テキスト版
広報いなぎ
令和2年10月15日号 4-5面


      
消防団特集 消防団員にインタビュー 地元が好きだ。だから守りたい。
⇒戻る
      
親子で守る
⇒戻る
三ヶ尻 章一郎(みかじり しょういちろう)団員(父)

元分団長。約14年にわたり、消防団で活躍中。

三ヶ尻 匠(みかじり たくみ)団員(子)

学生時代に入団し、社会人になってからも活動を継続。現分団部長。

 稲城市消防団には、親子で活動する団員がいます。
 家族一丸となって地域を思う団員親子に話を伺いました。

消防車に乗りたかったから
(父)章一郎団員

 入団のきっかけは消防車に乗りたかったからです(笑)。
 入団してからは、幅広い年齢の方と職業上の立場に関係なく仲間といえる信頼関係が築けました。
 また消防団活動は、職場での話題の一つとしても役立っています。
自分の子も消防団へ
 消防団に入団すると、活動を通じて様々な知識を得られるのでおススメな地域活動です。
 自分の子に対しては、入団を強制したことはなかったのですが、私の活動を見て自分も入団したいと思ってくれたのならうれしいです。
 親子で活動することで、様々な場面・幅広い世代から頼りにされることが増え、地域に貢献できていると実感しています。

社会勉強をしたかったから
(子)匠団員

 防災に対する意識・知識、そこからコミュニケーション能力が培われることは、社会勉強になります。
 学生から社会人になる時は就職活動の相談にも乗ってもらえました。
 日々の活動の中で、消防団活動の枠を超えた経験をさせてもらっています。
学業と消防団活動
 団員の仲間が学生という立場を理解してくれて、学業に支障が出ないよう配慮してくれました。
 また、就職活動の面接時には、全ての企業の方に消防団のことを聞かれました。活動に興味を持っていただけたようなので、担当者の目に留まる人材になっていたのではないか?と思います。

      
女性の視点で守る
⇒戻る
惠 桃香(めぐみ ももか)団員

将来、救急隊員を目指す学生団員。団員活動・勉強と日々奮闘中。

 まだまだ男性のイメージが強い消防団。しかし消防団の活動に性別は関係ありません。
 地域のために活動し、活躍する女性団員に話を伺いました。

地域のために入団を決意
惠団員

 入団のきっかけは、地域の行事に消防団が参加していて、交流があったことです。
 地域のことをもっと知りたい・地域のために役立ちたい・生まれ育ったまちを守りたいと思い入団しました。
防災知識を伝えたい
 消防団での活動は、防災についての知識を学べます。地域の皆さんに、様々な活動で得た経験をたくさん伝えていきたいです。
女性だからできる
 女性だからこそできることもあると思います。例えば、大規模災害時などでは、女性などが気軽に相談できる環境を整えることができます。女性がいるだけで子どもやお年寄りの方が接しやすくなるのが一番の強みだと感じます。
 女性の立場を活かして、色々なことに挑戦していきたいです。
一歩踏み出そうとしている皆さんへ
 全ての行事に参加しなくても大丈夫です。学校・仕事・家庭のことを優先して、できることをやれば良いと思います。
 女性だから活動しにくいということは全くなく、今後は女性チームで救命講習の実施や広報活動をしていけたらと思っています。
 消防団は、男女が協力して活動できることを一緒に考え、一丸となって活動していますので、その環境が活動のしやすさとなっています。
 一緒に消防団活動をしてみませんか。

      
稲城市消防団
⇒戻る
▽問い合わせ 稲城消防署防災課消防団係 電話 042-377-7119 メールアドレス shoubousai@city.inagi.lg.jp

消防団とは
 消防団員は、普段は学生・会社員などである非常勤特別職の公務員です。「自分たちのまちは、自分たちで守る」という同じ気持ちを持った仲間達が集まっています。

消防団の活動
災害時に駆けつけます
 火災や大規模災害時には現場へ駆けつけ、消防職員と一緒に消火・救助活動を行います。
日頃からの訓練・点検
 いざという時の消火・救助活動ために、日頃から訓練や資機材などの点検を行っています。
地域活動
 市民の皆さんにとって身近な消防団員は、地域の防災リーダーです。地域の方と一緒に、防災訓練や地域行事に参加しています。

地域を守る消防団
大きな安心となっています

▲自治会連合会 佐久間会長
 地域の安全・安心を見守る消防団の存在は、私達にとって大きな安心となっています。災害が発生した時に、地域の消防団がいち早く駆けつけてくれるという安心感は、地域コミュニティの最たるものと思います。
 日々訓練に励む消防団員の皆さんのボランティア精神には頭が下がる思いです。
 消防団の皆さん、これからも私たちを見守っていてください!
消防団は消防署と両輪となって市民を守ります

▲防災課消防団係 阿部係長
 独自の消防本部がある稲城市では、消防団員と消防職員は互いに身近な存在であり、より実践的な連携訓練などを行っています。
 災害時には昼夜を問わず現場に出動し、消火・救助活動を行う消防団員は、消防職員にとって「大切な仲間」です。
 各地域に詳しく、地元に密着した活動をする消防団ならではのチカラが、市民を守る原動力になっています。

団員を募集しています
 稲城の安全・安心を守るため、一緒に活動しましょう。
▽対象 市内在住または在勤で18歳以上の健康な方
▽入団方法 窓口、電話、メール、「稲城市消防団」公式ツイッター等からお問い合わせください。
消防団の活動を紹介

Twitter


PR動画


Instagram