男女平等推進フォーラム稲城
イベントカテゴリ: 講座・教室(学ぶ・聞く)
「男女平等推進フォーラム稲城2024」は、開催終了しました。開催にあたり多くの方にご参加いただきありがとうございました。





- 開催日
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令和6年12月1日(日曜日)
- 開催時間
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午後1時30分 から 午後4時45分 まで
- 開催場所
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稲城市地域振興プラザ4階会議室
- 内容
防災意識の向上により、徐々に個人や避難所における災害対策は充実してきたといえますが、実際の避難所生活では、男女のニーズの違いに配慮が欠けており、災害弱者となった人々が理不尽な我慢や危険な環境を強いられる生活を余儀なくされたという報告が数多くあります。
今回は、誰もが未来の被災者になる可能性がある今、女性を含め、災害時に弱い立場に置かれがちな方たちが心身ともに健康でいられるための視点や方法を学び、より多くの問題を解決できる避難所設営のワークショップを行いました。
注釈:詳しくは、男女平等推進フォーラム2024リーフレットをご覧ください。- リーフレット
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タイトル
- 「男女平等の視点に立った防災対策とは 弱い立場の命と健康を守るために」
- 講師
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天童 睦子氏(宮城学院名誉教授・学長顧問、国際ジェンダー学会評議員)
池田 優氏 (稲城市消防本部 防災課 課長補佐)
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スケジュール
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- 第1部 基調講演&稲城消防署職員のお話
- 第2部 ワークショップ
- 開催記録
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第一部では、基調講演として天童睦子氏に実際の被災地現場での体験を交えて「災害女性学」について講義してもらい、平常時に潜む不平等は災害時に暴力や差別として表出するという日常と非日常の連続性や、平常時の不平等を認識・是正し多角的な視点を取り入れることが避難所運営や災害時の支援に大切であることなどを学びました。
また、稲城消防署職員より、稲城市における地域防災計画や自治防災組織についてお話をしてもらいました。第二部では、自分たちが災害で避難してきた想定で避難所設営のシミュレーションをしました。シングルマザー、外国人、障害者や高齢者、子供連れの家族など、さまざまな立場のニーズや心配事を出し合い、それらを解決する為にはどう運営していけばよいか、グループごとに話し合いました。
フォーラム後のアンケートでは「アカデミックな部分と実体験の説得力のある講演にエンパワーされた」「とても分かりやすく聞きやすかった」「稲城市職員から自分の住む町の話を聞けてよかった」などのご感想をいただきました。
「男女平等推進フォーラム稲城」とは
「男女平等推進フォーラム稲城」は、1975年(昭和50年)の国際婦人年を記念して、「子どもらに残すよい社会」をテーマに『稲城市婦人のつどい』として開かれました。
その後、名称を『いなぎの女性のつどい』、『いなぎ女性フォーラム』、『女と男のフォーラムいなぎ』などに変えながら、講演会などの様々な形式でテーマを取り上げ、現在の『男女平等推進フォーラム稲城』になりました。
誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けて、市民で構成される実行委員会により男女共同参画に関する様々なテーマ選びから、講師依頼・打ち合わせや当日の運営・記録集作成などを行っております。
フォーラム記録集バックナンバーについて
これまで実施しましたフォーラムの記録集について掲載しております。
興味のある方はご覧ください。その他にも地域振興プラザ1階の男女平等推進センターにも配架しておりますので、ご覧ください。
2023年 女と男のフォーラムいなぎ2023(第46回)
基調講演「女性の声が反映される政治を目指して 日本のジェンダーギャップ順位125位の衝撃」
糠塚 康江氏
2023年、世界経済フォーラムが毎年発表しているジェンダーギャップ指数において、日本は125位となりました。これは2006年から始まる調査の中で最も低い順位で、特に女性の政治参画が主因となっています。
何故日本では女性の政治参画が進まないのか、一緒に考えてみませんか。
2023年 女と男のフォーラムいなぎ2023
基調講演「パンデミックが浮き彫りにしたジェンダー格差」
飯島 裕子氏
長引くコロナ禍は、社会的に弱い立場の格差や困窮を浮き彫りにしました。これはコロナ禍によって新たに生まれた問題ではなく、もともと存在していた不平等な社会構造が可視化されるようになったに過ぎません。
浮き彫りになった問題とその背景を学び、誰もが生きやすい未来について考えてみました。
2022年 女と男のフォーラムいなぎ2022記録集
リモート講演「¨チーム育児¨ってなーに?」
遠藤 利彦氏
“チーム育児”とは、家庭内のみで育児をするのではなく、子育て支援サービスや地域の人と一緒にする育児のことを指します。
個人ではなく集団で行う育児とはどのようなものなのでしょうか。
2021年 女と男のフォーラムいなぎ2021記録集
映画上映『次は何に生まれましょうか』
トークタイム:野本 梢氏(映画監督)、稲村 久美子氏(作品プロデューサー)
シングルマザーや発達障害など、困難を抱える女性を描いた本作。
本作を上映するとともに、映画監督やプロデューサーをお呼びし、映画にまつわることや注目してほしい部分などをトークしていただきました。
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