風しん抗体検査と予防接種費用の助成

風（ふう）しんに対する免疫を持たない女性が、主に妊娠初期に感染すると、胎児が先天性風（ふう）しん症候群となる恐れがあります。
そのため、市では先天性風（ふう）しん症候群の発生防止を目的として、対象の方に風（ふう）しん抗体検査の費用の全額助成を行います。
また、風（ふう）しん抗体検査の結果、抗体価が不十分な方には予防接種費用の一部助成を行います。

19歳以上の稲城市民で（1）から（3）のいずれかに該当する者
（1）妊娠を予定または希望する女性
（2）妊婦の同居者
（3）（1）の同居者
注釈：風（ふう）しんの予防接種（麻（ま）しん風（ふう）しん混合・麻（ま）しん風（ふう）しんおたふくかぜ混合も含む）を2回以上接種したことがある方や今までに抗体検査を受けて抗体保有が十分でないことが確認できる方は除く

注釈：国による風しんの追加対策対象の方（昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性）は除く。

採血による血液検査（原則として、HI法で検査を実施。やむをえずHI法で実施できない場合はEIA法で検査を実施）

市内指定医療機関
注釈：下記を参照

全額公費負担（無料）
注釈：検査回数は実施期間内に1回のみとさせていただきます。

身分証明書（保険証等）

1.医療機関に予約します。
2.医療機関で申込書を記入します（申込書は保健センターでもお渡しできます）。　
3.HI法（やむをえずHI法で実施出来ない場合はEIA法）で検査を受けます。
4.後日（医療機関の指定した期日）、医療機関から検査結果の伝達及び説明を受けます。
検査の結果、風（ふう）しんに対する抗体を十分に保有していない場合（HI抗体価16倍以下またはEIA価8.0未満）は下記の「2．予防接種費用助成」を受けることができます。

19歳以上の稲城市民で（1）から（3）のいずれかに該当し、かつ＜接種条件＞のいずれかに該当する者
（1）妊娠を予定または希望する女性
（2）妊婦の同居者
（3）（1）の同居者

＜接種条件＞
（ア）風（ふう）しん抗体検査」の結果、低抗体価であると判明した場合
（イ）妊婦検診で低抗体価であった方が、出産後に速やかに接種を受ける場合
（ウ）（ア）以外で、以前に個人で抗体検査を受けており、書類等で低抗体者であることが確認できる場合

注釈：国による風しんの追加対策対象の方（昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性）は除く

風（ふう）しんワクチン：3,000円
麻（ま）しん風（ふう）しん混合ワクチン：4,000円
注釈1：接種回数は実施期間内に1回のみとさせていただきます。
注釈2：生活保護受給の方は保護受給証明書、中国残留邦人等の方は支援給付受給証明書を医療機関に提出することで無料（全額公費負担）となります。

市内指定医療機関
注釈：下記を参照

1.医療機関に予約します。
2.医療機関で申込書を記入します（申込書は保健センターでもお渡しできます）。
3.接種を受ける

身分証明書及び抗体検査の結果が分かるもの（結果の分かる書類や母子健康手帳など）
注釈：生活保護受給の方は保護受給証明書、中国残留邦人等の方は支援給付受給証明書を医療機関に提出してください。

• 妊娠している女性は接種できません。
• 接種後、2カ月間は妊娠を避ける必要があります。

令和7年3月31日まで（休診日を除く）
注釈：抗体検査の結果が判明するまで一定の期間を要します。
　　　各医療機関によって、受付可能な期間が異なりますので、ご希望される場合は、お早めにご予約ください。

この予防接種により、万が一健康被害が生じた場合には、予防接種自己賠償補償保険及び独立行政法人医薬品医療機器総合救済制度に基づく救済の対象となる場合があります。
詳細は、診察した医師または稲城市健康課までお問い合わせください。