稲城市百村の蛇より行事
更新日:2022年2月28日
妙見尊の蛇より行事
蛇より行事の歴史
京王相模原線の稲城駅から徒歩5分ほどの場所にある百村の
妙見寺が
このようにこの行事は
萱刈り控帳(昭和32年起筆)
北辰妙見尊略縁紀(文政5年刊)
蛇より行事の作業工程
右の円グラフにそって、蛇より行事の作業工程をご紹介します。
1.
当番となる7人が午前8時頃に集って萱場へと向います。軽トラック3台分くらいの萱を刈って、妙見尊の鳥居前へ運びます。
2.
刈ってきた萱を一握りくらいの小束にたばねて、鳥居の前に並べます。そして約3時間くらいそのままの状態で日に干します。当番の7人はこの間帰宅します。
3.蛇を撚る
午後の日ざしの中で十分に干した萱を使って、蛇の胴体と頭部を並行して作ります。蛇の胴体は、烏居前に丸太を組んで、そこにさしかけるようにして撚っていきます。三人が組んで、三つの小束を撚り合わせて一本の太い蛇の胴体となります。この作業と並行して、蛇の頭部を作ります。頭部は上アゴ、下アゴ、シタから構成され、最後に角を2本つけて完成します。
4.担ぎ上げる
胴体と頭部ができ上がると、集った人々全員で蛇体の尾を先にして持ち、妙見尊の石段に沿って社殿の所まで担ぎ上げます。最後に頭部を
5.
鳥居前に関係者が集って飯食を共にし、
蛇より行事の作業工程
蛇より行事の伝承地(新旧の対照)
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