稲城市

新型コロナウイルス感染症に関連する差別や偏見をなくそう!

最終更新日:2021年9月10日

新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者やその家族、医療従事者などに対する偏見や差別を行うことは許されないことです。
誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。偏見や差別をせず、公的機関から提供される正確な情報を入手し、冷静な行動に努めましょう。

連鎖する「3つの感染症」

「3つの感染症」とは?

画像 3つの感染症
「3つの感染症」(日本赤十字社より引用)

新型コロナウイルスは、「3つの感染症」を引き起こし、私たちの生活に影響を及ぼしています。
第1の感染は「病気」そのものです。第2の感染症は「不安と恐れ」、第3の感染症は「嫌悪・偏見・差別」です。
ウイルスは見えないこと、また分からないことが多いため、強い不安や恐れを感じ、振り回されてしまうことがあります。それらは私たちの心の中で膨らみ、瞬く間に人から人へと伝染していきます。
また、不安や恐れは人間の生き延びようとする本能を刺激します。そして、ウイルス感染に関わる人を日常生活から遠ざけたり、差別したりするなど、人と人との信頼関係や社会のつながりが壊されてしまいます。
これらの偏見や差別があると、自身の感染を疑っても偏見や差別をおそれて受診をためらい、さらなる感染症の拡大を招くことにつながりかねません。

私たちにできることは?

第1の感染症を防ぐために、一人ひとりが「手洗い」や「咳エチケット」などの衛生行動を徹底しましょう。これらのウイルスに立ち向かうための行動を自分のためだけでなく、周りの人のためにもすることが大切です。
第2の感染症、第3の感染症を防ぐためには、新型コロナウイルス感染症に関する正しい理解と、医療従事者など日常の中で新型コロナウイルスに対応しているすべての人に敬意を払うことが大切です。
みんなが1つになり、負の連鎖を断ち切りましょう。

◆参考:日本赤十字社ホームページ「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!から負のスパイラルを断ち切るためにから」(外部リンク)

1人で悩まず相談を<新型コロナウイルス感染症に関連する人権相談窓口>

法務省では、新型コロナウイルス感染症に関連する不当な差別や偏見、いじめなどの被害に遭った人からの人権相談を無料で受け付けています。困ったときは、1人で悩まず、相談してください。

「みんなの人権110番」 電話:0570-003-110 (平日 午前8時30分から午後5時15分まで)

「子どもの人権110番」 電話:0120-007-110 (平日 午前8時30分から午後5時15分まで)

「女性の人権ホットライン」 電話:0570-070-810 (平日 午前8時30分から午後5時15分まで)

「外国語人権相談ダイヤル」 電話:0570-090-911 (平日 午前9時から午後5時まで)

このページについてのお問い合わせ

稲城市 総務部 総務契約課
電話:042-378-2111