テキスト版 広報いなぎ 平成28年12月15日号 2面
送付します 小・中学校の就学・入学通知書 |
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平成29年4月に小学校へ入学する児童(平成22年4月2日から23年4月1日生まれ)と、中学校へ入学する生徒(平成16年4月2日から17年4月1日生まれ)の保護者に、就学・入学通知書を平成29年1月下旬に送付します。
通知書が平成29年1月中に届かない場合はご連絡ください。 ▽問い合わせ 学務課学務係 |
小学校入学前の学校説明会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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平成29年4月に市立小学校へ入学する児童の保護者を対象に学校説明会を行います。
詳細は、各学校にお問い合わせください。 ▽対象 平成22年4月2日から23年4月1日に生まれた児童の保護者 ▽期日・時間・会場 下表のとおり ▽問い合わせ 学務課学務係 小学校入学前の説明会日程
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追加募集します 平成28年度「通いの場支援補助金」交付団体 |
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市では住民主体の介護予防活動に取り組む団体、高齢者を含む地域住民の交流活動を行う団体を支援しています。詳細は募集要項をご覧ください。
※ 募集要項は市役所高齢福祉課、平尾・若葉台出張所、各地域包括支援センター、各文化センター、iプラザ、ふれんど平尾、市ホームページから入手可 ▽募集要項配布及び応募期限 平成29年2月28日(火曜日) ▽問い合わせ 高齢福祉課地域支援係 |
稲城市医師会共催事業 鎌田實特別講演会 生きるって素晴らしい 命・健康・地域包括ケア・絆 |
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在宅医療や介護、心が軽くなる考え方や生き方などをお話しします。
▽期日 平成29年1月29日(日曜日) ▽時間 午後1時30分から午後3時 ▽会場 iプラザ ▽定員 350人 ※ 申込者多数の場合は抽選 ▽講師 鎌田 實氏(諏訪中央病院名誉院長) ▽申込方法 往復はがき〔必要事項 (1) 住所(代表者) (2) 氏名(参加者) (3) 電話番号(代表者)〕 ※ 1通で4人まで応募可 ▽申込期限 平成29年1月13日(金曜日)消印有効 ▽申込先・問い合わせ 高齢福祉課地域支援係 ▲講師の鎌田實氏 |
募集します 「稲城市高齢者見守りネットワーク事業協定」協力事業者 |
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高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように地域全体で見守る「高齢者見守りネットワーク事業」に取り組んでいます。
日々の業務の中で高齢者をゆるやかに見守り、異変を感じた時に、市や地域包括支援センターに連絡するものです。詳細は市ホームページをご覧ください。 ▽対象 日頃から高齢者と接する機会のある市内事業者(介護保険事業者等は除く) ▽問い合わせ 高齢福祉課高齢福祉係 |
臨時職員募集 | |||||||||||||||||||||
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下表の職種を募集しています。詳細は市ホームページを確認し、ご応募ください。
▽問い合わせ 指導課教職員係
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家庭剪定枝(せんていし)リサイクル情報 |
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▽平成28年12月下旬から平成29年2月の作業日・地区
12/20(火曜日)・大丸、 1/10(火曜日)・平尾、 1/17(火曜日)・長峰、 1/24(火曜日)・若葉台、 2/14(火曜日)・百村、 2/21(火曜日)・押立、 全ての作業日・東長沼 ▽申込方法 作業日前週の金曜日午前中までに電話でお申し込みのうえ、持ち込む場所を確認し、土曜日から月曜日に必ず葉を取り除いてからお持ち込みください〔葉付きの剪定枝や取り除いた葉は、燃えるごみの日に出せば2袋(束)まで無料収集します〕。 ▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係 |
市長コラム No.61 福島第一原子力発電所 現場視察 |
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この度、全国市長会からの要請に基づき原子力発電所の現場視察を受け入れてくれることとなり、希望市長募集に対して過日応募したところ、平成28年11月2日に参加できました。
当日は東北新幹線郡山駅から全国市長会のバスでJ-village(ジェイ-ヴィレッジ)に移動し、福島県相馬市の立谷市長から放射線・放射能物質に関する講義を受け、東京電力の担当者から事前に注意事項を聞いて防災服に着替え、現場に向かいました。 最初に入退域管理施設で本人確認し、一時立入者カードを受け取り、放射線検査ゲートを通過すると個人線量計を貸与され、いよいよ構内へ入場しました。 テロ防止対策、保安上の理由により、構内は撮影禁止でカメラ等の持ち込みを制限されたため、自分で撮影できたのはJ-villageのみ、現場写真は後日東京電力から提供を受けました。 構内の視察はバス車内からで、最初に多核種除去設備(ALPS(アルプス))前を通過、1から4号機外観を確認した後、凍土遮水壁の様子を見ながら2・3号機間の通路を抜けました。水素爆発で崩壊した原子炉建屋を間近にすると、さすがに一同緊張感がよぎりました。 津波によって損傷した海側の燃料タンクなどを見学し、建屋自体は津波の被害がなく冷温停止している5・6号機の前を通過し、最後にバスから降りて免震重要棟内を見学しました。ここは緊急時対策本部が置かれており、廃炉作業の最前線で、常時40から50人が詰めています。ここでも入館チェック、放射線検査ゲートは厳重でした。 約2時間の視察、気になる線量は次のとおりです。 ○J-villageから第一原子力発電所までの間、正門付近のホットスポットでの最大値 6.2μSv(マイクロシーベルト)/h(以下単位省略・数値は車内計測) ○構内ALPS前 0.8 ○原発1号機前 49→約50メートル離れた地点 10→更に約150メートル離れた地点 2 ○原発4号機前 12 ○原発3号機前 最大値277 ○原発5・6号機前 1.6 ○視察時の私個人の積算被曝線量 γ(ガンマ)線0.01mSv(ミリシーベルト)、β線0.00mSv 線量の状況は、構内の一部を除き事故当初からかなり低減しているそうです。構内全域はモルタルで被覆されており、新たに放射性物質が飛散することはないとのことです。作業員は原子炉のすぐ近くを除いてタイベックスなどの防護服を着用しておらず、マスクと手袋に通常の作業着姿の人がほとんどでした。私たちはマスクなども着用せず、通常の防災服で見学しました。設置直後に不具合が生じたALPSは、現在では正常に機能しており、新規の地下水流入を止める凍土遮水壁も海側は完成、山側も一部を除き完了しているとのことです。 全体の印象としては、原子炉の冷温停止は安定しており、廃炉に向けて燃料デブリの処理方法など未解決な課題もありますが、着実に進んでいると感じました。何より、これほど原子炉に近付いて視察できるとは思っていなかったので、驚きました。 悪い情勢はすぐに報道されますが、順調な情勢はあまり報道されないようで、福島第一原子力発電所の現況は、国民に正確に伝わっていないように思います。 立谷市長の説明にもありましたが「放射能は正しく怖れ、賢く避ける」ことが重要でしょう。廃炉まで30から40年を要する国家的事業であり、私たちはきちんと理解し、しっかりと見守っていくことが大切だと思いました。 なお、原発事故対応拠点となっているJ-villageは、2020年東京オリンピックの開催に伴いトレーニング施設として再利用することが決まり、2018年までに元通りに戻すそうです。作業員宿泊施設等は順次、避難指示の解除された楢葉町に移転するそうで、国道6号沿いにはたくさんの新築されたアパートが見えました。避難指示解除準備区域の富岡町などにも、作業員向けの食堂やコンビニが営業しており、こうした面でも復興が進んでいることが今回の視察で確認できました。 ▲立谷市長(相馬市)の講義 ▲現在の3号機横の様子 ▲全国市長会からの参加者 稲城市長 高橋 勝浩 |