稲城市

百村コミュニティ防災センター(百村地区)

最終更新日:2018年12月28日

期日

平成30年11月24日(土曜日)

質疑応答の概要

質問内容 回答
鶴川街道の現在の状況についてお聞きしたい。 鶴川街道(百村区間)は、東京都において、平成29年1月に事業認可を取得し、平成29年5月に用地説明会が開催された。現在は、用地買収の手続きを進めている。
鶴川街道の拡幅について、東京都南多摩東部建設事務所から連絡があったが、買収が進んでいないようだ。鶴川街道の交通状況は危険であることは承知しているが、現状のままでは、踏ん切りがつかない。市は今後どう対応するのか。 かつて百村区域においては、市施行による区画整理事業の構想があったが、廃案となった経緯がある。都道・鶴川街道の拡幅は、東京都が施行する事業であるが、その経緯もあり、様々な事情で二転三転し、整備が遅れてきた。市としては、東京都に早期着工の要請を続けてきた中で、ようやく都の四次事業計画に載せられるまでに至った。
今後は、当該区間の用地買収など、地域の皆さんとの擦り合わせを行い、市と都、また、地元議員が一体となって事業の進捗を図ってまいりたい。
南山開発の現在の状況についてお聞きしたい。 南山地区の現在の進捗状況としては、平成27年4月1日に南山小学校と城山保育園南山が開校・開園し、平成27年10月に稲城・府中メモリアルパークが供用開始、平成28年3月には商業施設ヤオコーがオープンし、まちの形成が図られている。
今後の予定としては、平成31年4月に、幼保連携型認定こども園の開園、南西側の住宅用地の一部供用開始、平成32年9月に新・給食調理場の運用開始、さらには読売ジャイアンツの新ファーム球場が、平成33年3月末に着工する予定である。
また現在、都市計画道路3・4・16号線の一部が完成し、洋菓子店ホイップ前からヤオコー前を通過し、南山小学校、稲城・府中墓苑組合までの区間が交通開放されている。
今後も引き続き、道路や公園緑地等の整備を進め、平成37年3月の工事完了を目指して進めていく。
南山は、百村・矢野口・東長沼の複数地域の境界が入り組んでいる。この地区を新町とするのか、その場合に、町名などはどう整理するのか。もし、新町にするなら、市民公募にしてほしい。 市としては、現状、住所の地番が飛ぶなど分かりにくくなっている状況に問題意識を持っている。そこで、担当部署を設け、市民会議立ち上げ、時間をかけて「住所整理の基本方針」を定めているところだ。
住所の整理には様々な手法があるが、「地番整理」とは、地番を規則性をもって振り直すこと。住居表示法による「住居表示」とは、底地の番号を変えずに、建物に番号を振る手法である。
なお、町の名前を変える手続きを「町名変更」というが、町名を変えるには住民の総意が必要となるだろう。
南山の区画整理事業が完了する際には、地権者への換地処分の際に地番を振り直すこととなるが、このタイミングで、まちの境界や住所整理の実施を検討する必要がある。その合意形成の際は、地域の皆さんに議論にご参加いただき、取り組んでまいりたい。
土砂災害警戒区域の指定を都が公表しているが、警戒区域に指定された場合、土地の課税上の評価はどうなるのか。近隣市ではすでに市が対応を決定しているようだ。
また、警戒地域となる崖の下にある住戸についても、固定資産税の評価が変わるのか。

土砂災害警戒区域は、土砂災害防止法によって指定されるもので、都道府県が指定・公表を順次進めており、稲城市ではこれから住民に対する都の説明会が開催される。なお、固定資産税の評価における傾斜地の補正などは、現行の制度にもあるが、稲城市では、新たに指定をされたことを受け、評価に関しては、今後の検討となる。
なお、警戒区域には、「警戒区域(イエローゾーン)」と「特別警戒区域(レッドゾーン)」があり、イエローゾーンは、災害時に早目に避難をしていただくエリアで、レッドゾーンは、土砂が崩れる恐れのある部分というものだ。
レッドゾーンの多くについては、現状もほとんど家は建っていない区域で、このゾーンに、もし今後、家を新築・建て替えをする場合には制限を受けることになる。
固定資産税の評価については、国からの通達に基づいて検討してまいりたい。

稲城中央橋バス停が交差点に近く、また、追い越しスペース側にガードレールがあるため、バスが停車すると後ろが詰まり交差点内に車が留まってしまう。ガードレールを撤去するなど、改善できないか。 ガードレールの撤去などについては、警察の所管であるため、警察に対して申し入れをしてまいりたい。
稲城苑とこぶし通りの階段が暗くて見えないので、改善してほしい。また手すりに植栽がのびてしまうので、なんとかしてほしい。 場所、状況について承知した。
休日診療について、インフルエンザの時期だけでも医院を増やしてほしい。 休日・急病診療は、稲城市医師会にご協力をいただき実施している。ご意見として賜り、引き続き診療体制の充実について、医師会に要望をしてまいりたい。
なお、救急相談センターや、稲城消防署では、お問い合わせの時間に診療を行っている近くの医療機関をご案内しており、そうしたサービスもご利用いただきたい。
観光の呼び水として、稲城長沼駅前にガンダムのモニュメントが建てられたが、有効に活用されているのか。 ガンダム・ザクのモニュメント設置前後の街頭調査等は実施していないため、詳細な数は把握していないが、高架下の「ペアテラス」にも大変多くの方に訪れていただいており、一定の宣伝効果はあると思う。
稲城長沼駅付近は、区画整理事業などの進捗により、生活利便性が向上し、住居も増え、まちのにぎわいが増している。
税金を使ってお遊びをするなという、厳しい声もあるが、このモニュメント制作に関わる費用の大半は寄付によるもので、有効に活用させていただいている。
本日配布された政策パンフレットの「地域包括ケアシステムの構築」について、都民住宅の空き家活用との記載があるが、実際にどういった事業が展開されるのか。 ヘルパーステーションやデイサービスなどに入っていただく予定で進めている。

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