テキスト版
広報いなぎ
平成29年9月15日号 2面


      
児童館できょうは、なにする?
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乳幼児も小学生もいっぱい遊べる!
 児童館では、子どもたちの「やりたい!」を叶えるためのスペースや遊具、イベントを用意しています。
▽問い合わせ 児童青少年課児童館・学童クラブ係

乳幼児
パパ・ママ、一緒に遊ぼう!

 お子さんを連れ「今日はどこに出かけようか」と悩んでいませんか?児童館はパパ・ママ、子どものための施設です。
 主に平日の午前中は幼児向けの事業を行っています。体操教室やベビーヨガ、子育て中のパパ・ママの交流イベント等、親子で楽しめる行事がたくさんあります。子どもたちが喜ぶおもちゃも用意しています。自宅とは違った環境で、のびのびと過ごしましょう。

小学生
雨の日でも、一人でも大丈夫!

 室内で卓球やドッジボール、ボードゲーム等の様々な遊びが楽しめます。また、小学生以上を対象に、料理や工作教室、スポーツ大会等の楽しい行事を用意しています。
 児童館では、先生がお友だち同士の交流をサポートしますので、1人で来ても心配ありません。近くの児童館で地域の友達の輪を広げましょう。

子どもたちの遊びを見守っています
 各児童館には「児童厚生員」と呼ばれる先生がいます。皆さんのお話を聞いたり、遊びの手助けをし、施設の安全な利用を見守っています。
 放課後、学校や家とは違った経験ができる児童館で、思いっきり遊びましょう。
各児童館のイベント情報は市ホームページを見てね!
 市内の児童館では、季節に合わせた様々なイベントを行っています。工作や探検、ドッジボール等、子どもたちに人気の遊びをご用意しています。詳細は市ホームページ(携帯電話の方は下記QRコード)をご覧ください。
児童館は市内に5カ所
▽期日 月曜日から土曜日
※ 休館日は日曜日、祝日、年末年始(12月28日から1月4日)です。
▽時間 午前9時から午後5時
※ 正午から午後1時は休館時間です。
▽会場 下記参照
※ 一度帰宅して、ランドセルを置いてから、遊びに来てください。

▲児童館紹介

第二児童館
矢野口1780
電話 042-379-9573
第三児童館
平尾1-20-5
電話 042-331-0230
第四児童館
東長沼271
電話 042-377-4406
城山児童館
向陽台6-7
電話 042-379-5411
本郷児童館
東長沼2115-2
電話 042-378-6500

      
市長コラム No.70 サービス付き高齢者向け住宅
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 今年3月、平尾地区に新たなサービス付き高齢者向け住宅「コーシャハイム平尾」が誕生し、平成29年5月から入居を開始しています。
 この住宅は一般にサ高住(さこうじゅう)と呼ばれるもので「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に規定する基準に該当し、都道府県知事への登録を受けた物件を指します。具体的には、施設がバリアフリー構造であったり、生活相談や安否確認などのサービスが施設内で受けられる高齢者向けの賃貸住宅を言い、市内では3件目の登録となります。
 本物件は、平尾団地の汚水処理施設跡地の有効活用のため、東京都住宅供給公社が建設し、民間の運営会社が建物全体を借り受け、1階部分に入居する介護事業者・医療法人との連携で、サ高住として運営するものです。
 6年前には本件はまだ構想段階でしたが、市の将来に必要な建物として誘致すべく、私の選挙公約の一つに掲げました。建設計画段階では多くの地域住民の関心を集め、賛否様々なご意見がある中で、平成24年4月から足掛け5年、24回に及ぶ地元との協議が開催されました。東京都住宅供給公社、平尾地区各自治会、市職員がメンバーとなって話し合いを続け、最終的には「地域にできて良かった」と思えるような機能を盛り込むことができました。
 現在、我が国は急速な高齢化が進展しています。団塊の世代が75歳以上となる2025年度を目途に、要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、地域包括ケアシステムの構築が急務です。稲城市でも最重要課題の一つとして取り組んでいるところです。今回竣工したコーシャハイム平尾は、成熟した平尾地域における地域包括ケアの拠点となるべきものと考えます。
 ところで、従来のサ高住では、介護事業所が併設されるのが一般的で診療所がある物件は珍しいとのことです。この状況では、必ずしも介護や医療の連携が密接に図られるものではありません。しかし、本物件では運営会社と介護系事業・医療系事業・地域交流施設が入居前から相互に連携しながら開設準備をしてきたとのことであり、多くの併設施設・事業が一体的にサービス提供をできる体制は、都内でも希少です。
 今後、コーシャハイム平尾が入居者のみならず地域住民の交流の拠点としても成長し、地域包括ケアの一翼を担っていただけるよう発展されることを期待しています。
 なお、レストランは入居者専用ではなく、地域の皆さんにも開放されているとのことですので、ご近所の方は一度覗いてみてはいかがでしょうか?

▲平成29年5月から入居を開始したコーシャハイム平尾

▲介護・医療サービスが施設内で受けられる

▲誰でも利用できるレストラン

稲城市長 高橋 勝浩