テキスト版 広報いなぎ 令和3年9月15日号 4-5面
特集 姉妹都市 フォスターシティ市の魅力紹介 |
フォスターシティ市の紹介 |
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位置・アクセス等
フォスターシティ市は、サンフランシスコ空港から約10キロメートル圏内にあります。サンフランシスコ・羽田間には直行便も就航していることから、渡航の利便性も良好です。 また、繁華街やダウンタウン等がなく、全米でもベスト8に選ばれるほど安全な街であり、さらに、白人45.5%、アジア人45%という人種構成となっており、人口規模は30,000人程度です。 歴史 フォスターシティ市は、1971年4月27日に設立されました。街全体が計画されて造られた都市であり、1958年から自然を生かし水辺の生活環境を工夫しながら美しいウォーターフロント都市として開発されました。湿地を上手く利用して湖や水路を改良整備し、またショッピング施設にも小船のための船着場を造る等、水辺と共生する郊外型ニュータウンとなっています。水路もサンフランシスコ湾とは遮断されており、下水は海岸線から1.5キロメートル離れた海底へ排出する等、環境保全策がなされています。 ▲フォスターシティ市章 ●市役所 フォスターシティ市役所は3階建てで正面に庭がある。 ●ラグーン サンフランシスコ湾から海水を取り入れ、水位を制御できる人工的な水路(ラグーン)。 市内に降る雨は全てここに集まる。 ●レオJ.ライアン記念公園 ラグーンをバックに野外コンサートができるステージがある。 ●ラグーン沿いの住宅風景 住宅ごとにボートの船着場がある。 稲城市との共通点について 市制施行が稲城市と同じ1971年(昭和46年)であり、ベッドタウンであること、水を活かした街づくりをしていること等、稲城市とフォスターシティ市には共通点が数多くあります。また、フォスターシティ市は、教育や青少年のスポーツに大変力を入れており、その点も稲城市と共通しています。 ●マリナーズ・ポイント・ゴルフセンター 子ども達が気軽にできるショートホール9ホールがある。 ●シー・クラウド・パーク 年齢別の野球場を完備している。 |
姉妹都市提携 締結式の様子 |
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令和3年7月27日(アメリカ合衆国 令和3年7月26日)、「日本国東京都稲城市とアメリカ合衆国カリフォルニア州フォスターシティ市との友情と協力のための姉妹都市提携協定」締結式を執り行い、稲城市高橋市長・フォスターシティ市ゲハニ市長・稲城市姉妹友好都市交流協会安東会長・フォスターシティ姉妹都市協会オカモト会長が協定書に署名を行い、画面越しに固く握手を交わしました。
締結式は新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、オンライン形式で両市の会場をつなぎ、開催しました。 ▲高橋市長(左)とゲハニ市長(右) ▲オカモト会長(左)と安東会長(右) ▲締結式会場 挨拶(概略) フォスターシティ市長 姉妹都市提携によって互いのつながりを築き、教育・経済・文化的な機会を探り、アイディアを共有して理解を深めることができると期待しています。私たちの協力がどのように両地域の架け橋となり、相互に発展していくかを探りましょう。 このパートナーシップによって両国の文化を尊重し、より良い理解を得ることができるようなインパクトのあるプログラムを提供することができると考えています。特に若者に対しては、グローバルコミュニティの課題に対処する準備ができるよう、文化的能力を育成することができます。 稲城市の皆さん、これからも友情が深まりますように、心からお祈り申し上げます。 ▲ゲハニ市長 稲城市長 この度、稲城市とフォスターシティ市が姉妹都市となりますことは、大変喜ばしいことと思っています。 フォスターシティ市と稲城市は、共に環境に配慮した街づくりを進めていることや、両市とも今年は市制施行50周年の記念すべき年を迎えること、教育やスポーツに力を入れている等の共通点があり、「ご縁がある」市同士です。 両市では、交流を促進するための団体として、「稲城市姉妹友好都市交流協会」、「フォスターシティ姉妹都市協会」が設立されています。今後は市民が主体となり、双方の交流協会を通じて、細く長く地道に交流を続け、両市の発展につながっていくことを願っています。 ▲高橋市長 フォスターシティ姉妹都市協会会長 この姉妹都市提携締結を待ち望んでいました。姉妹都市提携には多くのメリットがあります。私は、フォスターシティ市の子ども達に、稲城市の家庭にホームステイして、日本の文化に触れる機会や日本の子ども達がアメリカを訪れ、アメリカの若い家族と一緒に生活する機会を作りたいと思っています。また、両市のスポーツチームや音楽グループ同士などの交流を行い、様々な事を学べるようにしたいと思います。 私の一番の願いは、訪れたことのない国について学んでもらうことです。この姉妹都市交流は、それぞれの市の市民にとって、心や視野を広げ、他の国の人々を真に理解する機会となるでしょう。 ▲オカモト会長 稲城市姉妹友好都市交流協会会長 5年前、私は市民代表としてフォスターシティ市を訪れ、美しい景色に魅了されました。ラグーン沿いにある野外ステージを見たとき、稲城市で受け継がれてきた日本の伝統的な太鼓や盆踊りができたら素晴らしいと思いました。 姉妹都市交流の主な目的は多文化との交流です。知らない文化を体験することで、市民一人ひとりの心が豊かになり、特に子どもたちは、交流を通じてグローバルな視点と大きな夢を持った人に成長していきます。 姉妹都市の締結は、パートナーシップの最初のステップです。両都市の明るい未来に向けて手を取り合っていきましょう。 ▲安東会長 |
交流協会について |
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両市の交流協会について
稲城市姉妹友好都市交流協会(以下、交流協会)は、姉妹都市(北海道大空町・フォスターシティ市)、友好都市(福島県相馬市・長野県野沢温泉村)と稲城市民の交流を担う組織として令和2年9月に発足しました。 フォスターシティ姉妹都市協会も、稲城市の交流協会同様、令和2年に発足しました。これからの稲城市・フォスターシティ市間の交流は、それぞれの協会が中心となり、進めていく予定です。 稲城市姉妹友好都市交流協会からのメッセージ 交流協会は、発足してから約1年の新しい団体ですが、姉妹・友好都市の市民同士の交流を深めるために様々な事業を計画すると共に、市民の皆さんがそれらの都市に親しみを持つことができるよう、日々活動しています。姉妹都市・友好都市との交流事業の企画・運営に興味がある方、交流事業に参加してみたい方など、ぜひお気軽にお問い合わせください。 ▽問い合わせ 稲城市姉妹友好都市交流協会 事務局(電話 042-378-2112、メールアドレス info@inagi-iifa.org) ▲交流協会ホームページ |