。
 
現在三軍に所属する田村 朋輝投手は稲城市出身で、高校は酒田南高校にスカウトされ、そこから読売巨人軍の育成選手となった若者です。球場前の売店で田村 朋輝投手の名入りタオルを買ったところ、本人にも会うことができ、記念に写真撮影に応じてもらいました。彼は、現時点で160キロ近くの速球を投げるとのことで、将来を嘱望されている選手です。ぜひ頑張って一軍を目指してほしいですね。皆さんで応援しましょう!
 
その後、宮崎国体の会場となる都城市営球場へ移動し、施設見学をさせていただきました。
 
今回の視察では、宮崎市、都城市共に大変多くのスポーツ施設を有し、プロスポーツチームのキャンプを宮崎県ぐるみで誘致していることが分かりました。
 
プロ野球チームのみならず、サッカーJリーグのチームも宮崎県内でキャンプをしており、今回はFC東京、徳島ヴォルティス、ファジアーノ岡山等のチームがキャンプを張っていました。
 
読売巨人軍は三軍における育成に取り組み始めました。この地道な努力が実を結び、近い将来にリーグ優勝を「奪回」してくれることを期待しています。
 
今回の視察の成果を基に、来年3月の新GIANTS球場誕生に向けて、読売巨人軍と一緒に市を挙げて盛り上げていきたいと思います。
 
皆さん、お楽しみに!

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