テキスト版
広報いなぎ
令和2年5月15日号 2面


      
国民健康保険 整骨院・接骨院、はり・きゅう、マッサージの受診上の注意
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 整骨院・接骨院、はり・きゅう、マッサージの施術には、健康保険を使える場合と使えない場合がありますのでご注意ください(下表参照)。
▽問い合わせ 保険年金課国民健康保険係

健康保険が「使える場合」と「使えない場合」
 健康保険が使える場合健康保険が使えない場合(全額自己負担)
整骨院・接骨院(一部医師の同意が必要)急な外傷による、以下のけが
○捻挫
○打撲
○挫傷(肉離れ等、血が肌の外に出ないけが)
○骨折・不全骨折・脱臼(応急手当を除き、医師の同意が必要)
急な外傷によらない、痛みや凝り等
○疲労回復
○日常生活などによる痛みや凝り
○病気(神経痛・関節炎・五十肩・ヘルニア等)からくる痛みや凝り
○以前けがをして治ったが、再び痛み出した場合
はり・きゅう(医師の同意が必要)○神経痛、腰痛症、五十肩
○リウマチ
○頸腕(けいわん)症候群
○頸椎(けいつい)捻挫後遺症
○左記以外の原因による肩凝り・痛み
○疲労回復 など
マッサージ(医師の同意が必要)○筋麻痺
○関節拘縮(関節の動く範囲が狭くなったり、動かなくなったりする)等の、医療上マッサージを必要とする症例
○疲労回復
○慰安
○整体やカイロプラクティック等、民間資格者による施術 など


      
国民健康保険 海外療養費
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 旅行などの海外渡航中に、病気やけがで、やむを得ず現地の医療機関で治療を受けた場合、その医療費は帰国後、申請により海外療養費として給付を受けられます。
 ただし、適正な保険給付を行うため、申請時にパスポート・領収明細書・診療内容明細書(各日本語翻訳付き)などの確認書類が必要です。また、高額な案件など現地調査が必要な場合は、詳細な内容点検調査も実施します。
 なお、1年以上日本を離れる場合は、転出による国民健康保険の資格喪失届の提出が必要となります。
▽問い合わせ 保険年金課国民健康保険係

      
払い戻しします 粗大ごみ処理券
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 旧粗大ごみ処理券をお持ちの方には、後日、口座振込にて払い戻しを行います。
▽申込方法 還付請求書を持参または郵送
※ 振込口座情報の記載と押印必須(スタンプ印不可)
※ 還付請求書は環境課、市ホームページから入手可
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
ご協力ください 古布の排出量の抑制
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 市で回収した再利用できる古布は、リサイクル業者により海外へ輸出していますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、輸入国での受け入れが困難な状況となっています。
 このような状況が改善されるまでの間、自宅で保管する等、古布の排出量抑制にご協力をお願いします。状況が改善された場合には、市ホームページ等でお知らせします。
▽問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
市内の放射線量測定結果(令和2年4月2日から20日測定)
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 測定結果は国際放射線防護委員会勧告の指標値以下でした。詳細は市ホームページをご覧ください。
▽問い合わせ 環境課環境保全係

      
家庭剪定枝(せんていし)リサイクル情報
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▽令和2年5月下旬から6月の作業日・地区
5/19(火曜日)・長峰、
5/26(火曜日)・押立、
6/2(火曜日)・向陽台、
6/9(火曜日)・矢野口、
6/16(火曜日)・坂浜、
6/23(火曜日)・大丸、
6/30(火曜日)・平尾、
全ての作業日・東長沼
▽申込方法 作業日前週の金曜日午前中までに電話でお申し込みのうえ、持ち込む場所を確認し、土曜日から月曜日に必ず葉を取り除いてからお持ちください〔葉付きの剪定枝や取り除いた葉は、燃えるごみの日に出せば2袋(束)まで無料収集します〕。
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
購入費用助成 老人性白内障手術に伴う特殊眼鏡など
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▽対象 次の全てに該当する方
○市内在住で65歳以上の方
○老人性白内障の手術により視力の回復が可能な方
○身体上の理由で人工水晶体を挿入できず、特殊眼鏡またはコンタクトレンズを必要とする方
○本人の所得が基準額以下の方(下表参照)
○生活保護を受けていない方
▽申込方法 窓口
▽申請に必要な物
○眼内レンズを挿入できない理由が書かれた医療機関の証明書
○特殊眼鏡などの領収書
○前年の所得状況を証明する書類
▽申込期限 手術日から1年以内
▽申込先・問い合わせ 高齢福祉課高齢福祉係

所得基準額表
扶養親族基準額
0人257万2,000円
1人305万2,000円
2人以上343万2,000円


      
令和2年第2回 市議会定例会 令和2年6月12日(金曜日)から開催
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 議会の傍聴を希望する方は、事前に議会事務局にお問い合わせください。
※ 請願・陳情は、事前連絡のうえ、令和2年6月4日(木曜日)午後5時までに持参してください。
本会議と会期中の委員会の様子をインターネットで中継
 市ホームページ内「稲城市議会」から生中継・録画でご覧いただけます。また、スマートフォン・タブレット等でも視聴できます。
▽問い合わせ 議会事務局議事係

      
中止となりました 上谷戸(かさやと)ホタルの夕べin稲城
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 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年度の「上谷戸ホタルの夕べin稲城」は中止となりました。
▽問い合わせ 土木課緑と公園係

      
シャッター
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「稲城市高齢者見守りネットワーク事業協定」締結式を行いました(令和2年3月30日)
 この事業は、事業者が、日常生活・業務の中で気付いた高齢者の異変を市などに連絡し、安否確認など適切な支援につなげるものです。
 平成31年度は「多摩南生活クラブ生活協同組合」「明治安田生命保険相互会社八王子支社」と協定を締結しました。

      
市長コラム No.101 緊急事態宣言の発出
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 新型コロナウイルス感染症の状況は広報いなぎ令和2年3月15日号に投稿させていただきました。その原稿を書いていた令和2年2月末時点では、クルーズ船を除く国内感染者が242人・死者5人、都内では感染者40人・死者1人という状況でした。
 政府から令和2年2月26日にイベント自粛要請が、27日に小中学校等臨時休校要請が発出され、当時はそれらの効果を期待していましたが、残念ながら感染の拡大防止には至らず、令和2年3月下旬から日々の新規感染者数が激増することとなってしまいました。これまでのピークは令和2年4月11日の719人で、その後減少してはいるものの、毎日400から500件と横ばいで、今のところ下がる傾向にはないようです。
 この原稿を書いている令和2年4月23日現在、クルーズ船を除く国内感染者が12,857人・死者341人、都内では感染者3,733人・死者93人にもなってしまいました。わずか2カ月でまるで別世界となってしまったかのようです。
 この間、尊い命を亡くされた方のご冥福をお祈りするとともに、現在入院され病気と闘っている方の一日も早い回復を願っています。そして何より、治療法のないウイルス感染症対策の最前線で医療資機材も不足する中、日夜懸命に働いてくださっているドクター・ナース・コメディカル(医療従事者)ほか医療関係者の皆さんに敬意と感謝を表します。
 稲城市では令和2年1月29日に新型コロナウイルス感染症情報連絡会を開催し、31日にこれを危機管理対策本部に移行して以来、計20回の会議を開催し、国や都の動向を注視しながら適時対策をとってまいりました。イベントの延期・中止、公共施設の使用自粛・閉鎖、小中学校の臨時休業、医療・保育・介護現場などへのマスク・防護服・消毒液の配布、妊婦さんへのマスク配布などです。
 令和2年4月1日には東京都が市区町村別感染者数の公表を開始し、稲城市で一人目の感染者が確認されました。また同日には、東京都の要請に基づき市立病院に「帰国者・接触者外来」を設置し、保健所から指示を受けた感染疑いの市民を受け入れ、当院医師の判断でPCR検査とCT画像診断を開始しました。
 令和2年4月7日には新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、政府が7都府県に緊急事態宣言を発出したことに合わせ、新型コロナウイルス感染症対策本部に移行し、専任職員3人を配置しました。
 緊急事態宣言後は、利用自粛が残っていた公共施設を閉館とし、10日から保育所・学童クラブ等を利用自粛、13日からBCP(事業継続計画)実施のため市役所の業務縮小・交代制勤務の開始、14日から消防署の警防隊を本署と出張所に分散配置、20日から保育所・学童クラブ等の臨時休園・閉所、小学校の児童預かりの臨時休止、22日から証明書の無料交付などを順次実施してきました。
 そして、国の特別定額給付金をできるだけ早く支給するため、市内中小事業者への小口事業資金融資あっせん・市内飲食店の宅配事業補助など当面の市単独緊急対策と合わせて補正予算を策定し、専決処分(市議会の議決を省略して決定する措置)しております。
 皆さんがこのコラムをご覧になる頃、緊急事態宣言が完全解除にはなっていないかもしれませんが、我々は引き続き医療崩壊を防ぎ、緊急対策を進めるべく全力で取り組んでまいります。皆さんと力を合わせ、この国難を乗り越え、アフターコロナへと進んでまいりましょう!

▲新型コロナウイルス感染症対策本部

稲城市長 高橋 勝浩