No.97 令和元年稲城市10大ニュース
更新日:2020年1月12日
まずは昨年を振り返って最大のニュースは、平成の天皇陛下が退位され、皇太子徳仁親王殿下が令和元年5月1日に即位、元号が令和に改められたことでしょう。
嬉しいニュースとしては、令和元年2月JAXA(ジャクサ)の宇宙探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウへの着陸に成功し、令和元年10月ノーベル化学賞にリチウムイオン電池を開発した旭化成の吉野彰名誉フェローが選出されました。
悲しいニュースとしては、令和元年4月パリ中心部のノートルダム大聖堂で大火災が発生し、高さ96メートルの尖塔や屋根の大部分が崩落、令和元年10月沖縄県那覇市の首里城での火災では正殿など8棟が焼損してしまいました。
海外の政治情勢では、令和元年2月ベトナム首都ハノイで2回目の、令和元年6月朝鮮半島南北軍事境界線上の板門店で3回目の米朝首脳会談が行われたものの物別れに終わり、令和元年10月北朝鮮が3年ぶりにSLBM試験発射を実施してしまいました。米中貿易戦争の行方が見通せない中、令和元年9月両政府が制裁報復関税第4弾を発動したこと、令和元年11月米国が地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」離脱を国連に通告したこと、令和元年12月英国下院の総選挙でジョンソン首相率いる保守党が過半数を獲得しEU離脱に道筋が付いたこと等は、今後国際情勢の不安定要素となることが心配です。
スポーツでは昨年も私達に感動を与えてくれました。令和元年1月大坂なおみ選手がテニス全豪オープン女子シングルスで優勝し世界ランキング1位に、令和元年6月サニブラウン・ハキーム選手が全米大学選手権男子100メートル決勝で9秒97の日本新記録をマーク、八村塁選手が米プロバスケットボール協会のドラフトで日本人初の1巡目指名を受け大活躍、令和元年8月渋野日向子選手がゴルフ全英女子オープンで初優勝、令和元年9月ラグビーワールドカップ日本大会がアジアで初開催となり日本代表は予選リーグ4戦全勝で初のベスト8入り、令和元年11月侍ジャパンが野球国際大会プレミア12で韓国を破り初優勝など、男女ともに大活躍し、結果を残してくれました。
次に稲城市の一年を振り返り、10大ニュースとしてお知らせします。
1 幼児教育・保育の無償化
3から5歳・住民税非課税世帯の0から2歳について令和元年10月から無償化を実施。
2 稲城村制施行130周年
明治22年6カ村合併により稲城村が発足以来、他の市町村と合併をせずに町から市へと発展。
3 平尾四丁目が誕生
上平尾土地区画整理事業の完了とともに住所整理を実施し、新しい町名が誕生。
4 小田良トンネル・坂浜平尾線の開通
川崎市栗平から坂浜、新百合ヶ丘から若葉台が道路でつながる。
5 iバス年間乗車人数が500,000人を突破
平成14年運行開始以来順調に乗客が増え、平成30年4月から平成31年3月の一年間では約526,000人となった。
6 東京2020オリンピック競技大会自転車競技(ロード)の1年前テストイベントを開催
本番と同じ内容でテストイベントを実施。本番に向け準備が進む。
7 稲城市立病院で地方公営企業法の全部適用
地域の中核病院として安定経営を維持しながら迅速かつ柔軟な対応をするため、事業管理者に権限移譲。
8 都民住宅空室利用で生活支援サービス拠点を開設
向陽台6丁目団地1階部分の空室を有効活用した拠点整備は都内初のケース。
9 いなぎペアパーク開園・デザインマンホール蓋製作による観光資源創出
稲城長沼駅周辺土地区画整理事業における公園創設では、ペアテラスと一体整備をするとともに、観光資源として製作したデザインマンホール蓋5枚のうち1枚を同公園付近に設置。
10 台風15号・19号での支援活動
台風15号の影響により千葉県南部で長期間の停電が発生、木更津市へは支援物資を搬送し、君津市へは職員を派遣した。台風19号による水害の影響で大規模な断水が発生した福島県相馬市へは給水車を派遣した。
番外として、令和元年4月の市長選挙では私自身が再選され3期目の任期を託されました。また、市議会議員選挙では6人の新人議員が当選され、議会の顔ぶれも少し変わりました。それぞれ市民代表として稲城市のまちづくりを進めてまいります。
令和元年の10大ニュースは以上のとおりです。昨年の漢字は「令」が選ばれました。「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められているそうです。新たな時代の幕開けである令和2年が、皆さんにとっても新たなスタートの年となりますことを祈念いたします。
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