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広報いなぎ
平成26年12月15日「食品ロス削減特集号」 1面


      
MOTTAINAI!
みんなで食品ロスを減らしましょう!
      
1 「食品ロス」とは?
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まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。

 日本では、年間約1,700万トンの食品廃棄物が廃棄されています。このうち、食べられるのに捨てられている「食品ロス」は年間約500から800万トンにも及びます。「食品ロス」のうち、約半分は家庭から排出されたものです。


▲果物の皮・野菜くず

      
2 「食品ロス」の現状
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家庭から出される生ごみの内訳


家庭における食品ロス発生の原因
○皮を厚くむきすぎたり、脂っこい部分などを調理せず必要以上に取り除いたりすること
○作りすぎて食べ残された料理
○冷蔵庫などに入れたまま期限切れとなった食品

      
3 「期限切れって?」 賞味期限と消費期限
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 全ての加工食品には、賞味期限または消費期限のどちらかの期限が表示されています。

賞味期限とは
 定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限です。
 つまり、おいしく食べることができる期限です!この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありません。
(スナック菓子、カップめん、缶詰など)


消費期限とは
 定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限です。
 つまり、期限を過ぎたら食べないほうが良いのです!
(弁当、サンドイッチ、惣菜など)


      
4 「もったいない」を意識して
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一人一人が「もったいない」を意識して、
食品ロス削減のために、できることから始めましょう。


○賞味期限を正しく理解しましょう。
 「賞味期限」はおいしく食べることができる期限です。賞味期限を過ぎてもすぐに廃棄せずに、自分で食べられるかどうかを判断することも大切です。

○買い物は必要に応じて行いましょう。
 必要な食品を、必要な時に、必要な量だけ購入しましょう。買い物に出かける時は、事前に冷蔵庫の中をチェックしましょう。

○調理で作り過ぎない、余ったら作り変えましょう。
 食べ切れなかった場合は他の料理に作り変えたり、捨てられてしまうものを利用するなど、献立や調理方法(エコレシピ、詳細は2面をご覧ください)を工夫しましょう。

      
5 食べ残し食品活用例
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●肉じゃがが残ったら、肉じゃがコロッケを作る
●コンソメ味のスープが余ったら、翌日にカレー粉を入れてカレースープ、またはトマト味にする
●クリームシチューが残ったら、ご飯かマカロニにかけてドリアかグラタンにする
●鍋が残ったら、汁の味を変える(塩ベース⇒しょうゆベース)
●炒め物が余ったら、春巻きの皮で包んで春巻き揚げにする
●残ったギョーザの皮に玉ねぎ、ピーマン、ハムの切れ端をのせ、ケチャップ・チーズをかけてオーブンで焼く(ミニピザ)