稲城市

プラスチックごみの分別収集を開始します(令和5年度から)

最終更新日:2022年8月23日

稲城市では、令和5年度から、プラスチックごみの分別収集を開始し、更なるごみの減量・リサイクルの推進を行う予定です。
現在、一般家庭等から排出されるプラスチックごみは、柔らかいものは「可燃ごみ」、硬いものは「不燃ごみ」に分別していただき、有料指定収集袋により収集運搬したのち、多摩川衛生組合で焼却処理し、焼却で発生した熱により、発電及び熱回収を行うサーマルリカバリーを行っております。
今後は、プラスチックに係る資源循環を促進するため、「可燃ごみ」・「不燃ごみ」の中から、 市民の皆様のご理解とご協力により、リサイクルに適したプラスチックごみを、新たに作成するプラスチックごみ用の有料指定収集袋へ分別していただき、収集・選別作業後、リサイクルいたします。

プラスチック廃棄物のイメージ

事業の目的・効果

目的

地球規模で直面している環境問題解決に向けて、限りある資源を守り、将来世代への負担を減らし、「持続可能な社会の形成」を図るため、現在、焼却処分しているプラスチックごみを分別収集し、リサイクルに取り組む。

効果 

可燃ごみ、不燃ごみの中から「汚れていない、プラスチック素材のみで作られたもの」を分別収集することで、リサイクルが可能となり、地球環境負荷の軽減やごみ減量、プラスチックごみの焼却で生じるCO2の削減が図れます。
また、下の写真やイラストにあるような海洋プラスチックごみ問題への対策として、日ごろからプラスチックを資源として扱う習慣を身に着けることで、ポイ捨てをしないなどの環境に配慮した行動が取れるような効果が生まれます。

海辺のプラスチックごみ

マイクロプラスチック問題

事業の開始予定時期

令和5年4月から

稲城市廃棄物減量等推進審議会からの答申

 令和4年7月12日付で、稲城市廃棄物減量等推進審議会から稲城市長宛に、「更なるごみの減量及び再資源化の推進について」の答申を行いました。
 市ではこの答申を受けて、プラスチックごみの分別収集及びリサイクルの実施に活かしてまいります。

プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律

海洋プラスチックごみ問題や 、気候変動問題をはじめ 、諸外国の廃棄物輸入規制強化など への対応を契機として、国内におけるプラスチックの資源循環を一層促進する重要性が高まっていることから、 令和3年6月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」 が制定され、令和4年4月1日より施行されました。

収集するプラスチックごみ

プラスチック製の袋や容器、包装、製品のうち

  1. 汚れていないもの
  2. プラスチック素材のみで作られたもの 

などのリサイクルに適した、プラスチックごみを回収します。
なお、「容器包装プラスチック」「製品プラスチック」は、分別せず一括で収集する予定です。

プラスチック廃棄物

容器包装プラスチックとは

プラスチック製容器包装の表示

容器包装プラスチックとは、中身(商品)を取り出したり、使い切った後に不要となるプラスチック製の「容器(入れもの)」や「包装(包み、袋)」をいいます。
ただし、飲料用、しょうゆ用などのペットボトルは除きます。
例:弁当の容器、菓子袋などの袋類、シャンプーの容器など

容器包装と容器包装でないものの例(参考)

容器包装と容器包装でないものの例
出典元「日本容器包装リサイクル協会」

製品プラスチックとは

容器包装プラスチック以外のプラスチック製品です。
例:プラスチック製の弁当箱、コップ、バケツ、椅子など

製品プラスチック

稲城市廃棄物減量等推進審議会から答申がありました

 令和3年12月2日に、稲城市廃棄物減量等推進審議会に諮問した「更なるごみの減量及び再資源化について」について、令和4年7月12日に下記のとおり答申されました。

答申書

更なるごみの減量及び再資源化の推進について(答申)
答申理由書

諮問書

更なるごみの減量及び再資源化の推進について
諮問理由書

市長コラム(プラスチック関連)

このページについてのお問い合わせ

稲城市 都市環境整備部 生活環境課
電話:042-378-2111