帯状疱疹予防接種(任意接種)の費用助成

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ページID1003266  更新日 令和7年4月1日

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令和7年4月1日から帯状疱疹予防接種(任意接種)費用助成事業の対象者が変更となります。

稲城市では、帯状疱疹ワクチンの任意予防接種について、接種費用の一部助成を行っています。
なお、帯状疱疹ワクチンは令和7年4月から予防接種法に基づく定期接種となります。定期接種化にともない、令和7年度の任意接種の助成については、対象者が令和6年度までとは異なりますので、ご注意ください。(詳細は下記より確認してください。)
また、任意予防接種は、予防接種法に基づかない予防接種となっており、ご本人の希望により接種を受けるものです。接種を受けるかどうかは、接種医と相談し、その効果とリスクを理解したうえでご判断ください。

 

令和7年度帯状疱疹予防接種(任意接種)の費用助成について

助成内容等は、以下よりご確認ください。

対象者

接種日時点で以下の条件を全て満たす方

  1. 稲城市に住民登録のある方
  2. 50歳から64歳の方
  3. この帯状疱疹ワクチン任意接種の助成を一度も受けたことがない方

 注釈:上記の条件2に該当する方でも、下記の方は定期接種の対象となります。 

  •  64歳の方で昭和 35 年4月2日から昭和 36 年4月1日生まれの方
  •  60 歳以上 65 歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度 の障害を有する方

 

助成期間(令和7年度)

令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)

助成回数および金額

次に掲げるどちらか一方のワクチンについて、接種費用の一部を助成します。
指定医療機関が設定したワクチン接種費用と助成金額の差額を、指定医療機関へお支払いください。

助成回数・金額
  ワクチンの種類 助成回数 助成金額
1 生ワクチン(ビケン) 1回まで 4,000円
2 不活化ワクチン(シングリックス) 2回まで 1回につき10,000円
  • 注釈1:費用助成を受けられるのは、生涯に1度(生ワクチン1回または不活化ワクチン2回)限りです。
  • 注釈2:生活保護受給者等への自己負担免除はございません。
  • 注釈3:予診のみの方は助成の対象から除きます。
  • 注釈4:1回目接種から2か月の間隔をおいて、2回目の接種が必要です。なお、当該方法をとることができない場合でも、1回目接種から6か月までに2回目の接種を完了することが望ましいです。

助成方法

  1. 「費用助成に関するお知らせ」と「助成券(兼接種予診票)」は、市内指定医療機関に設置いたします。ご予約の上、直接指定医療機関へ来院してください。
    注釈:市への申込みは必要ありません。
  2. 指定医療機関において、「費用助成に関するお知らせ」をよく読み、「助成券(兼接種予診票)」に必要事項を記入し、本人確認書類を窓口で提示してください。なお、2回目の接種の方は1回目の接種の履歴がわかるもの(帯状疱疹予防接種済証等)を必ずお持ちください。
  3. 指定医療機関が設定した接種費用と助成金額の差額を指定医療機関へお支払いください。

実施場所

稲城市内の指定医療機関(下記のとおり)

注釈:やむを得ない事情により、市外の医療機関での接種をご希望の方は、事前に申請が必要となりますので、保健センターまでお問合せください。なお、市外接種に関するお問い合わせは、助成開始日以降にお願いいたします。

ワクチンの種類

接種できるワクチンは次に掲げる2種類があります。

  種類 名称 接種回数
1 生ワクチン 乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」 1回
2 不活化ワクチン シングリックス筋注用

2回(1回目接種から、2か月の間隔をおいて2回目接種)

注釈:当該方法をとることができない場合でも、1回目接種から6か月までに2回目の接種を完了することが望ましいです。

注釈:帯状疱疹に罹患するリスクの高いと考えられる方は、医師の判断によって、1回目接種から2回目接種までの間隔を1か月まで短縮することができます。

接種を受けるにあたっての注意事項

稲城市内の指定医療機関で、「助成券(兼接種予診票)」と合わせて、「【任意接種】稲城市帯状疱疹予防接種費用助成のお知らせ」をお渡しします。事前にお読みいただき、予防接種の必要性や副反応について十分理解し納得したうえで、接種を受けてください。

他のワクチンとの接種間隔

  • 生ワクチンを接種する場合は、他の注射生ワクチン(麻しん風しん等)との接種間隔を27日以上空けることが必要です。
  • 不活化ワクチンは医師が特に必要と認めた場合には、他のワクチンとの同時接種が可能です。

予防接種による健康被害救済制度について

本事業における帯状疱疹ワクチン予防接種は予防接種法に基づかない接種(任意接種)として取り扱われます。この予防接種によって、入院を必要とする程度の疾病や、日常生活が著しく制限されるほどの障害などの健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による「医薬品副作用被害救済制度」に基づく救済の対象となります。その他、「全国市長会」の予防接種事故倍賞補償保険が適用される場合があります。まずは、稲城市健康課(保健センター)へお問い合わせください。

帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹とは(東京都保健医療局HPより)

帯状疱疹は、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患です。水疱が見られる2から3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2から4週間で皮膚症状がおさまります。
子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。

予防と治療(東京都保健医療局HPより)

予防としては、できるだけ健康的な生活習慣を保つことが大切です。食事のバランスに気をつけ、適度な運動と十分な睡眠を心がけましょう。さらに、50歳以上の方については、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。
治療の中心は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。より早期の投与が効果的といわれていますので、痒みや痛みのあとに水疱が出現したりしたときは、できるだけ早く受診しましょう。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。

名称
(ワクチン製造メーカー)
種類 対象 接種回数 費用 接種方法

発症予防効果(接種後1年目)

持続性
乾燥弱毒生水痘ワクチン
ビケン(阪大微研)
生ワクチン 50歳以上(免疫不全者、免疫抑制治療を受けている者を除く。) 1回 8千円程度 皮下注射 62.0から68.7% 5から10年程度
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
シングリックス(GSK)
不活化ワクチン 50歳以上 2か月間隔で2回 2万2千円程度×2回 筋肉注射 97.7% 10年以上

(参考資料)

厚生労働省ワクチン分科会資料、ワクチン取扱説明書、添付文書、東京都保健医療局HP

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このページに関するお問い合わせ

稲城市 福祉部 健康課
〒206-0804 東京都稲城市百村112番地の1(稲城市保健センター内)
電話番号:042-378-3421 ファクス番号:042-377-4944
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