最終更新日:2024年3月12日
健康な食事づくり推進員は、偏りのない食生活、適度な運動、十分な休養を柱とした健康づくりを推進するため、各文化センターなどを拠点に活動している市民で調理講習会や講演会などを開催しています。詳細は広報等でご紹介します。興味のある方は、ぜひご参加ください。
活動内容
(1) 調理講習会・講演会の開催
(2) 健康づくり行事の参加
(3) ポスターやリーフレット・レシピ集の作成、配布
令和5年度は、24名の健康な食事づくり推進員が「野菜、足りてる?」彩り豊かな食卓づくりを活動テーマとして、3グループに分かれて活動しています。市内の文化センターで栄養講座を開催しました。
ふんわりあったか、心地よい口当たり えびのかぶら蒸し
すりおろしたかぶを雪にみたてた冬を代表する京都の伝統料理のひとつ。
「かぶら」とはかぶのことで、地元京都では千枚漬けなどに使われる聖護院かぶらが用いられます。
貝柱のやさしい味がからだにしみる お野菜たっぷり こづゆ
「こづゆ」は福島県会津地方の郷土料理として江戸後期に誕生し、お正月や冠婚葬祭のおもてなし料理として現在も親しまれています。
食感とピリッとした香りがあとひく 菊花あえ
9月の重陽の節句で長寿を祝う。秋田でよく食べられています。菊の花の鮮やかな色と香りで彩りを添えてくれます。
あでやかな彩り、和のおもてなしにぴったりの一品 七福なます
紅白なますは、紅白の水引をイメージし、一家の平和を願う縁起物とされています。七福なますでは、七福神にちなんでさらに七つの野菜を使います。
大人も子供もパクパクみんな大好き 鶏肉の八幡巻き
京都府八幡市(やわた)の郷土料理が全国的に広がった、ごぼうが主役のお料理。昔はごぼうに鰻や穴子を巻いて焼いたものでしたが、現在は色々な素材が巻かれています。
ラタトゥイユ とは フランス南部プロヴァンス地方の郷土料理
ズッキーニ、ナス、玉葱などの野菜をオリーブオイルとニンニクで炒め、トマトと野菜のもつ水分で煮ます。冷製の前菜としておつまみで食べたり、お肉やお魚などのメイン料理の付け合わせとして用いることが多いですが、メインの煮込み料理として食べられる事もあります。『トゥイエ(touiller)』には混ぜるという意味があります。
ラタトゥイユ アレンジ いろいろ(作り置きラタトゥイユを使って)
・チキンとラタトゥイユのグリル
・かんたん温パスタ
・ガスパチョ
・ラタトゥイユのオーブンオムレツ
・フランスパン ラタトゥイユのせ
注釈:ガスパチョとは、主にトマトをベースに玉葱、きゅうり、パプリカなどの野菜を使い、パン、ニンニク、酢、オリーブオイルなどを一緒にミキサーで攪拌し、よく冷やしていただく冷製スープのことです。夏の暑さが厳しいスペインのアンダルシア地方が発祥で、パンを加えてとろみをつけた濃厚なスープが特徴です。1200年以上の歴史を持つ、スペイン、ポルトガルのレストランや家庭料理を代表する料理の一つです。
参考アレンジ・レシピ
・冷製彩りパスタ
・クリームスープ
・ラタトゥイユのカレー
ノラボウ菜・・・アブラナ科アブラナ属の野菜で、菜の花などのアブラナの一種。おもに東京都の西多摩地方や埼玉県飯能市周辺で栽培されており、江戸時代にはすでに食べられていた野菜。見た目は菜の花に似ていますが苦味やクセはありません。
ハヤトウリ・・・熱帯アメリカ原産のウリ科の植物
ブロッコリー・・・旬は12月から2月(10月中旬から出回ります)《選び方》花のつぼみが密で固くしまっていて丸みがあるもの《種類》ブロッコリー・・・地中海沿岸地方原産の生キャベツから生まれた 茎ブロッコリー・・・長い茎までやわらかくアスパラガスに似た味 紫ブロッコリー・・・つぼみが紫(アントシアニン)で甘未があり、ゆでると緑になる《保存方法》買ってきたらすぐ調理 ゆでる・・・短時間、冷水にさらしすぎない(蒸しゆで)電子レンジ・・・100gにつき1分半から2分
サツマイモ・・・ 《品種》ホクホク系(なると金時、紅あずま)、しっとり系(紅はるか、シルクスイート)、オレンジ系(安納芋)《選び方》ふっくらと太く鮮やかな紅色、ずっしりと重みを感じるもの《保存方法》新聞紙などに包んで冷暗所10℃から15℃、18℃は発芽。真冬は冷暗所が冷蔵庫より気温が低くなる場合もあるので注意する
☆ウインナーと秋野菜の煮込みスープ☆
☆ブロッコリーのチーズ焼き☆
☆さつまいものレモン煮☆
☆炊飯器で作るさつまいもケーキ☆
令和4年度は、29名の健康な食事づくり推進員が活動しています。市内の公民館等で健康に役立つ食事づくりについて調理講習会等を開催しておりますが、令和3年度と同様新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。令和4年度は、「食品ロスを考えよう」食材の効率的な活用を活動テーマとして3グループに分かれて「食品ロスの削減」に向けた取組みを行いました。
【果物を買ってきたら、まずは冷蔵庫へ・・・と思っているあなたへ!】
<果物編>
注釈:追熟とは、収穫後、未完熟の果物を完熟させる事で、基本的には室温(15から20℃)で風通しがよく直射日光の当たらない場所で保管するだけです。そうすることで、ほとんどのフルーツは香りが強くなり、果肉に弾力がでてきます。追熟は、少し間違えると腐敗を早める可能性もあります。追熟の目安を学んでおいしく果物を味わいましょう!
【冷蔵庫を使わなくても保存できる野菜があります!】
<野菜編>
【野菜レシピの紹介】
【日持ちがする乾物類は、非常食としても重宝するので買い置きしておくと便利!】
<調味料と乾物編>
注釈:ローリングストック法とは、日常の買い置きを多めにし、定期的に古いものから消費し、なくなった分を買い足して補充していく備蓄方法です。
【ついつい冷蔵庫の奥で忘れがちな食材たち 食材に合った保存方法を調べました】
【冷凍はとっても簡単。まずは気軽にチャレンジ!】
(1)冷凍したい食材を準備しましょう。
(2)食べやすい大きさにそろえましょう。
(3)冷凍用保存袋・保存容器など保存グッズに入れて冷凍しましょう。
【食材を冷凍して食品ロス削減につなげていきましょう】
【乾燥はとっても簡単。まずは気軽にチャレンジ!】
(1)乾燥したい食材を準備しましょう。
(2)食べやすい大きさにそろえましょう。
(3)ネットやザルになるべく均等に並べて干しましょう。
(4)乾いたら完成です
【食材をセミドライにして美味しく頂きしょう!】
【ちょっとひといき トマト日記】
【レシピの紹介】
今回私たちが取り組んだレシピの中から何点か紹介します。
★ 乾燥大根のはりはり漬け
★ 乾燥たまねぎ皮茶
★ 鯛をまるごとつかって
★ 冷凍ミニトマトの炊き込みごはん
【冷凍のポイント】
注釈:冷凍野菜の生食は基本NGです。
注釈:お肉や魚貝の再冷凍はNGです。
注釈:長期保存による冷凍焼けにご注意ください。
【推進員のダイコン活用術】
【大根レシピの紹介】
<大根の各部位を余すことなく用いた「大根のレシピ」をご紹介します。是非、試作してみてください!>
令和3年度は、22名の健康な食事づくり推進員が活動しています。市内の公民館等で健康に役立つ食事づくりについて調理講習会等を開催しておりますが、令和2年度と同様新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。令和3年度は、「もったいない食材・料理の有効活用」を活動テーマとして2グループに分かれて「食品ロスの削減」に向けた取組みを行いました。
【食品ロス削減アンケートの調査結果】
☆食品ロスが問題になっていることを知っていますか?
☆アンケートにお答え頂いた年代
年代 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
20 | 7 | 6% |
30 | 11 | 10% |
40 | 23 | 21% |
50 | 25 | 22% |
60 | 14 | 13% |
70 | 26 | 23% |
80 | 5 | 4% |
無記入 | 1 | |
計 | 112 | 99% |
☆食品ロスを減らすために取組んでいること (複数回答)
☆余りがちな野菜 (複数回答)
☆余りがちな肉、魚、加工品、日持ちしない食品 (複数回答)
●アンケートにご協力頂き、ありがとうございました。
「食品ロス削減」に向けた取組みを継続し、健康な食事づくり推進員として余りがちな野菜や調味料を使用したレシピの提案や食品ロスを減らすための取組みの紹介等、今後も市民の皆様に情報発信をしていきたいと思います。
【食品ロスの削減に向けた取組み・無駄なく使い切ろう!!】
<里芋の冷凍>
ポイント:冷凍する際バットに広げずそのまま保存袋に入れた里芋は、時間が経つにつれて霜がでて芋がくっついてしまう。冷凍用バットに並べると時間が経ってもくっつかずにバラバラの状態なので調理しやすい。
<切干大根の作り方>
ポイント:市販の物より歯ごたえがあり、乾物は保存が出来るので備蓄しておくと便利。
(1人分の栄養価) エネルギー177Kcal タンパク質12.0g 炭水化物32.3g 食物繊維3.6g 塩分1.4g
(1人分の栄養価) エネルギー110Kcal タンパク質5.3g 炭水化物21.0g 食物繊維3.8g 塩分2.4g
(1人分の栄養価) エネルギー42Kcal タンパク質1.0g 炭水か物4.8g 食物繊維0.6g 塩分0.9g
令和3年11月16日(火曜日)に東京農業大学元教授 徳江千代子先生をお招きして、講演会を開催しました。例年は、市民の方にも参加して頂いておりましたが、令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、健康な食事づくり推進員のみの参加となりました。「賞味期限と食品の正しい保存方法“ゆで卵と生卵”どちらが長持ちする?」と題して、食品ロスの観点から消費期限と賞味期限の違いや賞味期限のことでよく悩む食材(たまご、牛乳、精肉、納豆、ヨーグルトなど)について食材の特徴に合った保存方法などついて教えて頂きました。今回は食材の保存方法について3つご紹介します。
【食材の保存方法】
(1)冷蔵(れいぞう)保存
<鮮度を保つために、爪楊枝を使って成長点を壊すことで長持ちする>
(2)下味(したあじ)冷凍
<調味料で下味をつけると日持ちする>
注釈: 「豚生姜焼き」、「白身魚オイル漬け」を写真で紹介。
(3) 氷膜(こおりまく)保存
<氷水にくぐらせてから、ラップ等に包み冷凍する>
注釈:「鶏ササミ」を写真で紹介。
令和2年度は、20名の健康な食事づくり推進員が活動しています。健康に役立つ食事づくりについての調理講習会等を開催していましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。そこで活動した内容を掲載します。その他、市立病院健診センターアトリウム内に「食品添加物の安全性」について学習した内容が展示してあります。ご覧ください。
この動画は稲城市健康な食事づくり推進員会のメンバーが、健康に役立つ食事づくりとして【免疫力アップの腸活レシピ】を紹介しています。
簡単に作れる献立です。おうち時間を有効活用しませんか。
稲城市 福祉部 健康課
電話:042-378-3421