テキスト版
広報いなぎ
令和2年10月15日号 2面


      
参加者募集 城山公園の池の底きれいにする!大作戦
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 生態系を守り、良好な自然環境を作るため、溜め池を定期的に浚(しゅん)せつ(池の底の土砂を取り除く)しています。浚せつする前に、池に住む生きものを保護する取り組みに参加しませんか。
 生きものは講師の指導のもと安全な場所に移動します。
▽期日 令和2年10月25日(日曜日)
※ 雨天順延〔予備日 令和2年11月8日(日曜日)〕
▽時間 午前10時から正午
▽会場 城山公園芝生広場
▽定員 15人
※ 小学校低学年以下は要保護者同伴
▽講師 城山トコロジストの会
▽持ち物 汚れても良い服装(長袖・長ズボン推奨)、長靴、ゴム手袋、汚れた物を持ち帰る袋、飲み物
▽申込方法 電話、ファクス、メール〔必要事項 ○氏名 ○性別 ○年齢 ○住所 ○電話番号 ○同伴者氏名・年齢〕
▽申込先・問い合わせ 環境課環境政策係 ファクス 042-378-3310 メールアドレス kankyou@city.inagi.lg.jp

▲生きもの保護の取り組み

      
禁止です 違反広告物
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 まちの景観と安全を保つため、道路上への立て看板や、電柱・街路樹などへの貼り紙・貼り札は禁止されています。
募集します
違反広告物撤去協力員

 市民ボランティアにより撤去活動を行っています。一緒に稲城の景観を守りましょう。
▽対象 市内在住・在勤で20歳以上の方(登録制)
▽任期 2年間
▽問い合わせ 環境課環境保全係


      
有料広告を募集 令和3年度版ごみ・リサイクルカレンダー
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 市内全世帯・事業所へ配布され、1年間使用されるごみ・リサイクルカレンダーへ広告掲載を希望する事業者を募集します。店舗やサービス等のPRにご活用ください。詳細は市ホームページをご覧ください。
▽規格 タテ27ミリメートル×ヨコ73ミリメートル
▽カレンダー配布時期 令和3年3月初旬以降
▽費用 16,000円(1枠)
▽申込方法 広告掲載申込書を持参または郵送
※ 広告内容の分かる原稿を必ず添付
※ 広告掲載申込書・募集要項は、環境課・市ホームページで入手可
※ 申込多数の場合は、市内に事業所を有する事業者を優先
※ 公共性・品位を損なう恐れのあるもの等は掲載不可
▽申込期限 令和2年10月30日(金曜日)
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
梨赤星病予防にご協力ください
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 ビャクシン類(カイヅカイブキ、タマイブキ、一部のコニファー等)は梨の「赤星病」の伝染源となります。特産物の梨を守るために、市内にはこれらの植物を植えないようご協力ください。
▽問い合わせ 経済観光課農政係、JA東京みなみ稲城支店指導経済課 電話 042-377-6002

▲ビャクシン類

      
受け付けます 東京たま広域資源循環組合 入札参加申請
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 令和3・4年度の工事・物品買入れ等の入札参加申請を受け付けます。詳細は「東京たま広域資源循環組合」ホームページをご覧ください。
▽申込方法 郵送〔令和2年10月16日(金曜日)から〕
▽申込期限 令和2年11月2日(月曜日)必着
※ 期間を過ぎても随時受け付けていますが、令和2年11月3日以降のものは、令和3年4月1日以降の競争入札参加資格者名簿に登録されます。
▽申込先・問い合わせ 東京たま広域資源循環組合総務課(〒190-0181西多摩郡日の出町大字大久野7642) 電話 042-597-6151

      
家庭剪定枝(せんていし)リサイクル情報
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▽令和2年10月下旬から令和2年12月の作業日・地区
10/27(火曜日)・長峰、
11/10(火曜日)・押立、
11/17(火曜日)・向陽台、
12/1(火曜日)・矢野口、
12/8(火曜日)・坂浜、
12/15(火曜日)・大丸、
全ての作業日・東長沼
▽申込方法 作業日前週の金曜日午前中までに電話でお申し込みのうえ、持ち込む場所を確認し、土曜日から月曜日に必ず葉を取り除いてからお持ちください〔葉付きの剪定枝や取り除いた葉は、燃えるごみの日に出せば2袋(束)まで無料収集します〕。
▽申込先・問い合わせ 環境課ごみ・リサイクル係

      
再任されました 固定資産評価審査委員会委員
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 本委員会は、固定資産の価格に関する不服を審査することを目的とした委員会です。令和2年9月の第3回市議会定例会で再任されました。任期は令和2年10月5日から令和5年10月4日の3年間です。
稲葉 勝巳(いなば まさみ)氏(不動産鑑定士)
岩藤 真実(いわふじ まさみ)氏(税理士)
草川 健(くさかわ たけし)氏(弁護士) 
▽問い合わせ 情報管理課文書法制係

      
市長コラム No.106 学校給食共同調理場 新第一調理場が完成
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 南山小学校の東側に建設しておりました新第一調理場がこのたび完成し、令和2年10月10日には小規模な竣工式を執り行いました。
 既に令和2年9月初旬には建屋が完成しており、その後調理器具や洗浄機器が設置され、残りの厨房設備や備品類を搬入し、今後様々な準備・シミュレーション、調理等委託業者における調理訓練、洗浄訓練を経て、令和3年4月から稼働することとなります。
 さて、学校給食共同調理場の建て替え・移転につきましては、私が長年にわたり取り組んできた政策であり、他の諸施策と比べても思い入れが深く、今回の完成を迎えて感無量です。
 稲城市では、都内の他の自治体と比べても比較的早い時期から小中学校完全給食(主食・副食・ミルクの提供)を実施してきました。第一調理場は昭和46年2月1日から稼働しており、多摩ニュータウン開発に伴う新設校に対応するため平成11年4月12日から稼働した第二調理場と併せて2カ所から配食しています。
 第一調理場は老朽化が激しく、以前から整備の必要性が叫ばれてきたところではありますが、解決困難な課題があり、なかなか実現に至りませんでした。
 第一の課題は用途地域の問題です。現在の第一調理場は第一小学校の隣接地に所在していますが、都市計画の用途地域は「第二種中高層住居専用地域」に指定されており、工場が建てられません。また、大規模改修も新築と同様に扱われるため改築もできません。いわゆる「既存不適格」の状態であり、現地での再整備ができないという問題がありました。
 第二の課題は敷地の問題です。稲城市はかねてより財政基盤の弱い自治体であり、義務教育施設などの基本的な公共施設の敷地を買い取ることができず、長らく借地で設置せざるを得ない状況が続いてきました。第一調理場の敷地も一部は市有地ですが、大半は地元の地主さんからお借りしているものであり、いずれは買い取るか返還しなければなりません。しかし、仮に買収できたとしても工場の建て替えはできない土地であり、投資効果がありません。
 第三の課題は移転先の問題です。給食調理場といっても、これは食品工場であり、原則として建設できる用途地域は「工業地域」または「準工業地域」に限られます。しかし、市内には調理場用地に適した一定規模の工業地域・準工業地域がほとんどありません。
 私は平成18年に財政課長を務め、市の財政状況全般を知るにつれてこの問題を認識しました。いずれ解決しなければならないと決意し、南山地域への移転構想を同地域に小学校を新設する必要性と併せて、温めてきました。
 そして、平成23年の市長選挙に立候補するにあたり、まずは南山小学校を新設することを公約に挙げ、当選後早急に小学校用地を確保するとともに、近隣に工場が立地できる用地確保の検討を開始しました。
 更にこれに並行して、稲城市学校給食共同調理場運営委員会に、今後のあり方について諮問し、平成25年8月に答申をいただきました。
 検討の結果としては、「これまで実施してきた完全給食を継続してほしい・調理場の運営は公設民営方式が適している・第一調理場の施設整備は市内に移転候補地を確保し早期に建て替える必要がある・第二調理場は第一調理場と担当する学校数のバランスをとり調理数増加に対応する必要から設備改修が必要である」との意見が出されました。
 これらの意見を踏まえ、平成27年の市長選挙においては、学校給食共同調理場の建替移転とアレルギー対応食の提供を公約の柱に据えて取り組んできたところです。
 今回完成する第一調理場は最大食数6,500食を配食することができ、第二調理場の最大食数3,000食と合わせて一日当たり9,500食の供給が可能となります。今後とも市内全小中学校に安定的に完全給食を実施するとともに、新たにアレルギー対応食の提供を開始します。
 また、災害時にも温かなご飯と汁物を提供できるように炊飯室ラインを備えており、防災対策にも配慮しております。
 この度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、大規模な完成記念式典などを実施する計画はありませんが、来年の稼働直前には学校関係者や保護者向けの内覧会を実施できればと考えています。
 いずれ、皆さんにもお披露目できる日が来ることを楽しみにしております。

▲新第一調理場

稲城市長 高橋 勝浩