食品ロス(フードロス)を削減しよう!
食品ロス(フードロス)とは?
「食品ロス(フードロス)」とは、まだ食べられるのにごみとして捨てられている食べ物のことを言います。
日本では、食料の約6割を海外からの輸入に頼っていますが、年間約612万トン(環境省:平成29年推計値)もの食べ物が廃棄されており、その内訳は約284万トンが一般家庭から、残り約328万トンが食品関連事業者から発生しています。
食品ロスについては、平成27年9月に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットの一つに、2030年までに世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させることが盛り込まれ、我が国では、家庭から発生する食品ロスを「2030年度までに2000年度比で半減する」との目標が設定されました。
「食べものに、もったいないを、もういちど」を心掛け、食品ロス削減の取り組みを実践しましょう!
主な食品ロス削減の取り組み
食品ロスの約半分が家庭から発生してます。
主な原因は以下の3点です。
- 直接廃棄:賞味期限・消費期限が切れて、そのまま捨てられた。
- 食べ残し:食べきれずに捨てられた。
- 過剰除去:調理の時に食べられる部分まで捨てられた。
食品ロスを削減することは、環境はもちろん、家計にもプラスになります。
是非、この機会に実践しましょう!
1 期限表示を正しく理解しましょう!
食品を買うときには期限が長いものを選んでしまいがちですが、すぐに使い切る場合には期限が短いものから選んでみるのはいかがでしょうか。
「賞味期限」
「おいしく食べられる期限」のこと。長期間保存ができる食品によく表示されています。
賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
これを過ぎた食品については、見た目や臭いなどで個別に判断しましょう。
「消費期限」
「食べても安全な期限」のこと。
品質の劣化が早い食品によく表示されています。
これを過ぎたものは食べない方が安全です。
2 「買いすぎない」「作りすぎない」「食べ切る」を心掛けましょう!
安売りをしていて食材を買いすぎたり、冷蔵庫をチェックし忘れて同じ食材を買ってしまうと、食材を使い切れずに廃棄してしまう原因となります。
冷蔵庫や棚など、食品の在庫を確認してから買い物へ行きましょう。
また、買ったものは食べられる量だけ作る、野菜の皮や芯も料理に使う、皮を厚く剥かないなど、少しの工夫で食品ロスは減らせます。
なお、自宅で発生する食品ロスを調べることができるコンテンツとして、環境省・消費者庁が作成した「食品ロスダイアリー」、東京都が作成した「東京食品ロスゼロアクション」を掲載いたしますので、是非、ご活用ください。
詳細については、下記消費者庁及び東京都のサイトをご覧ください。
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7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー (PDF 11.5MB)
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計ってみよう!家庭での食品ロス (PDF 3.4MB)
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東京食品ロスゼロアクション (PDF 4.5MB)
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食品ロス削減について行動する(消費者庁)(外部リンク)
3 フードドライブを活用しましょう!
家庭や事業所で余っている食品を持ち寄り、福祉団体や施設等へ寄附するボランティア活動です。
詳細は、下記ページをご覧ください。
農林水産省では、食品ロスの削減及び廃棄物処理の負担軽減の観点から、未利用食品のフードバンクへの寄附を推進するため、各食品関連事業者からフードバンクに寄附することを希望する未利用食品の情報を集約し、全国のフードバンクに対しこれらの情報を一斉に発信する取組を行っております。
未利用食品の処理にお困りの方は、以下の農林水産省のホームページをご参照ください。
4 「3010(サンマルイチマル)運動」を実践しましょう!
「3010(サンマルイチマル)運動」とは、飲食店での宴会や会食時に、最初の30分と最後の10分は自分の席で食事をし、食べ残しを減らそうという運動です。
また、消費者庁・農林水産省・環境省が「外食時のおいしく「食べきり」ガイド」を作成しましたので、下記のとおりご案内いたします。
是非、ご活用ください。
参考
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