稲城市

No.19 複合施設ふれんど平尾がリニューアルオープン

最終更新日:2013年5月13日

(広報いなぎ平成25年5月15日号掲載)

 平成25年3月31日の内覧会には多くの皆様にお越しいただきありがとうございました。平成25年4月1日から全館の利用を再開しています。
 この施設は、昭和51年に稲城第八小学校として誕生し、児童数減少による稲城第五小学校との統合に伴い平成14年3月に廃校となりました。市民参加でご検討をいただき、平成16年7月に複合施設ふれんど平尾として開設したところです。
 ところが、平成21年度の特殊建築物定期報告を監督官署に不受理とされ、施設の一部を使用することができなくなってしまいました。市としては廃校の暫定利用と認識していたのですが、監督官署としては実際の利用形態から異なる判断を下されたものです。
 そのため、平成22年度の第一期工事で1階部分を改修、2階以上を使用停止としながら、改めて運営協議会の皆さんにご意見・ご検討をいただき、平成24年度に2階以上の第二期工事に取り組みました。防火区画やトイレなどを改修し、エレベーターや空調設備を設置するとともに、屋上には太陽光発電パネルを配備し、環境対策にも配慮しました。
 この間、利用者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、運営協議会や利用登録団体の皆様には施設再開に向けご理解ご協力をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。
 平成25年第1回市議会定例会では、この施設を維持管理するための条例を制定しました。「稲城市複合施設ふれんど平尾条例」により施設全体を位置づけ、それぞれの用途ごとに個別の条例を定めています。
 市民ホール、会議室、調理室など1から3階に配置された貸出施設である「生活文化施設」と城山体験学習館から移転復帰した2階の「郷土資料室」は、一般市民利用の施設です。3から4階の「教育センター」と4階の「発達支援センター」は、対象の児童・生徒、保護者、教職員などで使用します。体育館とグラウンドは、新たに「体育施設」としてご利用いただけることになりました。
 今回の改修により、様々な分野で市内全域の方々に幅広くご利用いただける恒久的な複合施設になりましたので、ぜひご活用ください。

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