最終更新日:2024年11月11日
自動通話録音機イメージ
市では、これまで特殊詐欺対策として、概ね65歳以上の市民を対象に、自動通話録音機の給付事業を実施しておりました。
この録音機は、電話機の呼び出し音が鳴る前に、発信者(犯人)に対して警告メッセージを流すため、発信者(犯人)が通話を断念して、被害を未然に防止する効果が期待され、設置を推奨していたところです。
ところが、録音機が正常に稼働し、会話内容を録音する旨の警告メッセージが流れているにもかかわらず、詐欺の通話を続ける事例が報告されました。そのため、このまま録音機を使用することに課題があることから、自動通話録音機の給付を中止いたします。
市では、今後も様々な方法で特殊詐欺対策を進めてまいります。
現在、自動通話録音機を給付している方につきましては、引き続きご使用いただけますが、録音機を過信せずに、ナンバーディスプレイやナンバーリクエスト等の録音機以外の対策の併用や、下記の注意事項を心がけるとともに、不審な電話を受けた場合はすぐに110番通報をお願いします。
令和6年1月から9月までの被害件数9件のうち、5件が「オレオレ詐欺」です。「オレオレ詐欺」は、家族を装って電話をかけ、心配する親心を利用して、現金を騙し取ろうとする詐欺です。
子どもや孫を名乗り、「仕事に関するトラブルで、お金が至急必要」といった電話には注意が必要です。
電話でお金の話が出たら、一旦電話を切って、すぐに家族に相談するよう約束しておきましょう。
NTT東日本が特殊詐欺被害防止に向けて、70歳以上の契約者(本人)又はその同居する契約者(家族)を対象に、「ナンバー・ディスプレイ」「ナンバー・リクエスト」の月額利用料・初期工事費が無料になる取組を実施しています。詳細は、こちら(外部リンク)をご確認ください。
NTT東日本特殊詐欺対策ダイヤル
0120-722-455(午前9時から午後5時まで)
稲城市 総務部 総務契約課
電話:042-378-2111