わがまち稲城2019 塩原英二(しおばらえいじ)さん

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ページID1008740  更新日 令和6年12月16日

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稲城市の養蜂家

写真:塩原さん
塩原英二さん

都心から電車で30分圏内にありながら、豊かな自然を残す稲城市で塩原英二さんは、養蜂業を営んでいます。
養蜂とは、蜂蜜・ロイヤルゼリー・プロポリス・蜜蝋・花粉などを採取するために蜂を飼育することです。塩原さんは、稲城市内の桜・菜の花・れんげ草・アカシア・クローバー・ひまわり等の花から蜂蜜を採集しています。
塩原さんは、学生時代アメリカの養蜂規模の大きさに衝撃を受け、信州の養蜂家のもとで、養蜂を1年間学びました。その後、稲城には自然が多く養蜂業を営むのに最適な場所であることを知り、現在に至ります。

写真:巣箱
稲城養蜂道場

50年以上養蜂業に携わってきた塩原さんに、これまで苦労したことを伺ったところ、「苦労を感じたことは一度も無い。トラブルが起きても、乗り越えてやろうという気持ちになる」と熱く語ってくれました。
塩原さんは稲城第三中学校で約9年間養蜂部の顧問を務めています。養蜂部では、塩原さんが月4回教員に養蜂を教え、それを基に教員が生徒達に指導をしています。そのため、塩原さんの養蜂場は「稲城養蜂道場」と名付けられています。現在は、市外の中学校・高等学校の教員にも指導をしており、塩原さんの活動の場が更に広がっています。

写真:塩原さんと巣箱の蜂
一つの巣箱には約4万匹の蜂がいる

塩原さんは養蜂を通して、子ども達が様々な事に疑問を持ち、自ら答えを導き出して欲しいと考えています。そして、食べたい物があれば、スーパーに行けば簡単に手に入る時代だからこそ、作物を育て、自分の口に入るまでのプロセスや食物連鎖の大切さを教えていきたいと語ってくれました。
塩原さんは、今後も多くの子ども達が養蜂を経験し、「身に着けた知識や教養は誰にも盗まれない財産である」ことを感じて欲しいと考えています。
都内では珍しい養蜂家として、子どもたちに貴重な経験の場を提供している塩原さんの今後の活動を応援しましょう。
蜂蜜は多摩養蜂園(矢野口)で購入できます。

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