最終更新日:2020年1月23日
令和元年8月3日(土曜日)
質問内容 | 回答 |
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【雑草対策について】 住民有志で歩道沿いを、アダプト制度により、花植えなどの手入れをしたいと思っているが、現状、雑草が生い茂っていて、活動を始められない。 30cmの深さで土の入れ替えをするなど、根本的な対策を行ってほしい。 |
・アダプトで一緒に取り組んでいただけるとのことで、大変ありがたい。 ・雑草の根本対策については、次年度の予算の中で検討をしてまいりたい。その際は、客土以外の方法も検討したい。もうしばらく検討の時間をいただきたい。 |
【消防体制について】 現在、市は独自消防を行っているが、今後の体制に対する考えをお聞きしたい。 |
・消防行政は、原則的には市が組織することとなっている。時代の流れの中で、都内では東京消防庁への委託化が進み、現在は、稲城市のみが独自消防を展開している。 ・市では、消防基本計画の策定における議論、検討のうえで、今後も単独消防を進めていく方針である。 ・メリット、デメリットで判断をするものではないが、メリットとしては、職員が市の職員であり、異動転勤がなく、地域の情勢に精通していること。また、災害時には、消防本部が市長の指揮命令下に入るので、迅速な対応が可能な点である。デメリットとしては、ヘリコプターなどの装備品を装備できないという点はあるが、様々な関係機関との応援協定を締結しており、その中で対応できる。 ・なお、防災業務については、東京消防庁では受けないので、各市で業務として行う必要がある。 |
【災害時の職員体制について】 消防署の要員だけで、大災害に対応できるか不安がある。 |
・東日本大震災クラスの災害には、どう備えても対応は難しいだろう。 ・市では、災害時緊急ネットワークづくりや、広域連携による対応、避難物資の受け入れ訓練など、万全の体制をとっている。 |
【災害時の避難所運営について】 災害が起きた時、避難所の開設作業は地域の自治会がやるのか。 |
・避難所は、特定の地域の方だけを受け入れるものではない。避難所として指定をしているが、誰でも避難することができる。 ・大規模災害の直後は、市職員が全てを対応できない場合がある。避難所の鍵の開け方などは防災訓練の中で住民の皆さんへお伝えしている。しかし、地域の方に押し付けるものではない、みんなでやりましょう。 |
【災害時の備蓄等について】 災害時、水の準備は不可欠だ。もっと充実できないか。 |
・水については、稲城は万全の準備をしている。 ・向陽台の貯水タンクから給水が可能で、各自主防災組織には、ポリタンクとリヤカーを配備している。 ・また、飲用水はペットボトルでも備蓄を行っている。なお、風呂や洗濯用の生活水は、全ての避難所に手押しポンプ式の井戸を整備している。ご安心いただきたい。 |
【公共施設の整備について】 向陽台には城山文化センターがあるが、利用者が多く、地域活動の拠点として利用できる施設がない。運営は、地域住民が行うので、施設を新たに整備してほしい。 |
・既存施設の有効活用を検討してまいりたい。 |
【いじめ問題について】 教育は市長の権限下にはないようだが、市では、いじめ問題への対応はどう行っているか。なかなか問題が表に出てこない。 |
・教育制度改革の中で、稲城市では、総合教育会議をスタートし、市長もメンバーに加わっている。学校の中で起こる問題について、教育の部外者である市長も関与する仕組みで、一歩前進と思う。 ・いじめ問題については、市長も関与し、いじめの根絶、撲滅に取り組んでいる。 ・全校でアンケートを実施し、結果は公表も行っている。いじめは程度の問題もあると思うが、確かに存在する。結果はすべて公表している。いじめ対策ネットワークづくりも行っている。 |
稲城市 総務部 秘書広報課
電話:042-378-2111