No.39 平成26年稲城市10大ニュース
更新日:2015年1月15日
(広報いなぎ平成27年1月15日号掲載)
昨年は、2月にソチ五輪で41歳の葛西選手がスキージャンプ競技で銀メダルを獲得する一方、フィギュアスケートの羽生選手、スノーボードの平野選手・平岡選手の3人が10代のメダリストになり、6月にゴルフ米ツアーで松山選手が優勝、9月にはテニス全米オープンで錦織選手が準優勝するなど、次代を担う若者の活躍が目立ちました。
理化学研究所の小保方晴子氏らが1月に発表したSTAP細胞の論文は3月に改ざんが露呈し、日本の科学技術に対する信頼が揺らぎかねない事態にもなりました。しかし、9月に同研究所と先端医療センター病院が世界初のiPS細胞を用いた再生医療を実施し、12月にはJAXAが小惑星探査機はやぶさ2の打ち上げに成功するとともに、青色LEDを開発した赤崎教授・天野教授・中村教授にノーベル物理学賞が授与され、再び信頼を取り戻してくれました。
自然災害の面では、2月の関東甲信地方の記録的大雪、9月の御嶽山での噴火、10月の台風18・19号、11月には阿蘇山の噴火など、引き続き日頃からの備えが大切と感じさせる一年でした。
稲城市の一年の出来事も振り返ってみましょう。
1 雹(ひょう)害の発生
6月13日の昼頃市内の広い範囲に降雹が発生、特産品の梨・ぶどうに約1億円の被害が出ました。
2 iバス新路線運行
平成14年の本格運行開始から初の路線や時刻表の見直しを行いました。また、第2期見直しに向け稲城市地域公共交通会議を設置しました。
3 坂浜・平尾地区のまちづくりが進展
小田良(こだら)土地区画整理事業が着工、上平尾土地区画整理事業地内に消防出張所用地を確保しました。
4 放課後子ども教室開始
安心安全な放課後の居場所づくりのため小学校8校で試行。新年度には全校実施・全学年対象への拡張に向け準備しています。
5 稲城長峰スポーツ広場のサッカー場が完成
12月にサッカー場・フットサル場の工事が完了し本年1月10日にオープンしました。
6 新設小学校の校名決定
南山東部土地区画整理事業地内に本年4月開校する小学校の校名を公募したところ「南山小学校」に決まりました。
7 市立病院健診センターの事業推進
日本人間ドック学会の実施する健診施設機能評価を受審し4月に認定されました。健診センターでは稲城市・東京ヴェルディ・株式会社 オーエンスの三者協定に基づき、ヴェルディと日テレベレーザ所属選手のメディカルチェックも開始しています。
8 新型インフルエンザ対策
国の特別措置法に基づく稲城市条例・規則・行動計画を策定するとともに、11月に南多摩保健所管内三市(日野市・多摩市・稲城市)の連携・協力基本協定を締結しました。
9 稲城なしのすけがゆるキャラグランプリで東京連覇を達成
全国1,699体中総合で第104位、ご当地部門で東京都第1位を獲得しました。
10 市役所の組織改正
子どもに関する業務をワンストップ化するなど、分かりやすく利用しやすい組織としました。
以上が稲城市10大ニュースです。昨年の国内外の情勢を俯瞰(ふかん)しつつ、来るべく自然災害の脅威にも立ち向かい、未来に向けた稲城市のまちづくりを皆さんとともに進めていく決意といたします。
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