稲城市

標本展示室

最終更新日:2018年3月16日

標本展示室には、チョウ類、トンボ類、カミキリムシ類、甲虫類などの昆虫標本を展示しています。

標本展示室
  展示内容 概要 展示内容
1 稲城の自然と動植物 動植物 植生図、動植物の概要、写真パネルなど
2 稲城で発見された昆虫 昆虫標本 旧稲城高校野外活動部が作成した、昆虫標本を展示。チョウ類、ガ類、トンボ類、カミキリムシ類、その他の甲虫類などについて、昆虫標本と写真パネルで紹介
3 旧稲城高校野外活動部 活動成果 旧稲城高校野外活動部の活動と成果。部誌「稲城自然博物館」も紹介

画像 標本展示室の様子
標本展示室

稲城の自然と動植物

稲城で見られる動植物を写真パネルや一覧表で紹介しています。自然環境の変化を示す植生図や特徴的な植物の写真を展示しています。下の写真は、タマノカンアオイで主に林の中に生えていますが、多摩丘陵とその周辺地域でしか生息していない貴重な植物です。

タマノカンアオイ
タマノカンアオイ(ウマノスズクサ科)

稲城の自然と動植物の展示
稲城の自然と動植物の展示

稲城で発見された昆虫

稲城で採集した昆虫を紹介しています。丘陵部の雑木林、草原、水田、池や川、耕作地、市街地と多様な環境に恵まれている稲城市では、膨大な種類の昆虫がそれぞれに適した生活をしています。開発が進んだところでは環境の変化により、以前と異なる種がみられるようにもなりました。また最近見られなくなった国蝶オオムラサキなどの希少標本も展示しています。

昆虫の分類表
分類
チョウ

8科73種

(アゲハチョウ科10種、シロチョウ科6種、マダラチョウ科1種、シジミチョウ科17種、テングチョウ科1種、タテハチョウ科18種、ジャノメチョウ科8種、セセリチョウ科12種)

4科64種

(シャクガ科11種、ヤママユガ科5種、スズメガ科19種、ヤガ科29種)
トンボ

10科56種

(イトトンボ科7種、モノサシトンボ科1種、アオイトトンボ科4種、カワトンボ科3種、サナエトンボ科9種、オニヤンマ科1種、ムカシヤンマ科1種、ヤンマ科8種、エゾトンボ科3種、トンボ科19種)
ホタル

1科5種

(ホタル科5種)
カミキリムシ

1科104種
(カミキリムシ科104種)

その他

4科27種
(オサムシ科4種、クワガタムシ科7種、コガネムシ科14種、タマムシ科2種)

合計 28科329種

この表は、2008年までに市史編さん事業での調査及び稲城野外博物館のメンバーが稲城市内で見つけた昆虫です。今後の調査によって変動します。

国蝶オオムラサキ
国蝶オオムラサキ

チョウ類の標本
チョウ類の標本

トンボ類の標本
トンボ類の標本

甲虫類(カブトムシなど)の標本
甲虫類(カブトムシなど)の標本

旧稲城高校野外活動部

標本展示室で展示している昆虫標本は、旧稲城高校の野外活動部で採集し、作成した標本です。野外活動部が発行した部誌「稲城自然博物館」や活動状況を記録したノート、昆虫の写真パネルなどを展示しています。

野外活動部の展示会
野外活動部の展示会

このページについてのお問い合わせ

稲城市 教育部 生涯学習課
電話:042-377-2121