わがまち稲城2022　千葉美涼（ちばみすず）さん

第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会で3つのメダルを獲得！

全国大会で念願の初メダル

稲城第三小学校5年生の千葉美涼さん（11歳）は、令和4年8月22日から26日に東京辰巳国際水泳場で開催された第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会で、10歳以下の部女子50m自由形第2位、50m背泳ぎ第3位、50mバタフライ第3位という素晴らしい成績を収めました。この結果に千葉さんは「とても嬉しかった。やっとメダルが取れたという達成感があった」と振り返っています。
この全国大会は夏と春の年2回開催され、千葉さんはこれまで3回出場しています。昨年夏に出場した大会では、決勝に進むことができず悔しい思いをした千葉さんは、今年の春の大会では決勝に進む、夏の大会ではメダルを取るという目標を立てました。そして、目標通り、春の大会では出場した3種目全てで決勝に進出し、夏の大会では出場した3種目全てでメダルを獲得しました。千葉さんに目標を達成した時の気持ちを伺うと、「目標を達成でき、出場した全ての種目でベストタイムを出せたのがとても嬉しかった」と語ってくれました。一方で、「夏の大会で予選を1位通過した50m自由形が、決勝では2位になってしまったのがすごく悔しかった」と悔しさを滲ませる場面もありました。

千葉さんは生後7カ月から水泳を始め、現在はアクラブ稲城で週4回練習に励んでいます。 水泳が大好きという千葉さん。 皆で泳いだり、きつい練習も皆で励まし合ってできるところが水泳の楽しいところだそうです。

コーチも期待を寄せる逸材

千葉さんを指導する高谷コーチは、「頑張るぞという時に人一倍頑張ってくれる選手。コーチが求める以上のパワーを発揮してくれるので、いつもこちらが驚かされる」 と千葉さんの強さの秘訣を教えてくれました。また、今後についても「年齢が上がると出場できる種目が増えるので、色んな種目にチャレンジして欲しい。そして、様々な経験を積んで、全国大会で活躍して欲しい」と千葉さんへの期待を語っています。最後に、千葉さんに今後の目標を伺いました。「年齢が上がって出場種目が増えても、また表彰台に登りたい。そして、金メダルを取りたい」。大好きな水泳について笑顔で楽しそうに語る姿が印象的な千葉さん。今後の更なる活躍から目が離せません。