令和7年度「熱中症警戒アラート」の運用開始
環境省と気象庁は、令和7年4月23日(水曜日)から、令和7年度の「熱中症警戒アラート」の運用を開始しています。
背景・目的
近年、熱中症による救急搬送人員、死亡者数が高い水準で推移していることから、環境省と気象庁は、令和3年度から「熱中症警戒アラート」を全国で運用しています。
「熱中症警戒アラート」は、暑さ指数(WBGT)に基づき、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促すための情報です。
令和7年度についても引き続き全国で運用を開始します。
なお、令和6年度より、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による重大な健康被害が生ずるおそれのある場合に「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。
注釈:暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、輻射熱(日差し等)、風等から成る熱中症の危険性を示す指標です。
概要
発表単位
熱中症警戒アラート:全国を58に分けた府県予報区等を単位として発表
熱中症特別警戒アラート:都道府県単位
発表基準
熱中症警戒アラート:発表対象地域内の暑さ指数(WBGT)算出地点のいずれかで日最高暑さ指数33以上と予測した場合に発表
熱中症特別警戒アラート:それぞれの都道府県内の全ての暑さ指数(WBGT)情報提供地点において、翌日の日最高暑さ指数が35以上となることが予測される場合に発表。
発表タイミング
熱中症警戒アラート:前日の午後5時及び当日の朝5時に最新の予測値を基に発表
熱中症特別警戒アラート:前日の午後2時
期間
令和7年4月23日(水曜日)午後5時から令和7年10月22日(水曜日)午前5時発表分まで
詳細
詳細につきましては、環境省熱中症予防情報サイトまたは気象庁のホームページをご覧ください。
発表時の熱中症予防行動
予防行動例
- 不要不急の外出は避け、昼夜問わずエアコン等を使用する
- 熱中症のリスクが高い方(高齢者、子ども等)に対して周囲の方々から声かけをする
- 身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする
- エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則、中止・延期する
- のどが渇く前にこまめに水分補給するなど普段以上の熱中症予防を実践する
情報確認方法
熱中症警戒アラートを確認するために、「個人向けメール配信サービス」や「環境省LINE公式アカウント」などを活用してください。
注釈:登録方法は、環境省熱中症予防情報サイトでご確認ください。

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