テキスト版
広報いなぎ
令和3年2月15日号 1面


      
救える命がある 迷わず使おう、AED
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 心臓が突然止まる心臓突然死により、日本では年間約7.9万人、7分に1人が亡くなっています。突然の心停止を救うには迅速な心肺蘇生とAEDによる電気ショックが必要です。
▽問い合わせ 稲城消防署警防課救急係 電話 042-377-7119

AEDとは
 心臓に電気ショックを与え、心臓の状態を正常に戻す機能を持つ、命を救う医療機器です。
なぜAEDを使うの?
 心臓突然死の主な原因の一つに、心臓が細かく震える心室細動があります。
 心室細動は心臓に強い電気ショックを与えることで、心臓の状態が平常に戻る可能性があります。
いつ使うの?
 心室細動になってからできるだけ早く電気ショックを行うことが重要です。
 救急隊が到着するまでに心肺蘇生が行われなかった場合の1カ月後の社会復帰率は4.4%でしたが、救急隊が到着するまでにAEDを使用した場合は、約10倍の46.0%でした(出典:総務省消防庁「令和2年版救急・救助の現況」)。
誰でも使えるの?
 AEDはコンピューターによって心室細動かどうかを調べて、自動的に電気ショックが必要かどうかを判断します。音声で指示を出してくれるため、誰でも簡単・確実に操作することができます。AEDを操作するのに特別な資格も必要ありません。

知っておこう
 AEDは市内公共施設や民間事業所に設置されています。いざという時のために、AEDがどこにあるのか予め知っておきましょう。市内の設置場所は市ホームページをご確認ください。
AEDを貸し出します
 お祭りやイベント等で、AEDを無償で貸し出しています(要事前申し込み)。
▽対象 医師・救急救命士または普通救命講習T以上の講習修了者を確保できる市内の団体

使い方を学ぼう
 稲城消防署では、応急手当の基礎知識や心肺蘇生法、AED等の取り扱いを学ぶ講習会を定期的に開催しています。開催日など詳細は市ホームページをご覧ください。
 受講者には救命技能者として救命講習修了証(2年間有効)を交付します。
▽対象 市内在住・在勤・在学で中学生以上の方

      
令和3年2月1日現在(前月比)
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○人口 92,281人(19人増)
○男 46,358人(6人減)
○女 45,923人(25人増)
○世帯数 41,257世帯(27世帯増)
※ 人口及び世帯数は、住民基本台帳によるものです。