稲城市

猫よけ対策

最終更新日:2016年11月25日

猫が庭などに入らない方法

猫がお宅の庭などに入り込み、フンや尿をするのは、その猫にとって、周辺のどの場所よりも、お宅が猫にとって快適な場所となっているからです。
猫にとって快適な場所とは、「人の出入りが少なく、番犬もいない静かで安心できる場所」、「気持ちよく排便ができるための、やわらかい土や砂、芝生等がある場所」、「エサをさがし歩かなくても簡単にもらえる場所」です。猫が来ないようにするためには、その環境を変えていくことが大切ですが、実際に変えることはなかなか難しいことです。
以下は、比較的効果があると言われている方法です。猫を寄せ付けたくない方は、一度お試しください。

注意1:猫よけ対策は、ご自身の敷地内で行ってください。
注意2:猫による個体差があり、効果があらわれないこともあります。ご了承ください。

忌避剤

猫の嫌いなにおいなどにより、猫が近づきにくくする方法です。
以下の点に注意して、行いましょう。

忌避剤 使用方法

コーヒーかす、茶殻

コーヒーをいれたあとのカス、どくだみ茶などの茶殻を散布。

米のとぎ汁

磨ぎはじめの濃い汁を毎日まく。

ミカンなどの皮

かんきつ類の皮をまく。かんきつ類の香りのする薬品を置く。

食用酢

容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。
2倍から10倍程度に水で薄めたものを噴霧。

木酢液

容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。
スプレーすれば、猫のにおい消しにも有効。

ハーブなどの植物

猫の嫌がる香りのするハーブなどを植えるか、鉢植えを猫の通り道に置く。あるいはハーブの香料を置く。(ゼラニウム、レモングラス、スペアミント、ローズマリー、ペパーミント、ヘンルーダー、タンジー、レモンティーツリー、チャイブなど)

障害物

猫にとって、歩きにくい状態や侵入できない状態にする方法です。
全面に実施しなくても、侵入口が限定されている場合は、まずその箇所に設置してみましょう。
以下の点に注意して、行いましょう。

障害物 使用方法
ホースでたっぷりと水をまく。

砂利

角のある大きめの砂利を敷きつめる。

松ぼっくり

猫が歩くところに敷きつめる。

枯れ枝

球根や種が植えている所に敷きつめると掘り返されない。

ヒイラギの葉

ヒイラギの葉、あるいは葉のついた小枝をあちこちに置く。

大きな石

物理的に歩けなくなる位置に石を置く。

とげとげシート

ホームセンターや園芸店で販売されている。全面に敷きつめなくても、跳び越えられない幅に敷けばよい。

粘着テープ

ガムテープや両面テープの粘着面を上にして設置する。(足裏がべとつくのを嫌がるため)粘着力が落ちたら交換する。

目の細かい網

敷くと爪がひっかかり歩きにくい。

アルミホイル

敷くと足音がするので嫌がる。

ネットや柵

乗り越えられない高さ(1.5メートルほど)の網、柵で囲うか、侵入路をふさぐ。

テグス 釣り糸などのテグスを猫の足がひっかかる高さになるように、侵入口や通路に張る。釣り糸は猫の目には見えないので、何かが触れる感じを嫌う。
割り箸 通路や花壇に立てる。

やわらかい土の地面は猫のトイレ場になりやすいので、タイルを敷きつめたり、コンクリートで覆ったりする方法もあります。ただし、効かない猫もいます。

超音波式猫被害軽減器の貸出し

市では、超音波式猫被害軽減器の貸出しを行っています。以下をご参照ください。
超音波式猫被害軽減器の貸出しについて(内部リンク)

ご注意ください

猫は愛護動物です。虐待にあたるような行為をしてはいけません。法律で罰せられます。

このページについてのお問い合わせ

稲城市 都市環境整備部 生活環境課
電話:042-378-2111