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広報いなぎ
平成26年10月15日「子ども・子育て支援新制度特集号」 1面


      
子ども・子育て支援新制度がスタートします!!!
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 平成27年4月から、子ども・子育て支援の新しい制度が始まる予定です。
 この新制度は、「子ども・子育て関連3法」(平成24年8月成立)に基づき、消費税が10%になった際の増収分から毎年7,000億円程度を充てて実施される国の制度で、幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進め、子ども・子育てをめぐる様々な課題の解決を目指しています。
 今回の特集号では、この「子ども・子育て支援新制度」とはどのような仕組みなのか、またこの制度で何が変わるのかについて紹介します。

新制度の目的って何?
 急速な少子化の進行、待機児童問題などによる子育てをめぐる様々な問題を解決するため、幼児期の教育・保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進し、一人ひとりの子どもが健やかに成長できる社会の実現を目指しています。国では主に下図の取り組みを進めていくこととしています。

幼稚園や保育所ってどんなところ?
 現在、稲城市には、お子さんの教育や保育を行う施設が大きく分けて5種類あります。各施設の主な特徴は下表のとおりです(平成26年10月現在)。

 (1) 幼稚園(2) 認可保育所(3) 認定こども園(4) 家庭福祉員(保育ママ)(5) 東京都認証保育所
概要幼児期の教育を行う施設です。お昼過ぎごろまでの教育時間のほか、園によりその前後の時間や休業中の預かり保育などを実施しています。保護者が就労等により家庭でお子さんを見ることができない場合にお子さんをお預かりする施設です。11時間以上の開所や、土曜日の開所も行っています。幼稚園と保育所の機能や特徴を併せ持った施設です。
現在、市には幼稚園に認可外保育施設を併設した、幼稚園型認定こども園が1園あります。
市が認定した保育ママが自宅等の家庭的な雰囲気のもとで、小人数を対象にお子さんをお預かりします(主に平日の9時間程度)。東京都独自の基準による認証を受けた施設です。13時間以上の開所や、土曜日の開所も行っており、駅前に立地するなどの特徴があります。
対象者3歳から5歳(就学前)0歳から5歳(就学前)0歳から5歳(就学前)0歳から2歳(3歳に達した年度末まで)0歳から5歳(就学前)
申込先直接園に申し込み市に申し込み直接園に申し込み市に申し込み直接園に申し込み
施設数7園(うち認定こども園1園)13園1園4人7園


新制度では何が変わるの?
 各事業の中でも、新制度の対象となり新制度で実施していくものと、新制度に移行せずこれまでどおり実施していくものがあります。
 地域の子育て支援事業は、これまでも市で実施してきた事業が主ですが、多様なニーズに合わせ、更に充実していきます。
 また、認可保育所、認定こども園、家庭福祉員(保育ママ)は原則、新制度に移行しますが、幼稚園が新制度に移行するか今までどおりとするかは、園が選択します。新制度に移行する施設の利用方法が一部変更となります。詳しくは裏面をご覧ください。

●幼稚園について
幼稚園については、現行制度のまま継続する園と、新制度に移行する園があり、今後各園の判断でどちらかを選択することになります。なお、稲城市では、平成27年度に、幼稚園型認定こども園の1園が新制度に移行する予定です。最新の状況については各園にお問い合わせください。