No.62 平成28年稲城市10大ニュース
更新日:2017年1月15日
昨年を振り返りますと、政治経済分野では、平成28年6月に選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が施行し、平成28年7月に参議院議員選挙・東京都知事選挙と相次いで18・19歳の新有権者が初投票を行い、東京都知事には小池百合子氏が初当選されました。平成28年11月の米国大統領選挙では公職歴のないドナルド・トランプ氏が当選し、過激発言とアメリカの保護主義回帰を心配する声もありました。
スポーツ分野では、平成28年2月に元プロ野球選手清原和博氏が覚醒剤取締法違反で逮捕という暗いニュースがありました。平成28年6月にはマーリンズのイチロー選手が日米通算4257安打を達成し、大リーグ通算最多安打記録を超えるという明るいニュースもありました。そして平成28年8月、南米で初のリオデジャネイロオリンピックが開催され、日本は史上最多のメダル41個を獲得し、パラリンピックでも史上最多の24個を獲得しました。
2020東京オリンピックパラリンピック関連では、前年に撤回されたエンブレムに替わって平成28年4月に新たに「組市松紋」が選定され、小池新都知事の誕生に伴い平成28年8月以降、開催経費の削減・競技会場の見直しが協議されました。
産業科学分野では、平成28年3月に北海道新幹線が開業し、平成28年6月には原子番号113番の新元素の名称案がニホニウムと発表され、平成28年11月に正式名称に決定しました。平成28年10月にはノーベル医学生理学賞に東京工業大学の大隅良典栄誉教授が選ばれ、3年連続の吉報となりました。
一方、自然災害については平成28年4月熊本地震、平成28年8月台風10号の影響で岩手県・北海道に記録的大雨、平成28年10月鳥取県中部地震、平成28年11月福島県沖地震が発生し、大きな被害が出てしまいました。
国内外で様々な出来事がありましたが、稲城市の一年も振り返ってみましょう。
1 地域公共交通会議の成果が形に
平成28年6月若葉台駅から南多摩駅の新路線バスが京王・小田急バスの共同運行で開始され、平成28年7月成田・羽田空港への空港連絡バスが稲城駅・若葉台駅へ乗り入れ、平成28年11月iバス第2期路線見直しと増便案が決定しました。
2 いなぎ発信基地ペアテラスの開業
平成28年4月稲城長沼駅高架下に観光発信拠点がオープンしました。
3 熊本地震への支援
二日間に二度の震度7を記録する地震が平成28年4月に発生、熊本市・宇土市・別府市に支援物資を搬送し、南阿蘇中学校に災害支援ナースを、益城町・熊本市に職員を派遣しました。
4 稲城市医療計画の策定
地域包括ケアシステムの構築を目指し、市独自の医療計画を策定しました。
5 稲城長峰スポーツ広場の開業
管理棟の完成に伴い、東京ヴェルディグループを指定管理者として平成28年4月にフルオープンしました。
6 第三次稲城市消防基本計画の策定
平成28から37年度の10年計画で、市単独消防を維持し、出張所・人員・装備を強化する計画を決定しました。
7 市の鳥を制定
市制施行45周年の記念事業として市民投票により「チョウゲンボウ」を選定、平成28年10月の市民祭で発表しました。
8 読書通帳の発行
図書館情報システムの更新に合わせて、平成28年7月に図書の貸出記録を印字できる預金通帳に似た読書通帳を導入しました。
9 上平尾トンネルが開通
平成28年5月、上平尾土地区画整理事業地内に市道で初のトンネルが開通しました。
10 いなぎ Free Wi-Fiの運用開始
市内6駅と公共施設14カ所に無料の公衆無線LANを整備し平成28年10月から運用開始しました。
以上が平成28年の稲城市10大ニュースです。番外として、読売巨人軍が南山東部土地区画整理事業区域内にファーム球場を建設することを軸とするTOKYO GIANTS TOWN(仮称)構想が発表されました。地域振興と市の発展に貢献する施設として期待しています。
本年もよろしくお願いいたします。
このページについてのお問い合わせ
稲城市 企画部 秘書広報課
東京都稲城市東長沼2111番地
電話:042-378-2111 ファクス:042-377-4781