犬や猫を飼っている方へ
更新日:2024年8月13日
犬や猫を飼う時は、飼い主が正しい飼い方を知らないと、動物の健康を害するだけでなく、人に迷惑や危害を及ぼす原因にもなります。飼い主は、命ある動物を飼育するうえで、その習性や生理をよく理解し、愛情をもって終生飼養する責任があります。
また、犬の放し飼いや、犬の散歩中でフンの始末がされていないため、市民の方から苦情の連絡をいただいております。マナーを守って、犬を飼いましょう。
犬や猫を捨てると法律で罰せられます
愛情と責任をもって終生飼いましょう。繁殖を希望しない飼い主は、不妊去勢手術を行ってください。不妊去勢手術は、尿スプレーや発情期の鳴き声、動物同士のけんかを防止する手段にもなります。また、性質がおとなしくなり、扱いやすくなるなどの利点もあります。
犬にはしつけをしましょう
犬を飼う場合には、きちんとしつけをしましょう。しつけは、人間と犬が同じ社会の中でうまく暮らしていくために不可欠なものとなっています。「飼い主の制止に従う」「むだ吠えをしない」、「人や他の動物を攻撃しない」などは、最低限覚えさせてください。
犬の放し飼いは止めましょう
犬の放し飼いは、東京都条例で禁止されています。散歩の時はトラブルを防ぐために、必ず犬にリード(引き綱・鎖など)を付けてください。
フンは必ず自宅に持ち帰りましょう
放置されたフンは、大変不快感を与えます。散歩の時には、処理袋を持って、フンを必ず持ち帰ってください。また、住宅密集地では
家の中の特定の場所で排泄する習慣を身に着けることで、散歩の際にフンや尿の処理をする必要がなくなり、雨の日に散歩に行く必要もなくなります。ぜひ、家の中で排泄する習慣を身に着けさせてください。また、門柱や電信柱などに尿をしてしまったら、水で洗い流すなどの配慮も心がけてください。
猫の飼育は屋内でしましょう
猫は上下運動ができる運動環境があれば、家の中で事故などにあうこともなく安心して飼うことができます。上下運動を可能にするため家具の上などに登れるよう工夫をして、また専門のトイレ、つめとぎなどを用意することや、不妊去勢手術を行うことが屋内飼育を成功させるコツです。
不幸な猫をなくすには? 猫を飼っている方へ (東京都保健医療局ホームページ)(外部リンク)
鑑札や名札などをつけましょう
道に迷い飼い主の元に戻ることができない動物は少なくありません。飼い主の責任の所在を明らかにして、飼い主の元に戻ることができなくなった動物の発見を容易にするためにも、犬には鑑札を付け、猫やその他の動物には名札などを付けましょう。今後予想される大規模災害発生の際にも役立ちます。
犬の標識を掲示しましょう
犬を飼っている方は、犬を飼養している旨の標識を施設等のある土地または建物の出入口付近の外部から見やすい箇所に掲示しておくことが義務付けられています。(東京都動物の愛護及び管理に関する条例第九条)
犬の標識には、決まった形はありません。犬を飼っていることがわかるものを玄関等の見やすい場所にご掲示ください。ご自身で作成される場合は、防水加工(ラミネート加工)が施された用紙もしくは普通紙に印刷し、その上から防水シールを貼るなどして作成してください。また飼犬票シールも下記にて配布しております。
飼犬シールの配布場所
- 保健センター(稲城市百村112番地の1) 電話 042-378-3421
- 若葉台出張所 電話 042-350-6321
- 平尾出張所 電話 042-331-6346
動物同行避難健康手帳について
災害時には、人だけでなく、ペットも被災します。稲城市と東京都獣医師会南多摩支部稲城部会は、万一の災害時に、犬や猫などのペット(小動物)の救護活動に際して「災害時の動物救護の対策に関する協定書」を結んでおります。災害時には、混乱することが予想されますので、日頃からの備えが大切です。
必ずしていただきたいこと
- 飼い犬の登録
- 犬鑑札の装着
- 狂犬病予防注射接種(毎年1回)
- 狂犬病予防注射済票の装着(毎年度のもの)
日頃からペットにしていただきたいこと
- ノミやマダニの駆除
- 各種予防接種
これらの記録をするための「動物同行避難健康手帳」を配布しております。
動物同行避難健康手帳の配布場所
- 保健センター(稲城市百村112番地の1) 電話 042-378-3421
- 稲城市役所(総合案内) 電話 042-378-2111
- 若葉台出張所 電話 042-350-6321
- 平尾出張所 電話 042-331-6346
- シンドウ動物病院(稲城市東長沼1968番地の3) 電話 042-378-1431
- 新ゆりがおか動物病院(稲城市平尾二丁目9番地の6) 電話 042-331-5731
- 陽だまり動物病院(稲城市押立958番地の9) 電話 042-377-3885
- 野坂獣医科(稲城市矢野口1251番地の1) 電話 042-377-7790
もしもの時の備え
急に入院することになった、外出先での事故でしばらく家に帰れない、飼い主さんが亡くなってしまった…。
こんな時、家に残してきたペットのお世話をしてくれる人はいますか?ペットは、自ら助けを求めることができません。飼い主であるあなたが、万が一の時に備えておくことが不可欠です。
ペットを託せる人を見つけておく
一時的にお世話をしてくれる人や、あなたに代わって終生飼養してくれる人など、いざという時にペットをお願いできる人をあなたが元気な今のうちから見つけて、事前にその方の了承をとっておきましょう。
緊急連絡カード
東京都では、緊急連絡カードを作成しました。緊急連絡カードを作っておくと、自分で伝えられない状況に陥っても、周囲の人にペットの存在を知らせることができます。飼い主とペットの基本的な情報や、かかりつけの動物病院、いざという時にペットを託せる方の連絡先などが記入できるようになっています。
ペットを守る緊急連絡カード(出典:『東京都動物愛護相談センター ワンニャンとうきょう』外部リンク)
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このページについてのお問い合わせ
稲城市 福祉部 健康課
東京都稲城市百村112番地の1 (稲城市保健センター内)
電話:042-378-3421 ファクス:042-377-4944