テキスト版
広報いなぎ
平成26年1月1日号 1面


      
年頭にあたって
⇒戻る
写真 稲城市長 橋 勝浩

稲城市長 高橋 勝浩


 新年あけましておめでとうございます。
 市民の皆様には希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 昨年は、台風26号による伊豆大島の被害、台風30号によるフィリピン中部レイテ島を中心とした被害、その他竜巻や集中豪雨など、風水害のニュースが国内・海外を問わず頻発した一年となりました。自然の脅威と、自然災害への備えの重要性について改めて認識させられます。
 本年の広報いなぎ新年号では、本市の消防団を取り上げました。消防団は消火活動や火災予防活動に加え、風水害などの自然災害に対しても活動しています。消防署と連携しつつ、地域に密着した防災活動や災害対応を担う、地域の防災リーダーとしての存在であり、団員の方々には日頃から強い使命感を持って活動いただいております。私も稲城市消防団のOBであり、このような消防団の活動を一人でも多くの皆様に知っていただくとともに、活動に興味を持たれた方が積極的に参加されることを願っております。
 さて、昨年開催された第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)において、本市では正式競技である「軟式野球」と、デモンストレーションとしてのスポーツ行事である「ユニホック」が行われました。天候の不良もありましたが、皆様のご協力により無事に実施することができ、改めて御礼申し上げます。6年後には、東京でオリンピックが開催されます。本市も自転車ロードレースのコースとなる可能性があり、正式決定されるよう期待をしているところです。
 また、市のイメージキャラクター「稲城なしのすけ」が、昨年の「ゆるキャラグランプリ2013」で、参加1,580体の中で総合第30位、都内では第1位の大健闘を見せるという、うれしい話題がありました。多くの皆様に応援いただき、ありがとうございました。この結果を起爆剤に、これからも市の魅力発信を積極的に展開し、地域の活性化を図ってまいります。
 さらに、JR南武線連続立体交差事業につきましては、平成25年中の工事の進展により、事業完了に向けて大きく前進しております。今後につきましても、北側側道や駅周辺の整備、高架下利用などを順次進め、皆様の利便性向上に努めてまいります。
 本年は、稲城第一小学校の建替等工事や(仮称)南山小学校の新築工事などの教育施設の整備とともに、市施行4地区・組合施行4地区の土地区画整理事業をはじめとした都市基盤整備について引き続き進めてまいります。
 また、平成26年4月には市の組織改正を行います。子ども関連部署の一元化や公共施設の一元管理など、より効率的・効果的な組織体制をスタートさせ、更なる市民サービスの向上に繋げてまいります。
 地方自治体を取り巻く財政状況は引き続き厳しい状況が続いておりますが、市民生活の安心・安全や豊かな環境を守りながら、活力あるまちづくりを進め、「ともにつくろう 笑顔あふれる 元気なまち」を合言葉に全力を尽くしてまいります。本年もよろしくお願い申し上げます。


      
広報いなぎの配布方法
⇒戻る
 広報いなぎはポスティングによる全戸配布を行っています。それに伴い、発行日の3日ほど前から配布を始めています。
▽問い合わせ 秘書広報課広報広聴係




写真 稲城市消防団員の皆さん【多摩川緑地公園にて】
▲稲城市消防団員の皆さん【多摩川緑地公園にて】