No.17 多摩稲城防犯協会の新支部が誕生
更新日:2013年3月13日
(広報いなぎ平成25年3月15日号掲載)
平成25年1月20日に「若葉台2丁目支部」の発足式が開催され、私も参加しました。昨年の「若葉台4丁目支部」に引き続き、市内で14番目の支部の誕生となり、該当地区の団地自治会の会長が初代支部長に就任されました。
当日は、多摩中央警察署の黒澤(くろさわ)署長、多摩稲城防犯協会の溝口(みぞぐち)会長もご列席いただきましたが、単なる式典ではなく、防犯用品の贈呈や警察署防犯課長の講話などもありました。振り込め詐欺事件で実際に録音された会話のやりとりが流された際には、参加した会員の皆さんそれぞれ真剣に傾聴されていました。
防犯協会では「自分たちのまちは自分たちで守る」を合言葉に、新支部結成にも積極的に取り組んでいます。具体的には支部のない自治会に対して防犯協会と市が協力しながら働きかけ、了解が得られ次第、新支部の結成としています。各支部では地道なご努力を重ねており、改めて感謝と敬意を表する次第です。
稲城市では更にその取り組みを実効性のあるものとするため、防犯協会を核として自治会連合会、民生児童委員協議会などの各種関係団体を始めとして、多摩中央警察署、市役所総務部など関係行政機関が参加した「安全・安心まちづくり推進協議会」を組織しています。
この協議会では夏休み前と年末の2回、市内一斉防犯パトロールを実施する他、年3回程度の連絡会議で情報交換し、毎年犯罪件数に削減数値目標を設定し、一丸となって犯罪の撲滅に取り組んでいます。
ところで、昨年10月発行の週刊東洋経済では住みやすい街ランキングが発表され、安心・安全な街部門で稲城市が東京都内で1位、全国でも33位に位置付けられていました。
この成果は、地域力を活かした市民と行政の協働により犯罪発生件数が少ないおかげと思います。とは言え、一部の犯罪では凶悪なものもあり、高齢者の多い地区を狙うなど地域性を反映した犯罪も後を絶たず、まだまだ合格点とは言えない現状です。
今年は犯罪件数アンダー550を目標に設定しました。皆さんと力を合わせ達成したいと思います。
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