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広報いなぎ
平成26年11月1日「介護予防特集号」 2面


      
ご相談ください 地域包括支援センター
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 高齢者の介護・福祉・保健・医療などさまざまな相談を受け、高齢者の生活をサポートするのが地域包括支援センターです。
 市内には4カ所の地域包括支援センターがあります。保健師や看護師、主任ケアマネジャー、社会福祉士の専門職がいますので、お困りのこと、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。


地域包括支援センターひらお
担当地区=坂浜・平尾
平尾2-49-20 電話 042-331-6088

地域包括支援センターやのくち
担当地区=押立・矢野口
矢野口1804-3 電話 042-370-2202

地域包括支援センターエレガントもむら
担当地区=大丸・東長沼・百村
百村255 電話 042-379-5500

地域包括支援センターこうようだい
担当地区=向陽台・長峰・若葉台
向陽台3-4-4 電話 042-370-0040


4つの柱で皆さんをサポート

1.さまざまな相談をお受けします
「近所に知り合いがいないので、高齢者が参加できる集まりはありますか?」
「介護保険はどうしたら利用できるのかしら?」

 皆さんが抱える生活全般の悩み、相談を受け付けます。高齢者やそのご家族からだけでなく、ご近所の方など、どなたでも構いません。

2.介護予防のための支援をします
「最近足腰に不安があるけど、どこか運動するところはあるかしら?」
「認知症予防について勉強したいのだけれど?」

 筋力の低下や物忘れなどから介護や支援が必要になることを予防し、現在の生活を続けられるための支援をします。
 それぞれの方にあった介護予防のプログラムを紹介し、必要な手続きの代行もします。
 また、必要に応じて地域で介護予防教室や介護をしている家族の方のための教室を開催しています。

3.高齢者の尊厳と権利を守ります
「あちらのお家、よくセールスマンが出入りしているけれど大丈夫かしら?」
「母が一人暮らしだけれど、しょっちゅう通帳など大事なものをなくしてしまう…。」

 悪質商法の被害防止や虐待の早期発見・防止など関係機関と連携して進めます。財産管理や日常生活上の契約などに不安を抱えている方には、成年後見制度の活用を支援します。

4.地域のネットワークで生活をサポートします
「もっと高齢者にやさしいまちになったらうれしいな。」

 医療機関、民生・児童委員、自治会、社会福祉協議会、ボランティア団体、各種サービス事業所など、関係機関とネットワークを作り地域ぐるみで支えます。

      
防ごう!高齢者虐待
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 介護は長くなるほどに心に余裕がなくなるもの。それだけに、みんなで高齢者を見守りながら虐待を防ぐことが必要です。
 よかれと思って自覚がないままに虐待をしてしまうことも…

 介護の負担が虐待につながることもあります。介護の悩みは一人で抱え込まず、地域包括支援センターへご相談ください。
 また、虐待かも?と思ったら高齢福祉課またはお近くの地域包括支援センターまでご相談ください。虐待を受けている高齢者本人が相談することもできます。秘密は守られますのでご安心ください。
※ 「高齢者虐待防止法」により、高齢者虐待の発見をしたときは市区町村へ通報することが求められています。


こんなことも虐待です
○言ったようにできないので、つい手が出たり怒鳴ったりしてしまう。
○良いことと悪いことを分かってもらうために、たたいたりしている。
○高齢者が話しかけても、無視してしまう。
○認知症により徘徊するので、部屋から出さないようにしている。
○経済的に苦しいので、病院に行くことを制限している。