わがまち稲城2020 須藤泰冴(すとうたいご)さん、松尾茄南(まつおかなみ)さん
全日本の大会で躍進

平尾にある「正伝流空手道中村道場」に通う、須藤さん(稲城第二中学校2年)と松尾さん(同校1年)が、11月に開催された「第13回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」に出場し、須藤さんは中学2年・3年男子57キログラム以上の部で優勝、松尾さんは中学1年女子43キログラム未満の部で準優勝と、優秀な成績を収めました。
この大会は、各種選抜大会を勝ち抜いた選手が出場できる最高峰のジュニア大会です。また今回の大会は、過去最大の1,601人もの選手が出場し、熾烈な大会となりました。

普段は道場での稽古の他に、須藤さんは家族の指導のもと家での練習、松尾さんは、部活動で陸上部に所属し、空手と陸上を両立して日々の練習に励んでいます。
二人は「練習した分、大会などで結果が出た時の達成感が空手の好きなところ(須藤さん)」「才能ではなく、自分の力で強くなれるところが空手の魅力。空手も陸上も楽しむことをモットーとしている(松尾さん)」と空手への思いを語ってくれました。
空手は、東京2020オリンピックで追加種目として採用されましたが、空手がオリンピック種目になるのは初めてのことです。
東京2020オリンピックで行われる空手は、形や寸止めの組手で競う伝統派空手で、二人が取り組む、相手選手に当てて競うフルコンタクト空手とは流派が異なります。
しかし、空手全体の競技人口や、愛好者は世界的にも多く、オリンピックを通じて、今後も発展が期待されています。
最後に今後の目標を伺いました。「一番の目標だった大会で優勝できた。優勝したからには今後は負けられない。来年も優勝できるように稽古を頑張りたい(須藤さん)」「決勝まで行くことができたが、優勝できず悔しい。来年は優勝できるよう、今回の結果を次につなげたい(松尾さん)」と早速、次回の大会に向けて熱い思いを聞かせてくれました。
更なる飛躍を誓う、二人の活躍を応援しましょう。
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