消火器の適正な維持管理・点検・廃棄等について

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1012045  更新日 令和7年3月13日

印刷大きな文字で印刷

古くなった消火器の事故にご注意ください!

古くなって腐食が進んだ消火器を操作したことにより、消火器が破裂してケガをしたり死亡したりするなどの重大な事故が国内で発生しています。変形や損傷がある古い消火器はむやみに触らず、消火器メーカー又は消火器販売業者等にご相談ください。

1 日頃の点検

耐用年数にかかわらず、消火器に腐食や損傷、変形などがあるときは注意が必要です。設置されている消火器は次のような点に注意して点検をしましょう。

2 置き場所

湿気が高い場所や直射日光が当たる場所、火気器具の近くは避けましょう。

目につきやすく、いざという時にすぐ使用できる場所に置きましょう。

転倒しないように注意してください。

3 廃棄方法

不要となった消火器は市の一般ごみとして回収することはできません。

消火器の処分は社団法人日本消火器工業協会が地域の販売代理店(特定窓口)と協力してリサイクルを行っていますので、お近くの窓口へお問い合わせください。

株式会社消火器リサイクル推進センターのホームページからお近くの販売店を探すことができます。

適正な維持管理・点検・廃棄等

消火器の破裂事故は、保守管理が不十分であったことにより経年に伴って腐食が進んだものを操作、廃棄処理等する際に主として発生していることから、適切な維持管理・点検・廃棄等の情報について表示を充実させ、点検内容についても見直しを行い、安全対策を図りましょう。

点検基準が変更になりました(平成23年4月1日施行)

  • 蓄圧式の消火器の内部及び機能点検の緩和(表1参照)
    (製造年から3年毎の点検を、5年毎へと緩和するもの)
  • 10年経過した消火器等に耐圧性能点検(水圧点検)の追加(表1参照)

注釈: 施行日以前に防火対象物に設置され、製造からすでに10年経っている消火器の耐圧性能点検は、施工後3年間は、外観点検において腐食がなければ抜取方式により実施することが出来ます。3年で全数の確認が終了するよう概ね均等に製造年の古いものから抽出します。(表2参照)

イラスト:点検サイクルシミュレーション
表1
イラスト:型式失効と水圧試験シミュレーション
表2

蓄圧式消火器と加圧式消火器について

イラスト:蓄圧式消火器

蓄圧式

本体容器内には消火薬剤と放射圧力源となる窒素ガス(または圧縮空気)が蓄圧されています。レバーの操作によって消火薬剤がノズルより放出されます。
常に本体容器に圧力がかかっているので、操作したときに圧力が加わることがなく安全といわれています。

イラスト:加圧式消火器

加圧式

消火器のレバーを握ることにより加圧用ガス容器内のガスがガス導入管を経由して消火器全体に広がり、サイホン管からホースを通って消火薬剤がノズルより放出されます。
常日頃は本体容器に圧力がかかってなく、操作したときに急激に高い圧力が加わるので、容器にサビや腐食、キズのあるものや、万一消火剤が、つまった場合は破裂の恐れがあります。

一般家庭について

  • 注釈: ご注意ください
    一般家庭用の消火器については、上記の新規格への適合及び耐圧点検等の義務はありません。
    巧みな話術で、高額な消火器の訪問販売や点検を行う業者があります。
    • 「消防署の方から来ました。」と消防職員などを装って消火器の設置を迫り、不当に高額な商品や粗悪な商品を売りつけます。
    • 「あなたの家の消火器は、今の基準に適合していません。」
    • 「この消火器は、定期点検がされていませんので、新しいものに取り換えなければいけません。」
  • 注釈: このような言葉にはご注意ください!
    • 「あやしいな!!」と思ったら絶対に押印やサインをしないでください。契約や購入をした場合は、必ず契約書、納品書及び領収書を保存してください。
    • 強引な営業や、購入に関して疑問や不安を感じたときは、消防署や消費生活センターに連絡してください。

消火器を廃棄する場合

  • 当市では、消火器は一般ゴミとして収集しておりません。
  • 消火器の処分は(社)日本消火器工業会が地域の販売代理店(特定窓口)と協力してリサイクルを行っていますので、お近くの窓口へお問い合わせください。
  • 株式会社消火器リサイクル推進センターのホームページからお近くの販売店を探すことができます。

ご質問、問い合わせについて

稲城消防署予防課査察指導係
電話 042-377-7119(内線28・29)

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?


この欄に入力されたご意見等への回答はできません。また、個人情報等は入力しないでください。

このページに関するお問い合わせ

稲城市 消防本部 予防課
〒206-0802 東京都稲城市東長沼2111番地(稲城消防署)
電話番号:042-377-7119 ファクス番号:042-377-0119
稲城市 消防本部 予防課へのお問い合わせ