テキスト版
広報いなぎ
平成30年6月15日号 1面


      
7月は全国強調月間
社会を明るくする運動
犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ
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活動を支えるお二人のインタビュー

日野・多摩・稲城地区更生保護女性会副会長・稲城分区長
井上 美代子氏

小・中学校の生徒の皆さんに広報活動用の折り鶴を折っていただいています。生徒一人ひとりの「社会を明るくする運動」への理解が深まることを望んでいます。更生保護女性会は啓発活動の他、刑務所・少年院での支援活動も行っています。出所した際の衣類・生活必要品の提供など、地域の方にお声掛けをして支援を募っています。
少年院など様々な施設を訪問する中で、子育ての無責任さや家庭で極端に不足した愛情の結果が、犯罪や非行につながっていると感じています。支援の輪が広がり、地域が連携したより良い社会になることを望んでいます。

日野・多摩・稲城地区保護司会副会長・稲城分区長
篠崎 誠一氏

社会を明るくする運動は、罪を犯した人たちの更生への理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて犯罪・非行のない明るい社会を築こうとする運動です。今年は「再出発を見守る社会へ」がテーマです。
犯罪・非行をした人が、立ち直るためには、地域の力が必要です。最初から悪い人はおらず、何か原因があっての事なので、地域社会で温かく見守り、やさしく迎えて欲しいです。保護司・防犯クラブ・自治会など一丸となって協力していきたいです。
そして、社会に復帰し地域にとけ込むには、仕事が重要です。今後はご理解いただける雇用主がさらに増えてくれることを願っています。


社会を明るくする運動PR活動
 犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深めていただくため、駅頭や街頭でPR活動を行います。
▽稲城市推進委員会構成団体 保護司会、更生保護女性会、稲城市、稲城市教育委員会、稲城市社会福祉協議会、自治会、民生・児童委員協議会、青少年委員、東京都薬物乱用防止推進稲城市協議会、青少年育成地区委員会、東京稲城ロータリークラブ、多摩稲城防犯協会、地区体育振興会、大丸婦人会、株式会社読売巨人軍、東京ヴェルディ株式会社、稲城市商工会など
駅頭・街頭PR
▽期日 平成30年7月2日(月曜日)
▽時間 午前7時から午前8時30分
▽会場 京王よみうりランド駅、稲城駅、若葉台駅、矢野口駅、稲城長沼駅、南多摩駅、平尾団地バス停など
読売ジャイアンツ球場PR
▽期日 平成30年7月10日(火曜日)
▽時間 午後3時から午後4時
▽会場 読売ジャイアンツ球場
▽問い合わせ 生活福祉課地域福祉係

▲PR活動(啓発グッズの配布)


保護司の活動
 保護司は法務大臣から委嘱され、保護観察官と協働で、罪を犯した人の保護観察や更生の手助けを行い、犯罪・非行を予防するための活動を、関係機関・団体と協力して行っています。
▽問い合わせ 生活福祉課地域福祉係


青少年の非行・被害防止全国強調月間 非行や犯罪から青少年を守ろう
 社会全体で広く青少年の非行を防止し、また青少年を犯罪から守り、健全な育成を図るためには、関係機関・団体、地域住民が共通の理解と認識を深め、青少年の規範意識の醸成と社会環境の浄化を図ることが必要です。
 青少年の非行防止と保護に対し、ご協力をお願いします。
▽問い合わせ 児童青少年課青少年係