テキスト版
広報いなぎ
平成29年8月15日号 8面


      
iバス基地へ潜入取材!!
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 i(あい)バスの日常の安全運行は、運転手と整備士に支えられています。
 iバスの運行をしている小田急バス町田営業所でその姿を取材しました。
▽問い合わせ 管理課交通対策係


運転手の一日に密着
●午後2時 出勤
 車庫を出発する25分前には出勤し、当日の運行経路、連絡事項を確認します。
●午後3時1分 点呼
 アルコールチェック、健康状態などの申告をします。
●午後3時6分 交代用乗用車で出発
 運行中のバスに乗務するため、運転手交代地点の平尾団地バス停に向かいます。
●午後3時40分 Cコース7便の乗務開始
 車いすの方が乗車される際には、乗車から降車までしっかりお手伝いします。
●午後6時31分 運転手交代
●午後7時50分 Cコース最終便の乗務開始
 最終便は、会社帰りの方など利用者が多いため、バスの揺れに配慮して運転します。
●午後10時31分 最終便乗務終了
●午後10時56分 車庫へ入庫
 燃料の補充・点検・清掃をして、明日に備えます。
●午後11時11分 最終点呼
 アルコールチェックをし、日報を提出したら業務終了です。
●午後11時50分 帰宅

お客様は家族です
 何より安全を第一に優先しています。安全運転以外にも、お客様が座られているか等車内の動きにも目を向けています。
 そして、お客様と話す時は、家族のように接するようにしています。iバスには様々な路線があるため、乗り間違えが無いように車内外で丁寧なアナウンスを心がけています。分からない時にはお声かけください。
 お客様に安心してご乗車いただけることが、何より嬉しいです。

▲運転手 須藤昭弘さん


バスの保守点検を大公開
 小田急バス町田営業所ではiバスを含む99台のバスについて、3カ月に1回の法定点検の他に、月に1回の自主点検として約20項目を1時間かけて点検します。

オイルパンの点検
 エンジンオイルは車両にとって血液です。そのエンジンオイルを溜めておくオイルパンのボルトを叩いて、緩みがないかを確認します。

タイヤナットの締め付け
 専用の機械でボルトを締めます。バスの種類毎に締める力が異なり、iバスは40キログラム、路線バスは60キログラムで締めます。少しの緩みが大事故につながります。

エンジンの点検
 エンジンオイルや冷却水の量が十分あるか、ボルトが緩んでいないかを検査します。iバスは走行距離が長いので、エンジンベルトの消耗具合は入念に確認します。

電装系の確認
 ウインカーの電球切れや方向幕、各種電子機器などが正常に機能しているかを確認します。

バスの体調管理は任せて
 iバスの車両は休むことなく一日に200キロメートル以上走行するので、サスペンション等の足周りを特に注意して点検しています。夏はとても暑い職場ですが、塩飴などで熱中症対策をして、お客様に安心してご乗車いただけるようバスを日々整備しています。
 整備した車両が、故障無く車庫に戻ってくるのを見ることが喜びです。

▲整備士 五十嵐章夫さん


頼れる市内の路線バス

旅行・ビジネスに
空港連絡バス

 稲城駅・若葉台駅と羽田空港・成田空港を結びます。
 都心から近く便利な羽田空港へは1日6便、多くの格安航空が乗り入れる成田空港へは1日4便運行しています。
羽田空港線
○往路=若葉台駅→稲城駅→羽田空港
○復路=羽田空港→調布駅南口→稲城駅→若葉台駅
成田空港線
○往路=若葉台駅→稲城駅→調布駅北口→成田空港
○復路=成田空港→調布駅南口→稲城駅→若葉台駅
▽問い合わせ
京王バス東株式会社調布営業所 電話 042-499-6711
リムジンバス予約・案内センター 電話 03-3665-7220

市内全域を広く運行
小田急バス

 iバス運行事業者の小田急バスは市立病院と新百合ヶ丘駅を結ぶ路線や、矢野口駅とよみうりランドを結ぶ路線などを運行しています。
▽問い合わせ 小田急バスお客さまセンター 電話 03-5313-8330

近隣多摩地域へのお出かけに
京王バス

 稲城駅から南多摩駅を経由して聖蹟桜ヶ丘駅を結ぶ路線などを運行しています。
▽問い合わせ 京王バス乗合事業担当 電話 042-352-3713

共同運行
 市内には2社の共同運行路線が多く、稲城駅と若葉台駅を結ぶ路線や、昨年6月からは、若葉台駅と南多摩駅を結ぶ路線(平日の朝夕合計1日5往復)が運行しています。

町田方面へのアクセスが可能
神奈中バス

 若葉台駅から鶴川駅までの路線など、稲城市と町田市を結ぶ路線を運行しています。
▽問い合わせ 神奈川中央交通お客様サービス課 電話 0463-22-8833