稲城市

矢野口自治会館(矢野口地区)

最終更新日:2015年1月21日

期日

平成26年10月6日(月曜日)

質疑応答の概要

質問内容 回答

防災について
ニュータウン地区から矢野口地区へ引っ越してきたが、ハザードマップを見ると、多摩川洪水の場合には浸水するエリアのようだ。どこへ逃げたら良いのか、地図を見ても良くわからない。

市では、洪水に限らず、様々な災害に応じ、それぞれの避難所を指定している。ガイドマップ・防災マップを今年度改定し、10月下旬以降に全戸配布する。災害発生時には、市として迅速な情報発信に努めますが、まずはマップにてご確認いただきたい。
また、地域の避難訓練などにご参加いただけると、実践で習得いただけるものと考える。

iバスについて
この度、iバスのルートやダイヤが変更になったが、バスの台数が足りないのではないか。せめて1時間に1本回ってくるように走らせてほしい。利用者にとって使いにくい。便数が少なく、とても不便だ。
また、ダイヤ表を見ると、乗継ができないケースが多いのではないか。ぜひ、改修してほしい。

まず、iバスは、ドアツードアの個別サービスではなく、路線バスを補完する役割であるものとして、ご理解いただきたい。
iバスに関しては、利用者から様々なご意見が寄せられているが、中には、新路線によって、これまで運行できていなかった地域にバスが回ったことで、感謝の声をいただいている。一方、あちらを立てればこちらが立たずで、不便になったと、ご批判の意見も届いている。
今回の改定では、コミュニティバスの役割を検討した。コミュニティバスは、民間事業者が不採算のために運行しないルートを、まんべんなく市内を回れるように走らせているもので、走らせれば走らせるほど、赤字となり、その赤字補てんのために、市の持ち出しが生ずることとなる。よって、一定の採算性を考えなければならない。
限られた市の財源をどのように広く有効活用すべきかという観点で、今回の見直し路線を、利用者代表や民間公共交通機関の方の意見を聞きながら作成したところだが、今後、南武線の駅周辺工事が完了すると、駅前にバスを回せるようになり、それにあわせて、今年度から第二期の見直しに着手している。

今後のまちづくりについて
都市計画マスタープランを見て興味を持ったのだが、今後のまちづくりによって、まちはどのように変わっていくのか。

行政として、まちづくりの方向性について、様々な計画を立てるが、実際には、権利者や地域の方など、多くの利害関係者との調整のうえで、実際のまちづくりは進む。
都市計画マスタープランは、具体的な土地利用等の制限をするものではなく、できたらいいなという市の理想・誘導論を目標としてまとめたもの。議会の議決をいただいているが、実際には構想どおり進まないこともある。
ただし、全く市が誘導をしなければ、狭い道ができて、緊急車両が入れないということも起こりうるので、行政として、間接的に誘導し関わっていく。

いじめ問題対策協議会について
今年度から、いじめ問題対策協議会を立ち上げるとのことだが、従来から活動をしている、民生児童委員・人権擁護委員との関わりについて、どのようにお考えか。

いじめ問題対策協議会は、従来の取組とは別に、教育委員会の枠ではなく、新たに市長部局に設置するもの。従来から活動いただいている、民生・児童委員さん等の活動を否定するものではなく、また、競合するものでもない。
有識者を交え、学校関係者・地元警察が、いじめ問題に適切に対応するための知見を深めていこうという取り組みである。

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