テキスト版
広報いなぎ
令和元年11月15日号 3面


      
令和元年12月14日開催 中央文化センターでの環境イベント
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おもちゃの病院
 お子さんと一緒に壊れたおもちゃをお持ちください。当日は症状を伺います。取扱説明書などがあれば一緒にお持ちください。
※ おもちゃは1組3点まで
※ モデルガン等の危険なおもちゃ、中古購入などで最初から壊れていたおもちゃは不可
▽定員 20組程度(予約者優先)
▽費用 無料(部品交換の場合は実費負担)
▽申込方法 電話〔令和元年11月15日(金曜日)から〕
▽申込期限 令和元年12月11日(水曜日)
フードドライブ
 家庭や事業所で余っている食品を持ち寄り、福祉団体や施設などへ寄付するボランティア活動です。
▽お持ちいただきたい食品
○缶詰(肉、魚、果物など)
○調味料(油、醤油など)
○インスタント・レトルト食品(冷凍・冷蔵食品は除く)
○嗜好品(インスタントコーヒー、茶など)
○乾物(米、乾麺、海藻など)
○乳幼児食品(粉ミルク、ベビーフード、離乳食など)
※ 未開封で賞味期限が1カ月以上あり、包装や外装が破損していない物に限る。
展示即売
生ごみ処理容器「くうたくん」

 「くうたくん(直径33センチメートル・高さ43センチメートル)」は電気を使わず、酵素の力で生ごみを分解し、臭いがしないのが特徴です。
▽費用 3,000円(市による助成後の金額)
▽持ち物 認印(助成金の申請に必要)
◆共通事項
▽期日 令和元年12月14日(土曜日)
▽時間 午前10時から正午ごろ
▽会場 中央文化センター講座室
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

▲「おもちゃの病院」丁寧に診察します

      
ご協力ください 資源物の回収
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 年末の大掃除などで出る古紙や古布、発泡スチロール等は資源です。古紙・古布・金属物は資源回収日に、発泡トレイ・スチロールは公共施設やスーパー等の店頭にある回収ボックスへ出してください。
資源物を捨てる際の注意点
○大きな発泡スチロールは細かくし、袋に入れて出してください(水に濡らすと処理しやすくなります)。
○植木鉢やプランターとして使用した発泡スチロールは、特によく洗い、土汚れを落としてから出してください。
○古布は雨の日でも回収しますが、リサイクルできなくなるので、できるだけ次回の収集日に出してください。
次の発泡トレイ・スチロールは燃えるごみです
○卵のパック、弁当やカップラーメン・納豆の容器
○洗っても汚れの落ちない物
○ペンキを塗った物
▽問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
ごみ減量地域説明会
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 ごみ減量やリサイクルについて、市職員による出張説明会を随時開催しています。
 ごみの分別・出し方・処理の流れ、ごみ減量のポイント等についてお話しします。
▽対象 市内在住・在勤・在学の団体やグループ
▽説明時間 20分から1時間程度
▽申込方法 電話
▽申込期限 希望日の2週間前
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
平成31年度 住宅用創エネルギー機器等導入促進事業補助金
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 地球温暖化対策などにつながる、住宅用創エネルギー機器などに対する補助を行います(下表参照)。
▽対象 平成31年度内に補助対象機器を自家用として新たに導入する、次のいずれかに該当する方
○市内の住宅に補助対象機器を導入または導入された新築住宅を購入した個人
○共用部分で使用するため、補助対象機器を市内の既築集合住宅に導入した管理組合
※ 住宅の所有者または契約者全員に市税などの滞納がなく、設置の同意があること
※ 集合住宅の管理会社などの事業者・オーナーが居住していない賃貸住宅などは不可
▽申込方法 窓口
※ 申請用紙は環境課、各文化センター、平尾・若葉台出張所、市ホームページで入手可
▽受付期間 令和2年1月10日(金曜日)から31日(金曜日)
※ 平日正午から午後1時、土曜日・日曜日を除く。
※ 休日開庁日の令和2年1月13日(月曜日・祝日)・25日(土曜日)は、事前にご連絡いただいた場合、午前中のみ受け付けます。
▽申込先・問い合わせ 環境課環境政策係

▲住宅用創エネルギー機器等のイメージ

補助対象機器一覧
No.補助対象機器補助金額
1太陽光発電システム20,000円/Kw(上限60,000円)
2太陽熱利用システム5,000円/平方メートル(上限30,000円)
3エネファーム30,000円
4蓄電池システム25,000円
5HEMS(ヘムス)No.1から4の機器との併設に限り30,000円
6木質ペレットストーブ機器費の3分の1(上限50,000円)
7燃料電池自動車100,000円
8ビークル・トゥ・ホームシステムNo.1の機器と同時導入に限り25,000円


      
家庭剪定枝(せんていし)リサイクル情報
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▽令和元年11月中旬から令和2年1月の作業日・地区
11/19(火曜日)・向陽台、
12/3(火曜日)・矢野口、
12/10(火曜日)・坂浜、
12/17(火曜日)・大丸、
1/14(火曜日)・平尾、
1/21(火曜日)・長峰、
全ての作業日・東長沼
▽申込方法 作業日前週の金曜日午前中までに電話でお申し込みのうえ、持ち込む場所を確認し、土曜日から月曜日に必ず葉を取り除いてからお持ちください〔葉付きの剪定枝や取り除いた葉は、燃えるごみの日に出せば2袋(束)まで無料収集します〕。
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
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▽問い合わせ 秘書広報課広報広聴係

      
市長コラム No.95 台風災害への対応
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 近年の台風は年々大型化するとともに速度が遅くなり、同一地域に長時間の雨をもたらす傾向があるようです。今年も大きな被害が発生しました。
 令和元年9月9日午前5時前に千葉市付近に上陸した台風15号は、関東地方に上陸したものとしては観測史上最強と言われています。市では前夜のうちに自主避難所を開設し、午後9時に災害対策本部を設置、翌朝午前7時まで対応をしました。
 この台風は風の影響が強く、市内では倒木が相次ぎ、農作物にも大きな被害が発生しました。収穫期の梨の落果は、市役所と農協が聞き取りを行った範囲で15,160キログラム、概算被害額が約1,200万円に及び、金額は不明ですが野菜農家16軒にも被害があり、その他農業施設の破損などもありました。
 特に千葉県は甚大な被害となり、ピーク時に約640,000軒の大規模停電が発生し、東日本大震災以降最大の停電となりました。復旧に2週間以上を要し、浄水施設のポンプ停止などで大規模な断水も発生しました。
 市ではブルーシート・土嚢袋・ペットボトル入り飲料水をダンプ2台に積み込み、木更津市へ支援物資として送りました。また、君津市へ職員を9日間派遣し、家屋被害認定や罹災証明発行のお手伝いをさせていただきました。
 台風15号では、停電が長期化すると水不足が起こることがわかりました。市では大規模災害発生の都度、被害想定の拡大に合わせて飲料水や生活用水の確保を強化してきましたが、今回の状況も教訓としたいと思います。
 令和元年10月12日午後7時前に伊豆半島に上陸した台風19号は、関東・甲信・東北地方で記録的な豪雨となり甚大な被害をもたらしました。市では午前10時30分に災害対策本部を設置し、風水害対応の避難所21カ所全部の開設を午前11時に完了し、午後2時には避難勧告を発令しました。午後4時ごろには多摩川が氾濫危険水位を超え、現場巡視の職員から大丸谷戸川が越水の可能性ありとの報告を受けました。この多摩川の支流が内水氾濫を起こすと、押立地区を中心に広範囲に浸水被害が発生する恐れがあったため、国土交通省関東地方整備局の多摩川を管理する京浜河川事務所長に私から大型排水ポンプ車の派遣要請をしました。これは令和元年10月6日に開催した地域防災訓練にも参加いただいた重機で、ご覧になった方も多いと思います。千葉県内を出発して午後10時過ぎに稲城に到着し、13日午前3時ごろまで排水作業を実施していただいたおかげで氾濫を防ぐことができました。
 この台風では、市内数カ所で土砂崩れが発生しましたが人的被害はありませんでした。しかし都内では多摩川や浅川など6河川が氾濫し八王子市・青梅市・あきる野市・調布市・狛江市・世田谷区などで浸水被害が発生しました。16日時点の集計では長野県の千曲川や福島県の阿武隈川など7県の59河川90カ所で堤防が決壊し、国管理の24河川・16都県管理の229河川で氾濫が発生したとのことです。
 福島県相馬市では水道施設が被災し大規模な断水が発生しました。13日昼過ぎに相馬市長から給水車の派遣要請を受け、当日午後8時30分に消防署を出発して14日午前2時過ぎに相馬市役所に届けました。
 台風19号では、市内で初の大規模な避難となり、ピーク時には1,375世帯3,481人の避難者があり、東日本の広域にわたる未曾有の水害も発生しています。今後とも支援を継続するとともに、この教訓を稲城市の風水害対策に活かしていきたいと思います。
 度重なる台風災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。

稲城市長 高橋 勝浩