稲城市

長峰コミュニティ防災センター(長峰地区)

最終更新日:2015年1月21日

期日

平成26年11月10日(月曜日)

質疑応答の概要

質問内容 回答

あすか創建について
長峰地区のあすか創建事務所建設については、環境面・安全面などから不安がある。建設用地を市で緑として残してほしい、またはコミュニティセンターを造ってほしい。

当該土地は、URが事業所用地として処分したものである。また、今回の対象の地域は公共用地としての計画はなく、事業所用地であり、市としてご意見のような公共施設を建設する計画はない。

あすか創建について
当該地域の地区計画には、公益的施設、快適で魅力的な生活環境を形成すると書いてある。あすか創建の事務所は、市の地区計画に当てはまっていないのではないか。

あすか創建からは、一区画を地域の方々のために使える施設、移動販売や市民の方に還元できる施設にするとの提案があり、市の地区計画に合致する提案が示された。施設の建築段階において、マスタープランや地区計画に全く沿っていないとなれば、建築をやめてくれとなるが、法的な範囲に収まるようであれば拒否するわけにいかない。

あすか創建について
我々があすか創建と話した際には、移動販売車は全く決まっていないとの回答だった。建物の詳細も決まっていないから、決められないとの説明である。
近隣の住民の利益に資する機能がなければ、あすか創建の単なる事務所、駐車場、資材置き場であって、市は、計画を認めないとの考えでよいか。

市は今回の土地取引について、許可するしないという権限の立場にはない。地区計画の範囲に収まっている場合であれば、拒否することはできない。
生活利便施設を造ると言っているのは、あすか創建である。市が移動販売車を持ってきてくれと頼んだわけではなく、あすか創建が持ってくるという提案をしてきたものである。

あすか創建について
事業者の説明では事務所と謳っているが、実質的に産業廃棄物の集積場になるのではないかという不安がある。

ご指摘のような施設とは聞いていない。

あすか創建について
あすか創建の計画は、多くの地域住民が納得しておらず、市長しか止められないと考えている。何とかしていただけないか。

我々行政は、法律に基づいての業務を行っており、この場でできる・できないをお答えすることはできない。法律の範囲内でできる指導を行っていく。
すべての計画に強制力があるわけではない。規則・規範としてのルールであることと、誘導目標であることをご理解いただきたい。双方の説明には食い違う点もあり、あすか創建にも話を聞き進めたい。

あすか創建について
ルールと理念では、理念が重要だと思う。理念を実現するためにルールがあるのではないか。理念には反するが、ルールが通ればいいというのは本末転倒ではないか。

守らなければいけない規制、ルールと理念という誘導目標の話だが、強制力を持って規制をするのは地区計画に当たるが、地区計画はある程度の幅を持たせている。
長峰地区の地区計画では、事業用地としてモノを売るための商業施設に限らないよう幅を持たせてきた。平成5年に稲城市議会によって条例化され、平成15年にマスタープランが完成した。
市としても、また、URでも、周辺住民の方の生活利便を高めるためにと、誘致の営業活動をしてきたがこの間、出店する企業がなかったことも事実である。

あすか創建について
もう契約は済んでいるのか。

土地の契約は済んでいる。

あすか創建について
契約の査定段階で、住民の反感を買うことを想定できなかったのか。

多摩ニュータウンの用地手続きに関しては、売買契約が先行している。
宅地開発指導要綱に基づき、住民説明会を市の指導として行っている。
建築確認に関しては、都が行う。その前に地区計画の届け出がされ、建築申請の中で、建築基準法違反などのチェックがなされる。これらを前もってできないのは、売買契約が先行されるためである。

あすか創建について
環境、道路、廃棄物処理などの計画が出てから判断するべきではないか。

法律に基づき審査、確認をする。

あすか創建について
市議会の場でイトーヨーカドーの移動販売車がくると報告されていましたが、結局来ないとなった場合、建物ができてしまっていたら、やめさせるのは難しくなる。

現状としては、構想を基にしたものを聞いている段階である。先のことは公害や環境などの様々な法規制をクリアしなければならない。
今後、具体的になった段階で、あすか創建に住民説明会を開くよう指導する。

あすか創建について
あすか創建から提案があったというイトーヨーカドーの移動販売の件について、私たちもイトーヨーカドーへ問い合わせをした。
あすか創建とのことを聞いたが、稲城市から移動販売車の件で問い合わせはあったものの、現時点ではまだ何も決定していない状況であるとの回答だった。昨年の3月に稲城市から問合せがあったことは確かなのだろうが、URと市が結託をして、移動販売車があれば、用地が売れるとしていたのか。
イトーヨーカドーがあれば利便性が高まるとして、このイトーヨーカドーを持って来ようとしたのは市ではないのか。
市が加担しているか、もしくは市はだまされているようにしか思えない。

誤解の無いようにしていただきたいのは、市が加担したとか、イトーヨーカドーを引っ張ってきたということはない。イトーヨーカドーをもってきて、あすか創建を通そうといったことはない。
我々にある権限で、市民の方々の考えに沿うように努めていく。今回の土地取引を拒否することはできず、これからの計画を進める中で、なるべく皆さんの要望に沿うように指導していく。

あすか創建について
市が持っている情報が少なすぎると思う。
業者というのは、通るような書類を作ってくる。多分あすか創建も市には通る書類を作っているはずだ。
市は、市民の要望を聞き、どんどん調べ、提出された情報以外も集めて頂きたい。

現地を確認し、研究を進めたい。

稲城長峰スポーツ広場の用地について
2007年の新聞報道で、ダイオキシンが通常の3500倍出たとの問題が取り上げられた。ダイオキシン調査を実施してほしい。

現在も継続して環境調査を実施し、基準値内に収まっている。

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