わがまち2025 井之上 巧磨さん

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ページID1012706  更新日 令和7年7月29日

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未踏峰のヒマラヤ山脈プンギを初登頂!

写真:井之上巧磨さん

2024年10月に井之上さん(大学4年生・若葉台在住)率いるプンギ遠征隊が、これまで誰も登頂したことのないネパール・ヒマラヤ山脈にあるプンギ(標高6,524m)の初登頂に成功しました。

井之上さんは、ガイドや大学OBの手を借りずに学生だけの隊で行くことにこだわり、体力や時間といった学生の強みを生かし、未踏峰ながら多少情報のあるプンギに挑戦することを決めました。

しかし、遠征隊を組むうえで所属する大学で手を挙げる人がおらず、日本山岳会学生部で声を掛けた大学の人と隊を結成しました。

山頂に向けロープを張る様子の写真
山頂に向けロープを張る様子

そのため、挑戦に当たってチームワークを深めることが最も重要なことと考え、冬のシーズン中は1カ月の半分を共に過ごす等、チームで一緒にいる時間を確保しました。

総隊長を務めた井之上さんはチームメートの信頼を得るために一人一人の考えや性格を理解することを心掛け、互いの信頼を高めた結果、未踏峰の登頂に成功することができたと言います。多くの苦労もありながらプンギを登頂して「大学4年間を山に捧げて良かった」と感じたそうです。

ベースキャンプの様子の写真
ベースキャンプの様子

山岳に挑むことの魅力を聞くと、「信頼できる仲間ができること」だそうです。登山では安全確保や仲間との連携のためにチームメートとロープをつなぐことが多いそうですが、「信頼しないとロープは結べず、信頼しているからこそできる」とのことです。「命を預けられるほど信頼できる仲間というのは人生の中で多くはできないと感じ、信頼できる仲間を得られるのは一つの魅力だと感じる」と井之上さんは話してくれました。

今後の目標を聞いたところ、「遠征に行きたい後輩たちを指導してどのように行くかノウハウを残していきたい。自分たちで終わるのではなく、今回の挑戦を機に今後も未踏峰へ挑戦できる部隊を生み出していきたい。また、今回経験して苦労したポイントを中心に、今後は日本の山の難所に挑んで自己研鑽したい」と語っていました。

今回の登頂を経て、更なる高みを目指す井之上さんの挑戦は続きます。

プンギの頂上での集合写真
プンギ山頂にて(写真中央)

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