稲城市

No.127 大空町へ新旧町長を訪問

最終更新日:2022年7月12日

5月15日から16日にかけて姉妹都市である北海道大空町へ渡辺市議会議長と共に訪問しました。4月22日に任期満了で退任された前町長の山下英二氏に謝意を伝え、23日から新町長に就任された松川一正氏を表敬訪問し、併せて町議会の新議長原本哲己氏と新副議長齋藤宏司氏にもご挨拶させていただきました。

山下前町長は、昭和53年に女満別町役場に就職し、農政係長、企画調整係長などを経て企画財政係長時代の平成15年に町長選挙に出馬し初当選しました。就任後すぐに旧東藻琴村との合併という大仕事を成し遂げ、平成18年に大空町の発足と同時に大空町長に再選され、以後4期16年、女満別町長から通算すると5期19年にわたって、町の発展に尽くしてこられました。
現在62歳という若さですので、現役で活躍される気力・体力はまだまだ十分おありだとお見受けしておりましたが、昨年12月町議会の一般質問に答える形で、現任期満了をもってバトンタッチするため令和4年4月の選挙には立候補しないとする決意を表明されました。
あまりにもあっけない退任表明に驚きましたが、山下さんは女満別町長に初当選したその時から、ご自身の引き際を常に考えておられたとのことです。
昨年11月6日には稲城市までお越しくださり、市制施行50周年記念式典にご出席いただきました。その時には何も言ってくれませんでしたが、既に決意をされていたことを後で知り、少し残念な気持ちでした。

私はこれまで女満別町・大空町に計7回行っております。最初は平成11年で、稲城市消防団の分団長として女満別消防団との交流のために訪問しました。この時の町長は山下さんの先代の方でした。2回目は平成15年で、稲城市職員組合の執行部として訪問しました。私達は親睦旅行だったのですが、その年に女満別町長に初当選された山下さんがとても温かく迎えてくれたことを思い出します。
その後4回目は平成23年で、私が市長に初当選した年の「めまんべつ観光夏祭り」への招待を受けて大空町を訪問し、初めて旧東藻琴村エリアを案内していただきました。
以降、山下さんが稲城に来てくれたり、私が大空町に行ったりして、相互交流を深めてまいりました。
大空町の皆さんは、いつ訪問しても私たちの故郷のように快く受け入れてくだいました。その中心であった山下さんがいなくなると思うと寂しい思いがします。

松川新町長は平成4年に女満別町役場に就職し、総務・福祉・商工観光・建設・教育委員会・社会福祉協議会などの各部署を経験され、大空町の行政に明るい方です。今回、松川新町長にお会いして、姉妹都市交流を継続発展させていきましょうと約束してまいりました。
山下さん、長い間ありがとうございました。そして、松川さん、これからよろしくお願いします。
大空町の発展と、両自治体の絆がさらに深まることを祈念しながら、姉妹都市交流事業を進めてまいります。市民間の交流がさらに深まりますよう、願っています。

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