わがまち稲城2017　関澤愛莉（せきざわあいり）さん

家族団結で臨む世界で活躍する武道家

稲城第三中学校1年生の関澤愛莉さんは、平成29年8月に日本空手協会第60回小・中学生全国空手道選手権大会（中学1年女子形）、日本空手協会第14回少年世界空手道選手権大会（13歳女子形）でそれぞれ優勝しました。
全国大会には小学3年生の頃から毎年出場しています。昨年の自己最高成績のベスト4を上回り、見事初優勝を果たしました。
今回初出場した世界大会は約30カ国が参加する3年に1度の大会で、ヨーロッパのアイルランドで開催されました。試合では、迫力のある対戦相手を目の前にし、緊張で真っ白になったそうですが、普段の練習を意識して臨みました。特に気を付けたことは、形の決めポイント（力強さ・キレ・止め等の緩急）を意識することでした。

優勝の勝因は家族全員で団結して試合の研究をしたことにありました。繰り返しビデオを見て、体幹を強くする・軸がぶれないようにする・重心を低くする等、話し合いました。家族での会話は空手の話が中心だそうです。
関澤さんは先に空手を始めていた兄に影響され、5歳の頃から始めました。今では、空手の虜になり、週6日で道場に通い練習を続けています。今後については「練習は大変だけど試合に勝つと楽しい、今後も続けていきたい」と話してくれました。
3年後の世界大会でも優勝を目指し、日々厳しい練習を重ねています。世界で活躍する関澤さんを応援しましょう。