テキスト版 広報いなぎ 平成26年11月15日号 2面
I(あい)のまち いなぎ市民祭(まつり) 第44回稲城市産業まつり 農産物品評会受賞者 |
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▽問い合わせ 経済観光課農政係
平成26年10月24日(金曜日)、Iのまち いなぎ市民祭「第44回稲城市産業まつり」で、農産物品評会が行われました。品評会では出品された252点の中から、東京都知事賞など30点が優秀賞に選ばれ、26日(日曜日)に表彰式が行われました。 受賞者は次のとおりです。 ▽東京都知事賞 ○果実の部〔梨・新高〕 城所 貞夫氏(矢野口) ○野菜の部〔ブロッコリー・ファイター〕 上原 徳和氏(坂浜) ○植木・花卉(かき)・盆栽の部〔植木・姫シャラ〕 伊藤 幹男氏(坂浜) ▽稲城市長賞 ○果実の部〔梨・新高〕 田中 清一氏(東長沼) ○野菜の部〔ナス・千両二号〕 内田 英樹氏(百村) ○植木・花卉・盆栽の部〔植木・椿〕 木村 敏幸氏(押立) ○茸(きのこ)の部〔生椎茸・富士206〕 高野 廉明氏(若葉台) ▽稲城市議会議長賞 ○野菜の部〔里芋・土垂(どだれ)〕 阿川 芳男氏(坂浜) ▽稲城市農業委員会長賞 ○野菜の部〔甘薯(かんしょ)・紅あずま〕 市村 忠雄氏(坂浜) ▽東京都産業労働局長賞 ○植木・花卉・盆栽の部〔植木・ドウダンツツジ〕 伊藤 幹男氏(坂浜) ▽東京都農業振興事務所長賞 ○果実の部〔梨・秋月(あきづき)〕 進藤 芳広氏(東長沼) ▽東京都農業会議会長賞 ○果実の部〔みかん・オキツ早生(わせ)〕 高野 澄子氏(若葉台) ▽東京都農業協同組合中央会長賞 ○果実の部〔梨・新高〕 高野 義雄氏(矢野口) ▽東京都農業共済組合長賞 ○果実の部〔キウイ・レインボーレッド〕 篠崎 益朗氏(東長沼) ▽全国農業協同組合連合会東京都本部長賞 ○果実の部〔梨・新高〕 小山 誉氏(矢野口) ▽東京都南多摩農業改良普及事業協議会長賞 ○果実の部〔梨・新高〕 松本 信之氏(東長沼) ▽Iのまちいなぎ市民祭第44回稲城市産業まつり実行委員会委員長賞 ○果実の部〔柿・太秋(たいしゅう)〕 高野 廉明氏(若葉台) ○野菜の部〔馬鈴薯(ばれいしょ)・とうや〕 阿川 陽子氏(坂浜) ○植木・花卉・盆栽の部〔植木・マユミ〕 伊藤 幹男氏(坂浜) ▽東京都果実生産団体協議会長賞 ○果実の部〔梨・新高〕 森 公一氏(東長沼) ▽全国共済農業協同組合連合会東京都本部長賞 ○野菜の部〔キュウリ・フリーダム〕 篠崎 益朗氏(東長沼) ▽東京都農業改良普及事業協議会長賞 ○野菜の部〔ネギ・ホワイトタイガー〕 馬場 節子氏(平尾) ▽東京南農業協同組合代表理事組合長賞 ○野菜の部〔キャベツ・初秋〕 阿川 健一氏(坂浜) ▽稲城の梨生産組合長賞 ○果実の部〔梨・新興〕 土方 保道氏(押立) ▽東京南農業協同組合稲城地区野菜部会長賞 ○野菜の部〔人参・新黒田〕 市村 忠雄氏(坂浜) ▽東京都椎茸生産組合連合会長賞 ○茸の部〔椎茸ほだ木・富士206〕 高野 澄子氏(若葉台) ▽稲城市特殊林産生産組合長賞 ○茸の部〔生椎茸・北研609〕 高橋 一朗氏(坂浜) ▽東京都信用農業協同組合連合会長賞 ○植木・花卉・盆栽の部〔植木・トキワマンサク〕 伊藤 幹男氏(坂浜) ▽東京都植木農業協同組合代表理事組合長賞 ○植木・花卉・盆栽の部〔植木・モッコク〕 伊藤 幹男氏(坂浜) ▽稲城市植木花卉生産振興会長賞 ○植木・花卉・盆栽の部〔植木・コハウチワカエデ〕 木村 敏幸氏(押立) |
傍聴しませんか 平成26年第4回市議会定例会 11月26日(水曜日)から開催 |
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議会の傍聴を希望する方は、当日、議会事務局で手続きをしてください。
※ 請願・陳情は、平成26年11月18日(火曜日)午後5時までに持参してください。 市議会本会議の様子をインターネットでご覧いただけます 市ホームページの「稲城市議会」から平成26年第4回定例会本会議の様子を生中継または録画でご覧いただけます。 ▽問い合わせ 議会事務局議事係 |
梨赤星病予防にご協力ください! |
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ビャクシン類(カイヅカイブキ、タマイブキ、一部のコニファー等)は梨の「赤星病」の伝染源となります。
稲城市では、梨の栽培に長い歴史があります。特産物の梨を守るために、市内にはこれらの植物を植えないようご協力をお願いします。 ▽問い合わせ 経済観光課農政係、東京南農業協同組合稲城支店指導経済課 電話 042-377-6002 |
家庭剪定枝(せんていし)リサイクル情報 |
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▽平成26年11月及び12月上旬の作業日・地区
11/18(火曜日)・東長沼、 11/25(火曜日)・長峰、 12/9(火曜日)・押立、 12/24(水曜日)・向陽台 ▽申込方法 作業日前週の金曜日午前中までに電話でお申し込みのうえ、持ち込む場所を確認し、土曜日から月曜日までに必ず葉を取り除いてからお持ち込みください〔葉付きの剪定枝や取り除いた葉は、燃えるごみの日に出せば2袋(束)まで無料収集します〕。 ▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係 |
わがまち稲城2014 |
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いなぎICカレッジから誕生! 未来を担う若き舞踊家 水田 柚花(みずた ゆうか)さん 藤後 英哲(とうご えいてつ)さん 日本舞踊を習う、市内在住の高校2年生の水田さんと稲城第六中学校3年生の藤後さん。この度、水田さんは16歳で日本舞踊の最大流派である「花柳流」宗家家元より試験に合格した者として「花柳要椿(はなやなぎようつばき)」の苗字を認許され、名取となりました。また、藤後さんは「第70回全国舞踊コンクール」の15歳以下の第2部で入賞するという快挙を成し遂げました。 日本舞踊を始めたきっかけは「いなぎICカレッジに講座があったから」と語る二人。日本の伝統文化を体験しよう、という軽い気持ちから始まりましたが、以来9年の稽古を重ね、どんどん日本舞踊の魅力にはまっていきました。 日本舞踊は見た目より体力と集中力が求められ、稽古は相当ハードなものだそうですが、そこで培った力を、水田さんは茶道部、藤後さんはバスケットボール部と、学校の部活動にも生かしているそうです。 将来について聞いたところ、水田さんは、大人になっても日本舞踊を続けたいとのことでした。藤後さんも名取に挑戦したいそうですが、職業は別に持ち、趣味として日本舞踊を続けていきたいと語ってくれました。ライフワークとしてプロ級の「趣味」を持つというのも素敵ですね。 二人は「いなぎICカレッジ」という身近な生涯学習の場で、プロから教えを受ける機会を得て、素晴らしい才能を開花させました。これからもその経験と実力を基に、様々な場で活躍されることを期待しています。 ▲水田 柚花さん ▲藤後 英哲さん |
市長コラム No.37 ノーベル物理学賞受賞 |
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本年のノーベル物理学賞に青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大学教授の赤崎勇氏・名古屋大学教授の天野浩氏・カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏が選考されました。
赤崎氏と天野氏は名古屋大学の研究室で師弟関係にあり、青色LEDの開発に世界で初めて成功し、その後中村氏が量産化技術を確立しました。複数人による共同研究の場合、または共同ではないが複数人の業績が受賞理由になる場合は一度に3人まで受賞することができるとのことで、今回はこの皆さんが同時受賞となりました。 ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・ノーベルの遺言に基づき始められた表彰制度で、6部門あります。 今回を含めた日本の受賞歴は、物理学賞10人、科学賞7人、生理学・医学賞2人、文学賞2人、平和賞1人の合計22人で、経済学賞はまだ受賞がありません。 ノーベルの遺言は「換金可能な財産による基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最も貢献した人に賞として与える」というものです。 こうした趣旨を踏まえ、人類と社会の発展に貢献してきた全てのノーベル賞受賞者に敬意を表するものですが、今回の受賞は基礎研究から実用化までを日本の研究者が成し遂げたものであり、ことさら誇りに思います。 科学技術の発展については、日米では科学自体の発展のために研究政策を立てていますが、その他の国では経済発展のために行っているという見方もあるようです。真偽はともかくとして、日本では1995年に科学技術基本法を制定以来、巨額の資金を基礎研究に投資してきており、その成果が現れているようです。 ノーベル賞受賞総数は欧米にかなわないものの、2000年以降の自然科学3分野では日本の受賞が相次ぎ、一定の存在感を示しています。日本は研究費も多く、世界との情報ネットワークも強いので、更に期待できるとの意見もあります。 しかし、研究分野への投資はノーベル賞受賞数を増やすために行っているのではありません。若者の教育環境・研究環境を充実してこそ「ものづくり日本」を支える人材の再生産につながるものであり、資源のない日本が将来に渡って繁栄していくためには、人に対する投資が重要であると感じます。 昨今の教育現場では、若者の理科離れ、留学生の減少などが課題になっていますが、多くの子どもたちが純粋な気持ちで学問に取り組み、その成果が国を繁栄させ、結果的にノーベル賞受賞者が増えていくように、私たちはその礎を築かなければなりません。 今回の受賞の報にあたり、今後とも教育委員会との連携を深め、未来を担う稲城の子どもたちの教育に取り組む重要性を再認識した次第です。 稲城市長 高橋 勝浩 |