最終更新日:2024年12月9日
援農ボランティア制度は、高齢化や担い手不足などで営農が困難となった農家の作業の補助をボランティアが無償で行う制度です。
農業者との交流や稲城農業への理解を深める事を目的としています。
当市では、平成28年度より「いなぎ農業ふれあい塾」を開講し、援農ボランティアの養成を行っています。
年度ごとに野菜栽培と果樹栽培に部門を分け、1年かけて栽培技術を学べる講座を実施します。
受講終了後は、援農ボランティアとして各農業者へ派遣され、稲城農業を盛り上げていただく担い手として活躍していただきます。
果樹部門では、稲城の特産品である梨栽培の知識や技術を学ぶことができます。
梨栽培は、春の受粉作業から冬の剪定枝の処理など年間にわたり様々な作業があり、1年かけて梨の生育を感じることができます。
また、当講座の実習では、稲城の梨生産組合の農業者の果樹園にて作業を行います。実際に果樹園で学ぶことのできる貴重な機会です。
受講終了後は、梨栽培に特化した果樹の援農ボランティアとして梨農家へ派遣し、活躍していただきます。
今年度の募集は終了しました。
摘果作業の指導の様子
袋破りの指導の様子
野菜部門では、野菜栽培の知識や技術を学ぶことができます。
野菜の種類により、種まきの時期や収穫の方法が異なります。
当講座の実習は、実習圃場にて稲城市農業委員会が指導するので、季節に合わせた野菜の植え付けを、1年をかけて経験することができます。
受講終了後は、野菜の援農ボランティアとして野菜農家へ派遣し、活躍していただきます。
今年度の募集はありません。次回の募集は令和7年9月ごろです。
畝作成、マルチの設置
苗の植え付け
稲城市 産業文化スポーツ部 経済課
電話:042-378-2111