どうしてごみは分ける必要があるの?
稲城市では、いらなくなったものを大きく分けて「燃えるごみ」、「燃えないごみ」、「粗大ごみ」、「有害ごみ」、「資源物」の5種類に分けて集めています。これらを合わせると1年間で約18,563トン集めていて、例えると学校にある25メートルプール52個がいっぱいになる量です。
いらなくなったものは、集めた後に、ごみとして燃やすか、資源物としてリサイクルしています。ごみを燃やすと地球全体の気温が高くなる「地球温暖化」の原因になるなど、私たちの生活に悪い影響がでてきてしまうので、燃やす量を少なくして、たくさんリサイクルができるように、ごみを出すときに分けてもらっています。
みなさんもこれからいらなくなったものを捨てる時は、「ごみ」か「資源物」かをよく考えて、しっかり分けてから捨ててください。
わたしたちが捨てたごみは、どうやってリサイクルされるの?
わたしたちが家などで捨てたごみは、リサイクルされ、もう一度わたしたちの手元に戻ってきます。今回はペットボトルを例にあげて説明しましょう。
家や外で飲んだお茶やジュースのペットボトルを捨てると、ごみ収集業者によってリサイクル工場に運ばれます。
リサイクル工場では持ち込まれたペットボトルを、きれいに洗ったり、細かくしたりして、小さく、リサイクルしやすい材料=フレークにしています。
リサイクルしやすい形になったペットボトルは、製品化工場に運ばれます。この工場ではフレークを材料にして、みなさんがいつも使っている「Tシャツ」や「消しゴム」などいろいろなものを作っています。もちろん、もう一度ペットボトルとして作り直されるものもあります。
こうして、ペットボトルからリサイクルされて作られたものが、お店などで売られて、もう一度みなさんの手元にもどってくるのです。